烏帽子・赤牛・祖父・南真砂☆信百93座・百高96座とレッドステージ達成した北ア裏銀ピストン欲張大冒険は贅沢5日山行で七倉より自身最長60kmガッツリ歩き尽くせたけど長かった😵


- GPS
- 36:35
- 距離
- 59.9km
- 登り
- 4,202m
- 下り
- 4,257m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 4:10
- 合計
- 12:07
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:40
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 12:02
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:26
と言うものも当初は2泊3日で計画しておりテン泊重装備では無茶でした。
2日目か3日目になんとか祖父岳行っていれば4日目が楽になったのだが
天候 | 4日晴れから曇り 5日晴れ 6日晴れだが台風による強風で水晶迄かろうじて再訪でほぼ休息日 7日雨から曇りだが風は余りない 8日終日小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
水洗トイレ紙有り24時間 トイレの水は飲料不可で持参されたし |
コース状況/ 危険箇所等 |
烏帽子から野口五郎岳間と湯又温泉分岐から水晶小屋間は岩ゴロで注意 水晶岳手前の岩場やヤセ尾根は慎重に 赤牛、祖父、南真砂はサブザックの軽荷ピストンなれど山頂はほんと遠かった 南真砂への崩壊地やヤセ尾根は慎重に 今回のコースは健脚者で小屋泊なら2日か3日、テン泊なら水晶小屋も入れ3泊4日が普通でしょうか 読売新道や竹村新道の過酷さを避け全てピストンにしたが北ア最奥部を安全にガッツリ歩きたい方には裏銀は静かでオススメ 全体的に特に危険な所は少ないが兎に角長くて体力勝負ですね |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
ジャガイモもデカいし味噌汁と共に当然お代わりしたに
デザートの寒天?とみかんもよかよか
ほぼ皆さんお変わりしとったね
五竜山荘も美味かったけど水晶のが遥かにうまい
自分も迷ったが赤牛は無理でもこの天気なら水晶は行きたいが無理せず強風でダメなら引き返す決意を固める
やはり風は怖いより恐怖ですな
南アの塩見から蝙蝠岳も近そうに見えて2時間30分位かかったよ
黒部湖も近くに見えるが読売新道や渡船後の木橋のアップダウンは大変そうだからピストンなんだ
この後水晶小屋に戻り食堂で昼間っから日本酒の大雪渓を呑んでほろ酔い気分で登山本を読んだりまったり贅沢なひと時を過ごすがこれも急遽計画変更で逗留となったおかげかな
たまにはこんな贅沢もええがね
味わい深く心底美味しくて又おかわりしたよ
聞けばほぼ新穂高や上高地、折立への縦走がほとんどでピストンは自分しかおらん
6時にはもう就寝するが風は聞こえないから熟睡したいな
60km何とか歩き尽くせたけど足痛く放心状態で無気力な自分
もう一度と言われたら多分無いと思う
今度やるならやはり未踏区間を入れた縦走でしょうか
七倉からはるばる赤牛迄歩いて又七倉迄戻る人は少ないかな
安全でガッツリ歩きたい方にはオススメ
ただ予備日は余裕持ちましょう
装備
備考 | 熊鈴をブナ立て途中で紛失したと思う レインパンツの下にゲーター付け10時間位歩いた頃に登山靴から雨が染み出し何故だろうと思ったが靴紐部分から侵入した感じでチャプチャプ歩き辛く足がふやけて7日、8日は試練の山行だった こんな時長靴ならばと思うが足首を挫いたり岩場やガレ場は歩きにくいのでは |
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感想
今回の裏銀ミッションは北ア最奥部の未踏百高三座の赤牛岳、祖父岳、南真砂岳のピークハントで自身最長60km越えでレッドステージ突入なるかがカギとなり百高を意識しだした5.6年前からの積年の思いを脳裏に刻みながらの山行となりました。
1日目の4日は0時頃七倉山荘駐車場に到着し車中泊し4時起床し準備して5時30分に出立し高瀬ダム迄7台のタクシーを見ながら羨ましくも自信の目標の60km歩くには七倉からピストンし再び七倉に下山する迄無事に歩き尽くすしかないと誰かさんの言葉のように我に言い聞かせテン泊装備に喘ぎながら進み4.5回の休憩を挟み烏帽子小屋に到着し手続きし2000円払いテン場は綺麗に整地され除ける小石も無く装備簡略でマットは持参せずによかったと感じ昼寝して3時に信百未踏の烏帽子岳を目指し鎖やロープを補助に山頂ゲットするも真っ白ですぐ下山したが前烏帽子手前でガスが取れ始め少し経つとクリアになり烏帽子全貌を手中に収め小屋でビールと天水消毒水を買いテン場へ戻りがらにも無くオートミールにイワシを加えスープ粉末鍋料理で6時に就寝しおやすみなさい
2日目の5日は赤牛にピストンする為1時起床し準備し2時30分スタートし野口五郎岳迄は7月ピストン日帰りしたので懐かしくも重いザックに四苦八苦し野口五郎小屋を過ぎ日の出を見ながらカップ麺を食し野口五郎岳に再訪し槍や水晶、赤牛など7月にはお目にかかれなかった名峰を画像にし怠くて東沢乗越過ぎ大休憩し赤牛は諦め水晶小屋で本日は終わりにしようとなんとか小屋に着きビールと力汁の昼食で元気になり明日の赤牛を眼前に近そうと思いながら1泊夕食10600円払い受付し小屋でのんびりくつろぎ5時からの夕食は自分でご飯とルーをよそい味が染み込んだ味わい深きカレーでお世辞抜きでうまく過去食べた中では1番と思わせる一品でじゃがいもや鶏肉も大きく味噌汁と共にお代わりしデザートの寒天もおいしかったな
3日目の6日は真夜中から台風接近の強風が小屋内にも聞こえ何度か目が覚め1時起床するが強風止まず赤牛は危険と判断し中止し5時迄二度寝し持参カップうどんを食べ様子を見るが天気は晴れて視界はバッチグーで水晶からの絶景を見たく強風の中危険なら引き返す条件で耐風姿勢を何回かとり何とか水晶岳に再訪し赤牛や槍、鷲羽、黒部五郎、薬師、雲ノ平、黒部湖など360度の素晴らしき風景を画像に映し脳裏に刻み水晶を後に小屋に戻り連泊1泊夕食は2000円引きの8600円で小屋食堂でお酒を買い昼前から一杯とこんな贅沢はまず無理だから登山本を読んだり明日の気象情報をチェックしてまったり過ごし他にも団体さんや個人で10数名は連泊に変更され夕食は又カレーなれど自分は大好物なので嬉しく又お代わりし明日への活力を注入し18時に就寝
4日目の7日は予報通り小雨だが風は微風で途中何回かルートが分からずヤマレコマップで助かり水晶過ぎ幾つかピーク超えついに赤牛の山頂に到着したが遠くて流石に北アど真ん中の離れ小島の気分で誰も居らず朝食のカップ蕎麦を食べ何も見えず引き返す途中2度も雷鳥に遭遇し祖父岳に行く途中に3度目の雷鳥にお目にかかり祖父で百高95座目で水晶に戻る途中靴に水が染み出し歩きにくく水晶小屋で荷物を回収し南真砂を目指すが疲れ酷く竹村新道下山も夕暮れヘッデンや過酷な下りは危険と判断し竹村新道分岐手前の岩場の邪魔にならないスペースを見つけ緊急ビバークし簡単夕食で4泊目の就寝
5日目の8日は体調回復し分岐にデポし軽荷で南真砂を目指し崩落地やヤセ尾根を注意して進み幾つかピーク超え遠く感じながら遂に百高96座目の南真砂岳をゲットし分岐に戻り荷物回収し裏銀を下り烏帽子小屋で炭酸水と水を購入し水の染みた登山靴と足のつま先の痛みを堪えながら無事に七倉駐車場に戻る事ができました。
山の神に感謝したいと思います。
1日の停滞が有り予定より2日オーバーしてしまいましたが2泊3日では2日目と3日目が13時間から15時間が予想されテン泊装備ではやはり1日の行動は10時間以内におさめないと危険と感じました。
小屋泊なら軽荷で野口五郎小屋、水晶小屋に泊まれば2泊3日で可能だったかもですが今は放心状態も脱し感慨深く感想を綴っています。
危ない所は少なかったけど兎に角60kmは長くて体力勝負の山行でした。
長文にて失礼しました。
次は何処に行こうか
信百未踏の佐武流山、鳥甲山が第一候補
南アの北荒川、新蛇抜、安倍荒倉の未踏百高三座か北アの未踏百高の赤沢山と未踏大キレットを組み合わせるか
何処にしても天候次第で来年のお楽しみでもいいかな
山は最高じゃあーりませんか!
コメント
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状況に応じた臨機応変な登山スタイルうらやましいです 基礎体力があるからですね 残り4座もしかしたら年内コンプでしょうか
はじめまして
臨機応変と言えるかどうか当初は2泊3日の無茶な計画で1日目と2日目はテン泊装備で疲労困憊し3日目の暴風の水晶ピストンで水晶小屋連泊、4日目と5日目の百高三座は軽荷ピストンで疲れはないが雨で登山靴の浸水が有り足先が痛くて下山が大変で今回のコースでは危険箇所は少ないものの兎に角60kmは長くて暴風、靴浸水と貴重な体験ができ今後の登山人生に生かしていきたいですね
基礎体力はインターバル速歩を時々行なってるせいか山でも登りは標準時間だが下山は早めに降りられるようになり時々の山行の積み重ねが良いのでしょうか
百高残り4座は天候次第で無理せず来年のコンプでもいいかな
この度はコメントありがとうございます
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