祖谷から前医王、豊吉川、白兀山、大池平


- GPS
- 06:35
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス | 金沢からr27で法林寺温泉を越えて最初の信号をイオックスアローザ方面に向けて右折します。祖谷集落で山側に少し登ると基幹林道医王山線に突き当たり、立派な登山口表示と数台停められる駐車スペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・祖谷から前医王山、国土原展望台:整備はよくされているのですが、ちょくちょくえげつない急登が現れます。ロープに感謝しながら登ります ・豊吉川渡渉ポイント〜ナカオ新道渡渉ポイント:春には水量が多く渡渉するときにも濡れないよう注意が必要な豊吉川ですがこの時期は水量が少なく踏破できました。一旦「トンビ岩」の看板に従って登り川沿いをしばらくトラバースした後、登山道が稜線に向かって登り始めるところで川に降りる踏み跡を辿り、素行を始めます。基本石の上を辿って遡行しましたが、水量自体も靴の半分くらいの所が多かったのでほぼ問題なかったのですが、1か所左側を高巻き(って程でも無かったですが)してやり過ごしたポイントもありました。石は滑るので注意は必要ですし、正規のルートではないのでケガをした場合誰も通らない可能性が高いので、自己責任で ・ナカオ新道:渡渉ポイントから稜線まではかなりの急登です。この日は少し湿っていたので下りでは使わないほうがいいかなあ、っていう状態でした ・それ以外の登山道:全く問題なし |
写真
感想
今年の紅葉は時期の早い標高の高い所は例年より遅れがちでしたが、10月中旬くらいからの紅葉前線の下降スピードは速いようで、そろそろ医王山の紅葉も良さそうと思い行ってみました。今回はいつもと反対側、福光の祖谷から前医王を踏破しカニヨコは後回しにしてナカオ新道から白兀山からの大池平、というコースを選択。
で、結果はサイコー!って感じでしたわ。祖谷からの前医王は2度目なのですが、相変らずの急登が続く厳しい道でしたが、紅葉真っ盛りの東斜面に日の当たる午前中。急登も物ともせず快適に登れましたw
そしてこの日の初チャレンジは豊吉川の遡行です。豊吉川渡渉点からカニヨコを回避してトンビ尾根に登る道までに「正規ルート」として豊吉川を歩いた際に、「水量が少ないから行けるんじゃないか?」と思いつきました。ヤマレコで何回か見たこのルート、春先には水量が多く沢靴くらいは必要そうだったのですが、今回は何とかなりそうなのでとりあえず行けるところまで行こうと、チャレンジ。
水量が少ないので基本的には石が水面から顔を出していて、その上を歩いていく感じでOK。途中狭く深くなっているところが3か所。1か所は何とか手を伸ばして岩を掴みクリア。2か所目は左に軽い藪漕ぎでの高巻きでクリアでき、3か所目はナカオ新道との合流点手前で、直ぐ右上のナカオ新道に合流でクリアできました。かねてから気になっていたチャレンジを達成できて満足です。
ナカオ新道は序盤かなりの急登で、この日はちょっと湿っていたため足場も悪く、下りでは選択しないほうがよさそうでした。稜線に出てからは二又の豊吉川の上から黒瀧山や大池平方面の眺望も開けます。
山頂の白兀山はおまけ位の感じで、この日のメインイベントの大池平へ。覗乗越からの下山中に見えたトンビ尾根の紅葉は真っ盛りな感じでテンションダダ上がりでしたが、いつもよく映す大池は強風のためあまり映してくれず。午後になり雲も増えて太陽も隠れ、休憩しながら断片的に日が差すタイミングを狙って写真を撮ります。奇跡的に風がやんだ瞬間にちょっとリフレクションも捉えられました。まあ御の字でしょう。
一般的には「金沢の里山」くらいの認識の医王山ですが、岩場あり滝あり沢あり眺望あり、 コースも山ほどあって組み合わせも無限にあるめちゃめちゃ楽しい山域です。まあ、山頂の眺望だけがショボいので「素人」には物足りないのでしょうが、山好きにはもっと浸透して欲しいですね。
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