記録ID: 431105
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積雪期ピークハント／縦走
東北
大石岳(秋田県中央部) 残雪踏んで南西側から往復
2014年04月19日(土) [日帰り]
秋田県
kamadam
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,014m
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10:10 荒木沢公園出発 - 11:00 林道終点付近 - 12:30 支尾根合流点 - 12:46 P969.4m - 13:44 大石岳 - 13:58 場所を変えて休憩 - 14:15 出発 - 15:06 P969.4 - 16:24 林道 - 17:00 到着
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
秋田県中央部の大石岳(1,059m)へは、東側の仙北市西木側から登山道がありますが、今回は南西側(大仙市協和船岡)から残雪を踏んで登ってみました。 協和ダム湖(美山湖)の上流側左手に荒木沢公園があり、そこに車を止めました。荒木沢沿いに舗装された林道が通っていますが、まだほとんど雪に覆われていました。 林道終点付近から尾根に取り付き、ピーク969.4mへ。急斜面で、雪の残っている部分と木の周りの融けている部分との段差が大きく、雪質も様々でしたが、ゆっくり登りました。支尾根合流点付近からは、ブナ林の幅広い尾根がp1,058付近まで続きます。大石岳周辺は灌木が所々立ち上がっているだけの、広大な雪原です。 下りでは、支尾根合流点から登りとは別の、一つ南側の尾根を選んでみました。藪の急斜面、登りに使えそうな尾根ではありませんでした。 |
写真
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美山湖(協和ダム湖)奥にある荒木沢公園。秋には釣り大会やイワナのつかみ捕りなどが行われる
公園へは左へ曲がる。真っすぐ行く道(美山湖の南側へ向かう道)は冬季通行止めだった
林道が崩壊したのだろうか。ここから少し戻って、尾根に取り付いた
西木側から大石岳へ登る際の尾根。左上には田沢湖。右側に院内岳
分県登山ガイドでも紹介されている「3本ブナ」(だと思う)。意外に小さい
山頂標識が木に掛けられていたと思ったのだが・・見つけることができなかった
大石岳から丹波森へつながる尾根を500mほど歩いて休憩した。遠く太平山
大仏岳を望む。杉木立が見えるが、分県ガイドで紹介されている、山伏の喜ヱ門屋敷跡であろうか
P1,058に戻って、大仏岳を改めて眺めた。山頂から右へ尾根をなぞっていくと、篠岳がわかる
P1,058から南東側の西ノ又沢を見下ろす。右奥のピークは椈森(ぶなもり)886.5m
P1,058から西〜南西へ延びる尾根。時間があればこの尾根を下山しても良かったが・・・
・・支尾根合流点に紐を結んでおいたので、その回収もしなければ
一時、南方から黒い雲が流れてきていたが、今はまた青空が広がった
林道に合流するまで短い距離ではあるが、沢沿いは踏み抜きが多いので慎重に
公園に到着。入山する時点では山菜採りの人たち数台の車が止まっていたが、今は無い
撮影機器：
感想
秋田市の千秋公園側から広面方向へ、手形陸橋を渡る際(ローカルですいません)、晴れた日には遠くに平らな山なみが見える。秋田市と仙北市西木との市界線上にどっしりと横たわる大石岳である。雪の無い時期、この山の山頂は大勢でも休憩できるスペースはあるが、灌木に囲まれていて見通しはあまり良くない。それでも私は、人に踏まれていないためにフラットな急斜面を、時々後ろの展望を楽しみながら一歩一歩登るのが好きで、ここ3・4年、年に一度は西木側から登っている。登山道はしっかりしているのだが、林道からの入山口が、初めての人にはわかり辛い。稜線に上がってからの新緑や紅葉はとても美しく、人に出会うこともまれな、静かな山歩きを楽しめる山である。
自宅から比較的近い位置にあるこの大石岳へ、自宅の冬囲いほごし作業を終えてから出かけた。ルートは約10年前に一度歩いたことのある、大仙市協和側から道の無い尾根を辿るもの。林道を3キロ半ほど辿っていく。
尾根取り付きからは急斜面だが、それを凌ぐとブナ林の広がるゆったりとした尾根が続く。いささか単調だが、P969.4からは右手遠くに秋田駒や田沢湖が時折見える。大石岳自体はあまりに平らで、写真にうまく収まらない。山頂部にいても平坦な雪原が広がっているだけなので、北北東の丹波森へつながる尾根を少し辿って休憩とした。
下山では少し刺激も欲しい(笑)。登りとは別の支尾根を下りる。藪から目を保護するサングラスが役に立った。帰りの林道歩きでは熊錫をしまって、春をつげる沢音を聞きながら下って行った。
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スパイク付き長靴で登るkamadamさんの姿
想像しながら読みました。
私もレコには載せませんでしたが、同じ日に栃木の男鹿岳に登りました。
残雪期限定の山ですが、今年は雪が多い上によくしまっていてとても歩きやすかったです。
あとしばらくは、雪山を楽しみたいですね。
nyororo
大石岳は広大な山容のイメージでした。私は未踏峰です。
写真で拝見するとやはり山頂部は広大な感じですね。
秋田市の手形陸橋を渡るあたりから大石岳が見えましたか。
気が付きませんでした。
今度、登山道のある西木村の大石沢から入ってみます。
行ってみたい山であったのですが・・・・角館まで行くと、どうしても秋田駒ヶ岳方向に引っ張られてしまいます。
「稜線に上がってからの新緑や紅葉はとても美しく、人に出会うこともまれな、静かな山歩きを楽しめる山」・・・・魅力ですね。
ご苦労様でした。
750RSさんも登られていない秋田の山があったのですね
雪の無い時期、大石岳は山頂からの眺望は期待できませんが、登っていく過程はなかなかいいですよ。今年ぜひ
今回は残雪を踏んでなので、750RSさんが歩かれた稜線が本当に良く見えましたよ
こんばんは。今回はスパイク付きではなかったのですよ
10年ほど前の同じ時期に登った時よりは雪が多かったですが、さすがに急速に雪解けが進んでいます。細い尾根筋はそろそろ終盤、遠く羽後朝日岳も山頂部は黒く見えました。和賀岳はまだ真っ白ですが。
秋田市の桜も開花しました。こちらもいよいよ春本番です
誰にも邪魔されることの無い、秘密の園でしょうか
僕も日曜日は近所を歩いていました。
まだ花らしい花を見ていませんが、芽吹いている木々が少しずつではありますが、観察できて地元の山の春を感じる山歩きでした。
大石岳は西木方面から夏道があるんですよね。
僕もそのうちお邪魔させていただきます
秘密の園と呼びたいところですが
西木方面から入るには、国道105号からまず林道に入るまでが、ちょっとややこしいです。tooleさんの車なら、林道がダートになった時点で早めに止めた方が良いでしょう。入山口は林道から左側の西又沢を渡るのですが、そこに道標がないため、わかり辛いです。でも渡ってからの登山道は明瞭です。
昨年は新緑の時期に登って、残雪を拾いながら山頂部周辺をゆっくり散策しました。自分の庭と言えるほど登っているわけではありませんが、年一回は訪れたい山ですね
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