会津駒ヶ岳。九月高秋


- GPS
- 08:31
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:21
天候 | 晴れ。これぞ秋という天気 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(G/R)
シューズ(S/R)
ハーフP紺
登山タイツ(U)
TシャツW
アームカバー
夏帽子(N)
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感想
先週、街路樹のハナミズキの葉が一晩にして茶褐色にかわり、公園のカツラの並木は日当たりのよい場所ではきれいな黄色になり、葉がびっしりと繁るハンテンボクは部分的に茶色になった。これらは平地での秋への移りかわりの兆候だが、確実な指標とはならずともわずかなサインだろう、山にはもう秋が訪れているだろう。
秋のはじまりゆえに、やはり草紅葉を視野に入れながらターゲットを探すことに。週末になると台風が来る日本列島、どうやら貴重な晴れの日になる地域がありそう、そうだ会津駒ヶ岳に行こうと。
過去に二度登ったことのある山だが、今回と同じ初秋のときは、小屋下の樹林を抜け出ると、靄に加えて強い寒風で手がかじかみ、小屋内に逃げ込んでコーヒーをいただいた。そうする間に風は弱まり、駒ヶ岳から中門岳まで歩いて行ったが、遠望がときおり利いたくらいでほぼ真っ白な靄の中。というわけで次のときは満を持して残雪期の快晴の日に登ることができ、あまりの展望の良さにびっくり仰天、この山のすばらしさを思い知らされた。
今回のターゲットを考えていると、もしやこの山の地べたを見たことがないのではとの疑問符が来た。過去の残雪期は山頂標識が埋まっていたほどの分厚い雪の上を歩いたのだった。未見の地表を、会津駒へと、きっと晴れるにちがいない。
当日は、予想以上の好天に恵まれ、会津駒ヶ岳はとてもすばらしかった。やはりもう秋は来ていた。高い空、澄んだ空気、そよ吹く風が心地よい。広大な草紅葉、池塘の数の多さにもびっくり。この山、なぜかしら驚きが絶えない。そんなわけでとても満足のいく山登りとなった。これなら花咲く季節も外せないだろうと、待ちこがれるまたの日が、おそらくきっとやってくるだろう。
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