楊梅の滝からトビ岩へ

エスエス
その他5人 - GPS
- 06:27
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 755m
- 下り
- 755m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
楊梅の滝の上にリトル比良縦走時通過する滝山があるが、その下に琵琶湖に突き出たような岩があって、それをトビ岩と言うそうだ。そこへ行こうと、秋(夏かも?)晴れの日に行ってきた。トビ岩という名称は聞いていたが、具体的な場所をしらなかったので、白髭や北小松付近で山の方を見れど何処かは判らなかったのである。
数年前にリトル比良から滝山へ辿り着いた時に、一度滝山から北小松に降りてみようと道のない尾根を下降した。途中から南東斜面をトラバース気味に進むが、湿地帯もあって藪だらけで難渋したので、トビ岩も?と思っていたが、北小松への急降下で逃げ出した経緯があったので、恐る恐る出かけてみた。
北小松駅から元気村上の楊梅の滝コース入り口に来ると、楊梅の滝へのコースは崩落の為進入禁止とロープが張ってあった。やむを得ず一般コースを登って滝見台までくると水量の多い楊梅の滝・雄滝が木の葉越しに見えた。今日は滝を見に来たのではないので、そのまますぐに涼峠へと向かった。涼峠からオトシへ緩やかに下降して流れに沿って歩き出すと、道が荒れていて、こんなに歩きにくいオトシは初めてだ。しかし、ここは苔が実に見事に成長していて美しい。途中で赤い粒粒が沢山ついた、マムシ草の実のような大きな重い実があって、何の実だろうか?と皆が疑問に思いながら歩いていると、再びそれがあった。そこには朴ノ木の大きなのがあったので、赤い粒粒の実は朴ノ木であることが判った。朴ノ木は花も中々見つけにくいが、実は初めてだ。花に似て実も立派に大きいのだと感心した。
樹林の中の歩きで、陽ざしに当たらないのが嬉しいが暗い感じが鬱陶しいと思っていたら急に明るくなったと思ったら、寒風峠に到着だ。マキノにも寒風というピークがあるが、風が強く吹くからであろうか?でも、此処で風が強いことは一度もなかったような気がするのだが?
滝山までは直ぐだろうと高をくくっていたが、何度ニセピークを登らせされただろうか?確か5番目が本チャンであったような気がするくらい、小さなアップダウンがあってやっと到着の感であった。
滝山はリトル比良縦走コースから少し東に外れているので、ここまで来る人は滝山を目指す人だけのようで、山頂も綺麗であるが、木々に覆われた山頂で何も見えない、何とも言えない不満が残る。これからのコースは踏み跡がほんの少しある程度の藪漕ぎ覚悟の道なので、藪漕ぎに精を出せるようにランチとした。
且て、頓挫したトビ岩挑戦は南東のトラバースコースであったので、それを嫌って今回は尾根を忠実に歩いて牛山からトビ岩を目指した。やはりコースは踏み跡が乏しく藪っぽい個所が多くコース取りにGPSの軌跡を何度も確認しながらであった。566mポイントに来た時にこれが牛山だということが判ったが、そこには標識が何もないのでビニルテープに牛山と書いて捲いておいた。そして、トビ岩に向かうべく少し進んだ木に牛山と書かれた標識が2個,3個もあった。だが、此処は牛山からは少しではあるが離れているばかりか、山頂ではなくその途中に当たる場所である。ここに標識を着けて人は正規の場所に移し替えるべきである。
急な斜面を少し下ると右から鮮明な踏み跡が現れ、一般道になった。これが南東のトラバースコースからの道のようだ。そして、我々が下る道でもあるのだ。更に急降下すると目の前に盛り上がる場所があって、その先に岩が見えた。そばに行くと大きな岩で、これがトビ岩のようだ。荷物を置いてその岩に行くと目の前が琵琶湖で湖東がすぐ先だ。北には白髭神社の湖中の鳥居も見える。東に沖島が、南に小松浜や舞子浜がすぐ下だ。白い雲が綺麗で、鈴鹿方面の山並みも微かに望まれる。岩の上にいると飛び込みたい衝動にかられそうになるのを忌避してトビ岩を離れた。
”八”、”竹”、”兵”、”長”、”長"
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