関八州見晴台【西吾野駅→関八州見晴台→黒山三滝→黒山BS】


- GPS
- 04:31
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 653m
- 下り
- 719m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.asahibus.jp/html/time/201303ogose01.pdf ■川越観光バス 黒山⇒ニューサンピア埼玉おごせ・越生駅 http://www.asahibus.jp/html/time/201303ogose03.pdf |
写真
感想
GW最終日。今年は泊まり山行ならず…。
天候はイマイチながら、それでも何処か楽しそうな山は無いかと模索します。
観光地化された山であれば混雑は必至でしょう。
でも、渋滞のストレスは抱えたくない我儘っぷり。
出発の前夜に確定したルートは、ちょっとマイナーなツツジ三昧。
おまけに下山がてら滝も見物する、地味に欲張りな行程が出来上がりました。
【西吾野駅→関八州見晴台】
秩父線直通の快速急行から30人以上は降りたようです。
殆どのパーティーが関八州見晴台を目指すようでした。
萩ノ平茶屋跡を経由するルートは下りで使ったことがあるので、少し気になっていたパノラマコースを選択します。
ぐだくだと準備をしていたら、最後尾からの出発になってしまいました。
パノラマコースの序盤は、広くなだらかな林道跡のような道です。
途中にはパノラマ…には遠いですが展望地があります。
春の花々も、このエリアでよく咲いていました。
急ぐ用事もないので、写真を撮りながら登って行きます。
やがて、林道を外れて尾根へと一気に登り詰めると、あとは緩やかに高山不動尊へと至ります。
高山不動尊に用事は無いので、西側のショートカットで不動茶屋に直行します。
不動茶屋は、もう廃屋同然で営業再開の見込みは無さそうです。
ここから関八州見晴台まで僅かな距離ですが、ツツジが色鮮やかに咲き誇って目を楽しませてくれます。
晴れの天気予報が外れて、厚い雲が除去される気配はありません。
真っ青な晴天を背景に花を撮れば画になったのですが、そこは工夫で頑張ります。
それでも西吾野駅から2時間ほどで着いてしまったので、早めのランチです。
この時期まだ肌寒い時があるので、温かいお湯とかあると重宝します。
【関八州見晴台→黒山BS】
昼時が近づくに連れて、どんどん山頂が混み合ってきます。
広いので座る場所には困りませんが、ベンチは埋まるでしょう。
車やバイクで乗り付けて、展望だけ眺めて帰る人が多いのも特徴でしょうか。
駐車スペースから見晴台まで山道なので、動きやすい服装で来てください。
さて、後半戦は完全に観光です。
しかも、GWでも混雑しない穴場スポットを巡ります。
花立松ノ峠に着いたら、舗装路の猿岩線を少しだけ下ります。
すぐに黒山三滝への指導標が現れるので、それに従って登山道に入ります。
旧街道だったのか、緩やかな傾斜のまま下の舗装路まで至ります。
水場があったので靴を洗いました。沢の上流から引き込んでいるようです。
シャガの群生を眺めながら暫く舗装路を歩き、途中の指導標に従って再び登山道へ入っていきます。
5分ほど下ると舗装路と合流し、右手が男滝・女滝、左手が天狗滝と黒山BSへと至るようです。
まず右手の坂を登り、男滝・女滝を見学します。
んー…、まぁ、滝ですね。それ以上の感覚は湧きませんでした。
背後の登山道は傘杉峠へと繋がっているので、道誤りに注意です。
一旦、舗装路へとUターンしてから改めて天狗滝を目指すと分かりやすいです。
最後に残しておいた天狗滝は、ほとんど瀑布が見えず衝撃でした。
過度な期待をした自分が悪いと言い聞かせて舗装路を下ります。
ここには山岳宗教の修行の場とか、遊郭の名主が神と崇めたとか、ちょっと面白い話がありました。
道路際にはいくつか売店があって、古きよき昭和の雰囲気を残したまま営業しています。
山行はここで終わりますが、見頃だという五大尊ツツジ公園へと向かってみます。
越生駅行きのバスを上黒岩BSで途中下車して、入園料200円を手渡します。
引き換えで入園チケットと園内地図をもらい、南西部が見頃と教えてもらいました。
ここでは、写真の構図を考えたりしながら1時間ほど滞在して咲き誇るツツジを愛でます。
これが筑波山のツツジだったら、激混みで鑑賞も撮影も、ままならなかったでしょう。
マイナーながら近場で遊べるルートを発掘したことが、何よりも収穫でした。
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