記録ID: 463899
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沢登り
丹沢
東沢・ヤビキ沢/中川川水系/丹沢
2014年06月14日(土) [日帰り]



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 990m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
8:20西丹沢自然教室−(ツツジ新道)−9:00ゴーラ沢出合−(ゴーラ沢)−9:50ヤビキ沢出合−14:30テシロの頭直下−(石棚山稜)−15:00標高1450mベンチ−(石割山・石棚山西尾根)−17:35箒沢公園橋−17:50西丹沢自然教室
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢全体が大雪の影響かかなり荒れている。1100メートル分岐付近に、かなり大きなシュルンドを持つ雪渓が残っていて驚いた。初夏のこの時期に丹沢でこのような規模の雪渓が残っているのはほとんど例がないのではないか? 昨年は癒し系の沢であったが、今年は数段階難易度が上がっている。 |
写真
感想
昨年、ヤビキ沢に入ったときはナメが印象的な癒し系の沢との感想を持ったが、今年は違った。水が冷たく、上部に雪渓が残っていることは予想していたが、1100メートル付近にあれほどの大量なシュルンドを持つ雪渓が残っているとは思わなかった。
1000メートル付近から沢は倒木で覆われ始め、左右の岸を小さく巻くが、右岸左岸とも、雪解けと前夜までの大量の降雨のためか、かなり脆く、処理に悩まされた。
途中、1050メートル付近で右岸を小さく巻いたところ、地面がかなり脆く、大規模な落石を起こした。落石の落ちる方向にいた後続を脇にそれるよう指示を出したあと、足を抜いてせり上がると同時に落石となったが、落石が左右に跳ね、後続に危うく被害が出るところであった。
1100メートルの雪渓をかわした後、3箇所ほど涸滝が出てくる。最初の涸滝が核心部だが、いずれも脆く、ロープを出しての登攀となった。昨年よりも、数段、遡行グレードの難度が上がっている。
沢の渓相は、大雪や大雨で、一年ばかりの間でこれほど変わるのかということを実感した遡行となった。
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