記録ID: 465190
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無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
【新薙から太郎山 さらに切込湖＆刈込湖まで】新薙〜太郎山〜山王帽子山〜切込湖＆刈込湖
2014年06月15日(日) [日帰り]
栃木県
りきまる
- GPS
- 07:46
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,363m
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自宅を02:30に出発し，湯元側の切込湖＆刈込湖登山口駐車場には，05:45に到着（途中，コンビニで20分ほど朝食休憩）
(バイク移動) 切込湖＆刈込湖登山口駐車場06:00→06:20太郎山新薙登山口
(登山）太郎山新薙登山口06:30→新薙08:07→08:37太郎山山頂09:10→小太郎山09:34→10:47山王帽子山10:53→山王林道登山口11:26→ハイキングコース入口11:34→12:36刈込湖（ラーメンの昼食）13:25→小峠13:53→14:14切込湖＆刈込湖登山口駐車場
(バイク移動) 切込湖＆刈込湖登山口駐車場06:00→06:20太郎山新薙登山口
(登山）太郎山新薙登山口06:30→新薙08:07→08:37太郎山山頂09:10→小太郎山09:34→10:47山王帽子山10:53→山王林道登山口11:26→ハイキングコース入口11:34→12:36刈込湖（ラーメンの昼食）13:25→小峠13:53→14:14切込湖＆刈込湖登山口駐車場
| 天候 | 晴れ のち 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
◆切込湖＆刈込湖登山口駐車場（無料，トイレ・水場無し） 道路両側に合計12~15台程度駐車可能 ◆太郎山新薙登山口駐車場（無料，トイレ・水場無し） 登山口周辺のスペースに5台程度駐車可能 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆ 新薙登山口〜太郎山 ・ 登山口に到着したのは06:20。クルマが4台駐車してあり，すでに誰もいません。 ・ 06:30に登山口をスタート。コメツガの森を抜けると，見事なダケカンバの林の中に入ります。最初は普通の登山道ですが，徐々に傾斜がきつくなり，段差が広がって歩きづらくなってきます。まるで，日光湯元から外山尾根への登りのような感じです。 ・ それでも，青空の下，目指す太郎山の姿が樹間越しに見えてくると，気分も高揚します。 ・ さらに登ると，シャクナゲの花があちこちに見られるようになってきます。中腹付近のシャクナゲは，今が花の最盛期のようです。その上部はまだ花が付いていないので，もうしばらくは，シャクナゲの花が楽しめそうですね。 ・ 登山道はさらに傾斜を増し，岩と木の根のミックスした登りにくい箇所を，ロープに助けてもらって乗り越えると，一気に南側の展望が開けます。男体山や大真名子山が目の前に見えて，ナイスです。 ・ そこから10分ほどで，新薙に到着。ガレた岩のがれきの中の登りとなります。雪があるとイヤなところですが，もう雪は無く，転ばないように慎重に歩けば問題ありません。 ・ 急な薙の登りをがんばると，突然，広大な平原のようなところに出ました。地図に「花畑」と表記されている火口跡です。平坦でテント泊したら気持ちよさそうです。なお，花は咲いていません。 ・ 「花畑」を通過すると，山頂まで，標高差90�辰曚匹虜埜紊療个蠅箸覆蠅泙后Ｅ喘罎望�太郎山方面の分岐があり，これを過ぎて2分ほどで，太郎山の山頂に到着。実に12年ぶりの山頂です。 ・ 山頂からは，雄大な展望が広がっていました。特にお気に入りなのが，奥白根山の眺め。表日光連山から奥白根山を望むならば，ここより展望の良い場所を知りません。また，尾瀬や会津方面の眺めもすばらしい。山頂には先に到着していた3名の登山者が休んでいましたが，休憩中に4名の登山者が次々に到着。快晴無風の絶好の登山日和に，皆さん大喜びでした。 ◆ 太郎山〜小太郎山〜山王帽子山〜山王林道登山口 ・ 山頂で30分以上ものんびり休憩したあと，09:10に小太郎山に向かいます。指導標のある分岐を右に折れ，6分ほど歩いていると，登山道に白いものが見えました。なんと残雪です。1�旦瓩た爾気了沈磴�，登山道を覆っていました。 ・ その先，立ち枯れたシラビソの林の中を進み，尾根を下っていくと，小太郎山への標高差40�端紊療个衒屬靴箸覆蠅泙后�ここは，ヤセ尾根となっており，本日のルートでは最も気を遣うところです。でも，危険な岩場のところは，トラバースするようにルートが付けられているので，遠目で見るほどには危険ではありません。 ・ 小太郎山の山頂には，09:34に到着しました。太郎山から，写真を撮りながら24分です。この山頂も展望はすばらしいです。太郎山の眺めもナイス。また，山頂直下には，ミネザクラが咲いていました。 ・ 小太郎山では休憩を取らず，山王帽子山との鞍部へと下ります。このあたり，ダケカンバの中の登山道となっていてとても気持ちよい歩きが楽しめました。太郎山の山頂周辺，特に北側斜面は，ダケカンバの森となっていて，大好きな光景が広がっています。お気に入りです。 ・ さて，鞍部へと下っていると，途中で，お父さんと手を繋いで登山道を登る小さな女の子に出会いました。年齢を聞いてみると，なんと4歳とのこと。ビックリ！ここまで来れば，頂上はもうすぐですが，小太郎山の先はヤセ尾根が危険なので，小太郎山までで引き返すとのこと。それにしても，将来は立派な山ガールになりそうですね。 ・ ハガタテ薙分岐を10:10に通過。このあたりシャクナゲの花が最盛期を迎え，とてもきれいでした。さらに登山道を下り，鞍部から170�辰曚錨个衒屬垢函�10:47に標高2,077�辰了害λ校匯海謀�着。小太郎山からここまでの登山道はとてもよく整備されていて，危険なところはありませんでした。 ・ それから，鞍部からの登りの途中で，10名以上の団体を含む，多くの登山者とすれ違いました。以前歩いたときは，ほとんど登山者と出会ったことが無かったのですが，最近は太郎山も人気の山になったようですね。300名山選定の影響でしょうか。 ・ 山王帽子山で水分補給の休憩後，山王林道に向け下山開始。最初は緩やかな下りですが，徐々に傾斜がきつくなります。その後，笹藪が登山道を覆い，道が見づらくなると，林道にまもなく到着です。山王帽子山から林道までは，33分ほどでした。 ◆ 山王林道〜切込湖〜刈込湖〜小峠〜切込湖・刈込湖登山口駐車場 ・ 山王林道に出て，最初は何の疑いもなく，南側の光徳方面へ進んでしまいましたが，登山地図を確認したところ，山王林道を北に進んで切込湖＆刈込湖のハイキングコースに合流することを確認。5分ほどロスしながら，ハイキングコースにたどり着きました。 ・ ここから先は，とても整備されたルートです。コンクリート製の階段など，整備されすぎて，足が痛くなるほど。それでも，涸沼のベンチから先は，一般的なハイキングコースとなり，苔むす森の中，良い雰囲気の登山路が続きます。 ・ ハイキングコース入り口から歩くこと33分ほどで右手に切込湖が見えてきました。ただし，切込湖へのルートはありません。そのまま，コースを進み，20分ほどで刈込湖の分岐に到着。 ・ 刈込湖の湖畔は広々としていて，休憩に良いところ。ここで，持参したラーメンを作り，昼食休憩としました。上空は曇ってしまいましたが，時々青空が広がる，良い天気でした。 ・ 約50分の食事休憩の後は，再びハイキングコースへ戻り，小峠まで登ります。でも，これまでと異なるのは，随所に木製の階段が整備されていること。ちょっとした岩や倒木の乗越でも，立派な階段でクリア。さすが，人気のハイキングコースですね。 ・ 小峠への登りの途中から，突然，広々としたフラットで幅広な道に出ました。昔の森林軌道跡のような平坦な道です。ここで，野鳥の写真を撮影していた方と再会。実は先ほど，刈込湖手前で，コマドリの撮影に来ていると聞いた方でした。「コマドリは撮影できました？」と聞くと，「ええ，何とか」と言って，ペンタックスK−5で撮影したコマドリの写真を見せてもらえました。コマドリが大きく写っている見事な写真でした。素晴らしい！野鳥撮りは忍耐力がないと難しいですね。私にはとても無理です。 ・ さて，13:53に小峠を通過，その後順調に歩いて，14:14に登山口駐車場に到着しました。本日の行動時間は，約8時間弱でした。 |
写真
切込湖・刈込湖登山口駐車場。すでに6台ほど駐車していました。クルマをここに駐め，バイクで06:00に太郎山新薙登山口に向かいました。
拍手6/15 6:00
切込湖・刈込湖登山口駐車場。すでに6台ほど駐車していました。クルマをここに駐め，バイクで06:00に太郎山新薙登山口に向かいました。
太郎山新薙登山口前の駐車スペース。私のクルマと全く同じ色で同じグレードのデリカD：5が駐車していて，驚きました。ナンバーは「静岡」。300名山狙いなのかな？
6/15 6:27
太郎山新薙登山口前の駐車スペース。私のクルマと全く同じ色で同じグレードのデリカD：5が駐車していて，驚きました。ナンバーは「静岡」。300名山狙いなのかな？
登山地図に「花畑」と表記されている火口跡。平坦でテント泊したら気持ちよさそうです。なお，花は咲いていません。
山頂部は結構広く，休憩に良いところです。本日は快晴無風。ビールがうまかった！
10:09 ハガタテ薙分岐に到着。ハガタテ薙方面はトラロープで通行止めとなっていました。
正面に見えるのは山王帽子山。標高差で170�辰曚匹療个衒屬靴箸覆蠅泙后�
山王帽子山の山頂に到着。標高は2,077�叩�ここで少し休憩。
山王林道を北に向かって少し歩くと，切込湖・刈込湖方面のハイキングコース入口があります。
昼食後は，ハイキングコースに戻ります。しばらくは登りですが，こんな立派な木の階段がいくつも架かっています。
13:53 小峠に到着。ベンチに座って休んでいた3人の登山者に挨拶をして，そのまま通り過ぎました。
感想
・ 久しぶりに奥日光の太郎山に登ってきました。初めてこの山に登ったのは，1982年の7月でした。当時はまだ，ハガタテ薙ルートが通行禁止となっていなかったので，光徳を起点に，このルートから山頂をピストンしました。以来，私のお気に入りの山となり，何度か足を運んだものです。
・ 直近では，2002年10月に今回と同じ新薙ルートから登っています。カラマツやミズナラの紅葉がとてもきれいだったことが印象に残っています。でも，それ以来，12年もご無沙汰してしまいました。というのも，この山，通常は同じコースを登り，そして下る，ピストン登山となるため，原則としてピストン登山はやらない私にとって，なかなか登りづらいのです。
・ そこで今回は，「バイク作戦」を決行。新薙登山口までバイクで行って，太郎山〜山王帽子山〜切込・刈込湖と歩き，湯元側の登山口に置いたクルマでバイクを回収。これなら，ピストンにはならず，変化に富んだ景色を楽しめるはず。
・ 幸い，天気にも恵まれ，太郎山の山頂からは，奥白根山を始め，表日光連山など素晴らしい眺めを望むことができました。また，静かで神秘的な刈込湖の湖畔で，のんびりとランチタイム。これもまた良し。アップダウンがあり，距離も適度に長いので，トレーニングにもよろしいかと思います。
・ 久しぶりに登ってみて，あらためて，「良い山だなあ」と実感しました。10月下旬のカラマツが黄金色に輝く頃，また来てみたいと思いました。
・ ところでこのルート，自転車を使っても，同じように歩くことができます。ただし，湯元側登山口と新薙側登山口との距離は約10�劼如い匹舛蕕�ら行っても，最初は下り，後半は登りとなるので，最後がちょっときついかな？切込・刈込湖を割愛し，光徳を起点にすれば，歩きのみでも周回は可能です。
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