尾瀬【大清水BS→尾瀬沼→尾瀬ヶ原→鳩待峠BS】
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スーゼ
体力度について
- GPS
- 10:03
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 862m
- 下り
- 479m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:56
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
http://www.kan-etsu.net/publics/index/17/ ■大清水〜一ノ瀬間の低公害車両試験運行 http://www.pref.gunma.jp/01/e2300319.html ■関越交通 戸倉〜鳩待峠乗合バス http://kan-etsu.net/publics/index/43/&anchor_link=page43_246#page43_246 ■関越交通 上毛高原駅〜沼田駅〜老神温泉〜鎌田〜鳩待峠行バス連絡所〜大清水・丸沼高原スキー場 http://kan-etsu.net/files/lib/5/47/201403071854151416.pdf |
写真
■写真1 - 大清水BSバスを降りたら真っ暗で、慌ててヘッデンを点けます。
降りた乗客は僅か。駐車場もスカスカだったように見えました。
拍手バスを降りたら真っ暗で、慌ててヘッデンを点けます。
降りた乗客は僅か。駐車場もスカスカだったように見えました。
初めての地なのに暗闇とか怖すぎます。
取り敢えずGPSを頼りに歩くことにしました。
真っ暗で写真が撮れずにワープしてきました。
ぐんまちゃん仕事してますねぇ。
早朝の森の中、念のために熊鈴を鳴らしながら歩きます。
適度な傾斜ですが、睡眠不足で身体が重い…。
地味に本日の最高地点、三平峠を通過します。
あとは尾瀬沼まで一気に標高を吐き出すのですが、濡れた木道は滑るので注意です。
んー、朝の湖畔の感じですね。
思ったよりもガスが濃いかな？
が、少し歩くと対岸には燧ヶ岳の姿が！
湖面に近づけないので逆さ燧ヶ岳が撮れず残念です。
この時期の主役、コオニユリ。
色鮮やかさではニッコウキスゲに負けていません。
朝日を浴びて湯気が立ち込める草原。
他にも立ち寄りたいところはあれども、日帰りなので先へと進みます。
オゼイトトンボ？
関東では見られない、綺麗な水色と黒のツートンです。
キンコウカ。
小さい花ですが、東電小屋の周辺では黄色い絨毯を作り上げていました。
ここで尾瀬沼も終わり。尾瀬ヶ原に移動します。
北方には燧ヶ岳がよく見えるロケーションでした。
そして、尾瀬沼。
もし泊まるなら原より沼のほうがいいかな。早朝散歩とか楽しそうです。
途端に尾瀬らしからぬ様相に変わります。
下り基調で楽ですが、スリップには注意が欠かせません。
何だろう。ヒメネズミ？
小さい割に近寄っても逃げません。
アニメに出てきそうなデフォルメされた身体。
可愛いなぁ。
そうこうしているうちに尾瀬ヶ原です。
夏なので、すっかり草原ですね。
コバギボウシ。
全国的に見られる野草ですね。
ここの鐘だけ音の響きが鈍いような…。
これだけ人が往来するエリアに熊が出るのは驚きです。
竜宮が近くなると沼地が出始めました。
雲と青空が反射して夏の景色ですね。
ニッコウキスゲ。
ピークは過ぎましたが、辛うじて咲いている株が散見します。
振り返って燧ケ岳。
見晴からだと、ずっと至仏山を正面に見ることになります。
ヒツジグサ。
未の刻に咲くらしいですが、日中ずっと咲いてる説も。
最後の逆さ燧ケ岳…は失敗に終わりました。
尾瀬のシンボルとも言えそうな、堂々とした山容です。
昼時だからか、賑わっていました。
ここで飲料水を補給します。冷たくて美味しい。
鳩待峠への道は全般的に木道です。
確かに、多量の観光客を無闇に歩かせたら荒地になってしまいます。
クワガタ見たの何年ぶりだ…。
尾瀬は自然に溢れています。
登りで終わるのが特徴的な登山口。汗だくです。
手前は食堂、奥は土産物屋。裏手に洗い場とトイレ。
缶も売っていたけど…やっぱ生っしょ！
無事に下山した後の生ビールは格別です。
感想
今回は珍しくピークハントでなく、トレッキングです。
僅かにシーズンを外れた尾瀬行きの夜行バスは、ほぼ満員の盛況ぶり。
イビキ対策を忘れたため、ちょっと寝不足でフラフラしながら大清水に降り立ちます…。
■大清水BS→尾瀬ヶ原
夜行バスは予定より早く3:30頃に到着しました。
一ノ瀬まで低公害車という選択肢もありますが、徒歩でも間に合う計画なので使いません。
途中、旧道との分岐が2回あります。
林道歩きに飽きたら、旧道にスイッチするのも良いですね。
旧道は一ノ瀬まで整備済みの旨の案内板が建っています。
前半は旧道を使いましたが、後半はいきなり下りで気が乗らず林道を使いました。
一ノ瀬から登山道が始まるので、取り敢えず朝食です。
後で知ったのですが、大清水は下山路として使われることが多いので、ハイカーは少なかったです。
尾瀬沼まで崩壊した木道が散見する、ちょっと荒廃したような雰囲気の印象でした。
木道は片側一車線なので、選んで歩けば支障はありません。
早朝の尾瀬沼は濃い霧が立ち込めて、山小屋ではなかなか見れない湖畔の雰囲気です。
写真を撮るなら、いい光景が撮れそうな気がします。
沼尻まで、遠回りの長蔵小屋経由を選択します。
この頃から、小屋泊まりの人たちが活動を開始するので賑やかになります。
沼尻の休憩所で2回目の朝食です。
睡眠不足なら、なおさらシャリバテは回避しないと。
尾瀬ヶ原までは白砂峠を経由します。
鳩待峠から大清水を目指す人が圧倒的に多く、離合ラッシュでした。
この区間は尾瀬らしからぬ、木道が未整備の登山道です。
スニーカーとかで来ると、苦戦を強いられるでしょう。
見晴まで下りてくると、各々の山小屋がランチメニューに力を入れているのが垣間見えます。
カフェが優勢でしょうか。この日は弥四郎小屋のベンチを借りてランチにします。
■尾瀬ヶ原→鳩待峠BS
竜宮が花の時期を過ぎているかもと思い、東電小屋経由にします。
どちらが良かったとか分かりませんが、竜宮より行き会う人が少ないのは確かだと思います。
尾瀬沼と尾瀬ヶ原の周囲はトイレが充実していますね。
1時間以内の範囲には設置されている印象です。
木道によって地面より高い位置を歩くことになるので、花を見下ろす構図になりがちです。
そうすると、撮影時は木道に座ったり寝転がったりとアクティブな体制になってしまうので、それも恥ずかしいのですが…。
草が生長して草原のようになった尾瀬ヶ原を、2時間ほど掛けて山ノ鼻まで歩きます。
前方正面には至仏山、振り返れば燧ヶ岳と、贅沢なロケーションでした。
鳩待峠まで木道が整備されていて、流石は観光立国と感心します。
疲れた身体で休みながらでも、標準CTを余裕で上回ることが出来ました。
午後の早い時間帯には、尾瀬ヶ原に泊まる人たちと離合ラッシュが発生して、挨拶で息が切れます…。
例えば、向こうが4人PTでABCDの順で連なって歩いてきたときですが。
�＼萋�Aがすれ違いざまに突然「こんちはー」と挨拶する。
��俺、条件反射で「こんちはー」と挨拶する。
��その時には目の前に迫っていたBが自分に挨拶されたと思い「こんちはー」と…。
�し覿鼻�Dまで1人ずれたままの「こんちはー」を強いられる。
こんな事を鳩待峠まで延々と繰り返していた気がします。
鳩待峠休憩所の裏手にある水場で靴の汚れを落としたら、お約束の生ビールです。
バスと同額の乗合タクシーが随時運行しているので、一息ついたら戸倉へと降ります。
戸倉までの乗車券は鳩待峠で購入できます。バスと乗合タクシー共通です。
戸倉から沼田駅、上毛高原駅へはPasmoなど使えずニコニコ現金払いなので注意です。
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