塩尻峠が"しくじり峠"にならなくて良かったね。渋描き隊長 塩尻バリ凱旋記


- GPS
- 03:00
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 432m
- 下り
- 438m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
天候 | 曇り ☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
![]() |
写真
感想
塩の道で松本駅から日本海(糸魚川市)を目指しています。みどり湖PAに来る前に信濃大町駅から安曇沓掛駅を歩いてきました。帰路のみどり湖PAで曇り、または小雨であれば、塩尻峠に寄る計画を立てていました。
信濃大町では傘が必要なほど雨が降っていましたが、運よくみどり湖PA到着時には雨は止んでいました。
塩尻峠は「中央線から見える山」のポイントになっており、1987年発行の「車窓の山旅・中央線から見える山(山村正光著、実業之日本社発行)」には、次のように紹介されています。
【行き交わった人々の哀歓の歴史をひめる峠道。塩を運ぶ人も皇女和宮も赤報隊など「夜明け前」の人々も】
果たして塩尻峠を山といっていいだろうか。でも北アルプスの前衛として諏訪湖の西雁を限る小丘陵ともなれば無視するわけにはいかない。(一部抜粋)
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ヤマレコのポイントのすぐ横には駐車場がありますが、駐車場からの往復では塩尻峠(小丘陵)を「中央線から見える山」とした著者の主旨から外れると思い、今回のルートを計画しました。また、中部北陸自然歩道の一部も加えました。
中部北陸自然歩道から塩嶺(えんれい)高原別荘地へ下りる道は、地形図にも記載がありヤマレコマップに踏跡もありましたが、ピンクテープに塩尻峠へ戻る方向に誘導されてしまいました。GPSを頼りになんとか塩嶺高原別荘地に下りることが出来ました。(写真16,17)
塩嶺高原別荘地の中にあった「チキリヤ分水嶺」「チキリヤ」、写真では読みにくいと思いますので、紹介します。(写真18)
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【チキリヤ分水嶺】
○○○信濃川をへて日本海へ注ぐ→
←○○○天竜川を経て太平洋へ注ぐ
【チキリヤ】
この地の開拓歴史は浅く、大正3年(1914年)に松本市の住人である丸山源内翁がこの地を購入し巨額を投じ開墾され自家屋号の名称チキリヤをつけたと伝えられています。丸山源内家は機織り業であり屋号のチキリは機織りに使用する糸車の名称との事です
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チキリヤ分水嶺は、雨水が太平洋に流れるか、日本海に流れるかの「水の境界線」のようですが、それにしてはマイナーな分水嶺です。
なお、塩嶺高原別荘地は居住者以外は立入禁止のエリアだったようです。ご容赦ください。
hamburg🚃
渋描き隊長 😕✏️
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是非、こちらもご覧ください。
「大町市町散歩 渋描き隊長 塩の道で目指せ日本海!第三弾」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4307777.html
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