次女(仮)と霧降高原のニッコウキスゲを堪能


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 681m
- 下り
- 667m
コースタイム
霧降高原駐車場6:40ー階段最上部7:23ー焼石金剛8:15ー
8:56赤薙山9:01ー11:20霧降高原駐車場
登り階段はキスゲと雲海を愛でながらゆっくりと歩いています。
下りはうちの次女は相当苦手なようです。おそらく標準タイムの倍くらいかと。
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
霧降高原第3駐車場利用。 ハイキング・登山などである程度長時間の駐車になる場合は第3利用が原則です。 下山時(12時前後)は駐車場は一杯で入場待ちの行列が出来ていました。今度の週末に行かれる方は早めのスタートをお勧めします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[駐車所からキスゲ平まで] 階段の整備っぷりは完璧です。ハイヒールでも踏破可能。ビーサンなら楽勝です。満開の地点は大分上部の方になっています。台風の影響がどうなのかわかりませんが、今週末までかなと思います。 [キスゲ平から赤薙山] 濡れた粘土質の地面が結構滑ります。こけても大事には至りにくいかと思いますが、お尻に泥を付けたくなければ下りは慎重に。また、そこそこ痩せ尾根の部分もあるので余所見はほどほどに。 下山後はsajunさんの日記で拝見して以来狙っていたラーメン店「鳴門」へ。 カレーサルサつけ麺を頂きました。昼の部に間に合ってよかったです。 お風呂は宇都宮市内の「ベルさくらの湯」へ。仮眠設備が整っており、お気に入りです。 |
写真
感想
●●ニッコウキスゲ狙いで霧降高原へ●●
昨年の皆様のレコを拝見して、霧降高原のキスゲのピークは7月初旬から中旬とアタリをつけていました。次の週は別件の用事があるので、今回を逃すと次のチャンスは7月20日です。見頃を逃してしまうかも知れません。そこそこの天気予報に期待をかけて久しぶりに次女(仮)を連れて霧降高原を訪問して来ました。天気予報に確信がなかったので「強くは勧めないよ」と言っておいたにもかかわらず、午前2時という集合時刻に怯むこともなく、次女(仮)もやる気充分でした。
★今のうちに注釈を
次女(仮)とは私とは血縁関係は全くない、ウチの会社のアルバイトのお嬢さんです。
成田から日光は一般道で行き易いですね。夜中なので混んでいる所もなく順調に進行。朝早すぎるとキスゲがまだ開花していない可能性があり、時間調整が必要かと思ったのですが、いい感じに晴れてきました。霧降高原に向かっている途中から「今日はアタリだな」と確信し、気分が盛り上がってきました。
●●午前6時台の駐車場はまだガラガラでした●●
十分にリサーチして、この時期が霧降高原のニッコウキスゲのピークだと狙ってやってきたのですが、前後を走る車もなく、駐車場もガラガラです。「あっれ〜、やっちまったか?まだ早すぎたのかな?」。しかし車を降りてキスゲ平方面の斜面を見やるとその懸念は一掃です。遠目にも黄色い花がたくさん咲いているのがわかります。
「うひゃひゃひゃ、俺の勝ちだな」。誰と勝負してるわけでもありませんけど、ニヤリとほくそ笑みます。念の為、朝のお勤めを気休め程度に済ませ、早速登り始めます。キスゲ平だけでは物足りないので、赤薙山まで行くプランにしてありますが、それでもいつもよりかなり短い行程なのでペースを上げる必要はありません。ゆっくりとキスゲを愛でながら…と考えつつも上部の方がたくさんのキスゲが咲いているのでついつい先へ進んでしまうのですが…。
●●雲海とキスゲのパラダイス●●
駐車場が空いてるからにはコース上もまだガラガラです。自分たちのペースでキスゲを楽しんだり、振り返って雲海にため息をついたりしながら良い機嫌で登っていきます。ここの階段は整備万全なので足腰に負担なく登ることが出来るので楽ですね。心肺機能はまた別問題ですけど…。登山に関心のない方でもここは楽しめると思います。
途中から次第にガスが上がって来ましたが全然OKです。充分に堪能させてもらいましたから。階段を登りきってお終いにしてしまうと物足りないので、赤薙山を目指します。昨年次女(仮)に買わせたトレッキングシューズも不完全燃焼ですし。
●●敵軍の波状攻撃おそるべし●●
ガスで視界がない中歩いて行くと山頂直下はそれなりに面倒な感じの道でした。それでも何とかこなして頂上に到着。下馬評通り展望ゼロでした。何枚か写真を撮ったら、展望のない山頂なので長居はしません。下りを怖がる次女(仮)に足を置く場所を指示しながら降りていると、やって来ました。いつものお客さんです。「娘よ、父は登山道から外れた場所に用事があるので、ここで待っているのだぞ」。手早く講和条約を締結します。しかしこの日は話が上手くまとまらず、丸山分岐の辺りから再攻撃を仕掛けられました。
ここまで来てしまうと登山者の数がかなり多いです。講和を結ぶタイミングは失していました。「娘よ、父に構わず強く生きていくのだぞ」。牛歩の中の牛歩です。腹部をさすったり、拳でゴンゴン刺激しながら階段を下りる私のことをキスゲ見物の方々は何と見たのでしょうか。1445段の階段は正に地獄でした。
●●感想●●
天気については正直あまり期待していませんでした。予報はそこそこでも、なんたって「霧降」高原ですからね。しかし国道から逸れて高原への登り坂をドライブしていると、上は晴れていて下界は雲海状態。ニヤニヤしちゃいますわな〜。そこそこ山慣れたつもりの自分でも雲海は毎回見られるものではなく、嬉しいものです。次女(仮)にいいモン見せられるな〜、と思うともっと嬉しい。
階段下部からキスゲが咲いていて、すでに満足度が高かったところ、上部は正に佳境で心の底から来てみて良かったと思いました。次女(仮)はキスゲにも満足したようですが、雲海にはさらに感激していたようです。
例の持病関連はいつもにも増して大激戦になってしまいましたが、今回は満足度高いです。130%としておきます。
muscatさん、こんばんは
ニッコウキスゲ。ドンピシャですか
次女(仮)さんも満喫させてことでしょうね!!
それにしても緑と青空がなんとも素晴らしい。
講和を結ぶタイミングを失したのは痛かったですね。
こんにちは、Happiさん。
コメントありがとうございます
好きな花ランキングで1,2を争うニッコウキスゲでしたが、今まで一面にぶわーっと咲いているのを見たことがなかったので、今回は大満足でした。全く期待していなかった雲海まで見られて次女(仮)も大喜び、楽しい1日になりました…とまとめたいところなのですが、いかんせん敵軍のしつこさと来たら…
何とか平和的な登山がしたいものです
こんにちは、muscatさん!
次女(仮)さんがいるということは、長女(仮)さんもいらっしゃる?
一人だけ連れ出すとヤキモチやきませんか
それとも「次」は当て字で違う「じ」だったりして
あっ、キスゲを見るのを忘れた
もう一度見てきます
muscatさん こんにちは\(^^)/
hotten さんと同じ疑問が・・・
二女ではなく? 次女ですか?
ん〜
やっぱ、わかんない
まいどカシバードありがとうございます。
利用させていただきます。
コメントありがとうございます
お二人の疑問にまとめてお答え致しましょう。
実は長女もいるのでして、同じくバイトの娘さんなんですが
学校が忙しいのか、中々山に付き合ってくれません
昨年の春に一度高尾山に連れて行って以来ですね。
私のリサーチミスで天狗焼きを振る舞ってあげられなかったので
そのうち再訪しなくちゃと思っているのですが…
こんにちは。
お花がたくさんで、勝負しているわけでもないのに勝ちにほくそ笑んで、敵軍との戦いに明け暮れる?
文章もノリノリで、久々にmusさんらしいレコだなって思いました。
きっとすごく楽しい旅だったんでしょうね〜\(^o^)/
すごく雰囲気が伝わってきました
ところでカレーサルサつけ麺。
サルサの部分が見当たらないんですけど(^^;;
一体どんなお味になるのか、気になるといえば気になります。
個性の強すぎる二人が、どうやって講和条約を結んでいるんでしょ(笑)
こんにちは、muniさん。
コメントありがとうございます
キスゲ平はなかなか良い所でしたよ。
今年はもうキスゲは終わりだと思うので、来年行ってみてはいかがでしょう。
よろしければお伴しますよ。赤薙山までだと少々物足りなさそうなので
女峰山ピストンくらいになるかな〜。やんなっちゃたら途中で戻るもよし
サルサはつけ汁に潜んでいるのですよ。酸味のあるつけ汁がカレーと混じって
サルサ感をしっかりと主張しておりました。「やるな、店主」って感じでしたよ
これは!
咲き乱れるニッコウキスゲと雲海、見事な当たりですね
山慣れていない人を案内してこんな当たり出しちゃうと、もうガッツポーズしかないですね!
muscatさん、持ってますね(・∀・)
でも山頂まで2時間ちょっとですか〜
次女(仮)さん、けっこうちゃんと歩けますね
実は再来週、前に日向山に連れて行った男子をどこかに案内する予定なんですが、
ちょっと事情があってコースタイム片道1時間以内のハイキングコースを探しているもので・・・
いつものお客さんとの戦いはお疲れさまでした
次女さん、待っていらっしゃる間は少し不安な気持ちだったのではないかと・・・(^_^;)
でも山は戦いの場(?)でもありますから、山の厳しさを分かってもらうという意味では良かったのではないでしょうか?
ん?ちょっと違うかな?
こんにちは、CATさん。
コメントありがとうございます
自分一人で山に行く時より、初心者を連れて行く時の方が良い状況を期待しますよね。自分たちはちょっとやそっとじゃ山嫌いにならないってわかっていますけど、慣れていない人がどう感じるか心配ですから。今回は当たりが引けてラッキーでした。
>コースタイム片道1時間以内のハイキングコース
中々難しい条件ですね〜
時間に制約があるってことは、あまり遠くにも行けないってことですよね。丹沢は黒い悪魔が出るのでダメでしょ?高尾山はちょっと遠い?鎌倉の源氏山ハイキングコースだと1時間くらいのルートを作れるのかな〜?
>山の厳しさを分かってもらうという意味では良かった
このジャンルでの山の厳しさについては、私も中々歴戦の強者になってきました。身を持って娘に伝えることが出来て良かったです。ん?やっぱ何か違うかな
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