常念岳(一ノ沢登山口往復)


- GPS
- 06:49
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
天候 | 曇り/ガス/晴れ のいずれか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢登山口にポスト、トイレ、水場、休憩所あり タクシー料金:穂高駅-一ノ沢登山口 4,510円(20分程度) 下山時常念小屋に頼めます。(電話代100円) 小屋前常念乗越でFOMAアンテナ3本。携帯繋がります。 山中特に危険箇所はありません。迷うこともないと思います。 常念乗越まではほぼ樹林帯または沢沿い、その先山頂までは一変してガレ場。 紅葉情報:山頂中腹から上はもう見ごろと言っていいでしょう。 今週末がベスト! |
写真
感想
シルバーウィークが終わり紅葉一歩手前で多少空いているかなと思い常念岳へ足を延ばした。
JR穂高駅で降りたのは30人前後。私以外は全員中房方面だったので予定通り?一人タクシーで一ノ沢登山口へ向かった。
可能であれば常念日帰り、泊まりであれば蝶ヶ岳縦走と決めていたがタクシーの運転手に「日帰りはキツイね」と言われ登山口に着いた。
途中(マイカーの方は登山口まで入れませんの)の駐車場は既に満杯。
手軽にいける場所なのか既に混雑の予感。
登山口でトイレ、水の補給を済ませシーズン中常駐していると思われる方に登山届けを提出。(登山ポストもありますが)
「日帰りか〜」と聞かれたので「キツイですか」と尋ねるとここでも「そうだね〜」との返事が。無理なら泊まりますといって出発。
ヘッデンを出そうか迷ったがすぐに明るくなると思いそのまま進む。ここは胸突八丁まで常に沢を左右に見聞きしながら樹林帯または河原を歩く。
上空は雲に覆われ上はガスで見えない。雨は降っていないので花や紅葉を見ながら歩く。
胸突八丁からいよいよ本格的な登り。天気のせいか大汗をかくほどではないがやはり登りはキツイ。
樹林帯が一気になくなるとそこは常念乗越。目の前が開け大きな姿の槍、穂高連峰が飛び込んでくる。しかし槍ヶ岳は雲の中。
右は大天井方面、目の前に常念小屋、左は常念岳。ここからは一変して山頂まではガレ場が続く。迷うことはないが気が抜けないルートである。
登り始めて3時間30分。常念岳山頂到着。祠に無事登頂の参拝をして記念撮影、としたいがおばちゃん軍団がどいてくれない。集合写真から一人ずつ、最後は槍をバックに穂高をバックに延々と続くのであった。
しばし待つことにして展望を堪能。多少雲はあるが晴れ間も出てきた。
富士山こそ見えなかったが中央、南アルプスをはじめ裏銀座の山々。表銀座縦走路。左は蝶ヶ岳への縦走路。そして何といっても大きな雄姿の槍・穂高連峰。大きすぎて圧倒されてしまう。
やっと半分空いたところで写真を撮り、これからの行程を考える。
蝶ヶ岳縦走三俣下山で7時間弱。大天井経由中房だと日没。どちらも不可能ではないが1日の歩行時間は限界を超える。どちらにせよ途中の小屋泊を考えるが明日の天気は雲が多そう。ならば降りるかとしてとりあえず常念小屋まで戻る。
急ぐ旅ではないが帰りの電車の時間は穂高駅13:05、13:44。カレーを食べたいのでとりあえず13:44狙いとし小屋でタクシーの手配(電話代100円)をお願いしてハンバーグカレーを注文。食べ終わると10:35。登り2時間30分だったので何とか2時間で行けるかな〜と思いタクシーの時間を13時から12時30分に変更。
そうしたらあとはひたすら展望がない樹林帯をひたすら降りるのみ。
しかし途中で30人の団体通過待ち。登り優先なのでひたすら我慢、ではあるが途切れ途切れで登ってくるので10分近く待機。わからかくもないが少し配慮して欲しいですね。
結局12:10到着。既にタクシーは待機してくれていた。
トイレ、顔洗い、着替えを済ませ一ノ沢登山口を後にした。降りた途端、太陽が燦々と顔を出してきた。
槍・穂高連峰が大きくそびえ、その雄姿に圧倒されあまり常念岳に登ったという気持ちではないが、次回はゆっくり花の咲く季節にテントを持って縦走してみようと思う。
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