◆甲武信ヶ岳◆ リハビリは続く...(毛木平ピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
山頂着 12:58
(山頂まで所要3時間58分=休憩・撮影の20分含む)
山頂発 14:27
(山頂で時間を食っている理由は「感想」を参照願います)
駐車場 18:27
(下山所要時間4時間00分:登りより時間がかかっている理由は「感想」を参照願います)
天候 | 出発時快晴→山頂付近は不安定/薄晴れ・にわか雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
毛木平(もうきだいら)無料P Pはキャパ60台位?(午前8時半で余裕あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭で、迷いポイントはありません。 ただ、荒れた感じの道が多く、歩きにくい所が多いです(ま、他にもこういう山は多いけどね、という程度ですが)。 危険というほどではありませんが、慎重を要する箇所が何か所かあります(特に下り)。 虫が非常に多いです。 駐車場の気温25℃(午前9時前) (体感温度は30℃?) 山頂の気温 推定18℃(午後1時) (雲が多くなり涼しかった) 飲んだ飲料 1.5L(私は水はあまり飲まないほうです) とにかく、コースが長いので、(日帰りの場合)それなりの覚悟が必要だと思います。 |
その他周辺情報 | トイレはPにあり。 ※ただし手を洗う水道が止まっているので、下山後タオルを濡らして汗を拭こうと思ったらできず、ガクッ。 登山ポストはトイレのところに。 携帯電波: 山頂 アンテナ1本〜時々圏外 山腹 ずっと圏外 P付近 アンテナ1本 (私はauなので、ご参考までに) |
写真
ちなみに、なめ茸は大好物です(スルー願います)。
コースの至るところ、マイナスイオンが飛び交っていました(見えませんってw)。
※後日訂正:スミマセン、なめ滝はこれじゃないみたいです。隣に正しい画像を追加しました。
このガレ場の下り、来る時は良かったんだけど、帰りはちと嫌な予感が。私事ですが安達太良での滑落が完全にトラウマになってます。
安達太良のトラウマを「アダトラ」と呼ぶそうです(嘘)。
感想
百名山で、奥秩父の重鎮的な存在である甲武信ヶ岳。
悪くはない山だと思いますが、好みが分かれるかもしれませんね。「地味な山だなあ」というのが私の感想です(注)。
絶景ハンターには、物足りないと思います。北方面は、甲武信自身より高い三宝山に隠れて見えません。東と南東方面(甲武信小屋方面)は樹林のため見えません(小屋のほうに降りたら見えるかは確認してません)。
登る道中も全て樹林帯で、展望は全くありません(毛木平コースの場合)。
(注)(その後の加筆): 山頂から見える範囲は360度のうち190度くらい?ですが、甲武信の過去レコによるとそれでも晴天時には絶景のようです。今回も山頂の天気次第では私の印象もまた違ったことでしょう。
個人的には、千曲川源流のあとの尾根伝いの道と、山頂直下のガレ場の雰囲気が、とても気に入りました。
また、コースの半分以上は沢沿いに進むため、滝や樹林帯と併せ、「マイナスイオン」たっぷりという感じです。真夏の登山には涼しくていいかもしれません。
それと、千曲川源流の水は大変おいしかったです。空きPETボトルにすくい入れ、その後の飲料にさせてもらいました。冷蔵庫に入っていたのか?ぐらい冷たくてびっくり。
市販の「天然水」と飲み比べたら、市販のものがまずく感じました(マジで)。
毛木平コースは、甲武信ヶ岳のコースの中では、比較的楽な方だと思いますが、それでも歩行距離は十分長く、Pからの標高差も1000M強あるので、「上級向けの山に向けてのトレーニング」に持ってこいかも知れません。
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この週末は会津駒・巻機山・武尊山のどれかに登るつもりでした。ところが前日、天気予報を見るといずれもアウト。うーん仕方ない、また筑波山でトレーニングかなと、早寝はせず普通にテレビなど見ていました。
ふと思い立って、金峰山や甲武信ヶ岳の予報を見ると、晴れマークのみ。おー、奥秩父はかなり天気よさそう・・よし、行ってみよう!
金峰山はPも山も混みそうなので避けて、甲武信ヶ岳に決定。慌てて支度して寝たのが11時半。目覚ましは4時に設定。
山麓の毛木平に着いたのは8時半(これがそもそも遅かった)。
登りは千曲川源流経由〜下山は三宝山・十文字小屋経由、という計画ですが、果たして・・。C/Tが9時間ぐらいなので、日帰りにはギリチョン(←死語?)かな。18時に帰還できれば十分明るいけど・・(一応ヘッデンは携行)。
結論から言うと、甲武信の山頂から三宝山・十文字小屋方面に周回しかけたものの、20分ほど下った地点で引き返しました。
実は山頂で出会ったベテランの方と山談義に花が咲き(楽しかったです、ありがとうございました)、ランチ休憩15分の予定が40分に。それで時間が押し過ぎていたのが撤退の一番の理由ですが、そもそも他の登山者が誰もいない(たぶん)なか、単独で知らない道を行ったら何があるか分かりません。
しかも急斜面や鎖場が何か所かあり、アップダウンも多いコースのよう(by持参のガイド本)。体力・技術的にもどうかなと。安達太良で滑落したことで、少し自信も失っている気がします。
結局甲武信の山頂に一旦戻りピストン下山となりましたが、下山途中から足が痛みだしたので、結果的に、撤退は正解でした。
安達太良でケガした脚は、表面のキズや打撲はほぼ完治しましたが、治りかけになって今度は別の痛みが。スネの脇の腱を痛めていたことが判明。
それまではキズそのものの痛みに隠されていたようです。
今回も登り始めから少し違和感はあったのですが、最後にきてだんだん痛み(というか痛ダルい感覚)が増してきました。ゆっくりしか歩けず、下山のコースタイムが登りよりかかってしまいました。
これで周回コース、強行していたら大変なことになっていたかも・・
【今日の教訓】無理めの計画は、「無理め」ではなく「無理」である。
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コメント
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福山tsukadonさん、こんにちはー。
およ、甲武信ヶ岳に登られたのですね。
毛木平からは3年前の冬に登りました。
川が溢れたものがそのまま凍っていて、スケートリンク状態で滑りそうで怖かったことを覚えています。
山頂からの眺めですが、冬晴れだったせいもあってかとても眺望良かったんですョ。
富士ももちろん見えますし、八ヶ岳も南アも見えました。
雲が邪魔してなければ見えたかもしれませんね〜。
足のリハビリも着々と進んでいるようですが、まだ痛みがあるとのこと。
まだ無理は禁物ですよ〜。
mizutamari さん
水田マリさん? 福山です(笑)。
いつもコメントいただき、本当にありがとうございます。
冬の甲武信に登られたんですか、さすがですね。早速、当時のレコ拝見しました。
あちゃー、すごい絶景じゃないですか! 悔しいなぁ(笑)
特に、甲斐駒と白峰三山が一番残念です。
今回、山頂に着いた時点で遠景はほとんど雲だったんで、一瞬で展望はあきらめてしまいました。ひょっとしたら見落とした山があったかもしれません。これからはどの山に行くときも、事前にmizutamariさんの過去レコで「眺望」をチェックさせていただきます。
行きの中央高速を走行中にも、ちょうど甲武信と富士山を結ぶ線上の地域が(そこだけ)曇っていたので心配していたのですが、富士山が見えなかったのだけは確かです。ベテランの方が「本当はこっちに富士山が見えるはずなんですけど」と言っておられましたので。
私は山行の目的の8割が絶景追求なので、天下の甲武信様に対して辛口の評価になってしまったのは否めません。
ケガのことをご心配いただき、恐縮です。
まぁ、ぼちぼちでんなあ。日常生活には殆ど影響ないので、大丈夫です。
「小姑」w。むかし、小姑にひそかに憧れていたのを思い出しました(笑)。
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