高間山・有笠山（群馬百名山2座） 帰りに川原湯温泉再訪
群馬県
kyom4
- GPS
- 02:50
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 478m
- 下り
- 456m
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標高グラフを拡大コースタイム
09：30赤岩峠登山口
09：50高間山
10：05赤岩峠登山口
歩行時間35分
【有笠山】
11：00有笠山荘
11：15西登山口
11：55東西登山道分岐
12：10有笠山山頂12：20
13：00東登山口
13：15有笠山荘
歩行時間2時間5分
| 天候 | 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道145号線で鳥居峠を越え、長野原町を目指し 「新須川橋」信号で国道292号に入ります 約3kmで右折し「広池」集落を抜け 赤岩峠に向かいます（約7km） 峠に5台程の駐車余地があります 【有笠山】 国道292号線に戻り、県道55号線で、暮坂峠を目指します 峠を越えて道なりに行くと「温泉アウトドアパーク」があり すぐ先の橋を渡ると右側に有笠山登山口の看板が出ています 有笠山荘（営業していないようです）に車を停めさせてもらいました その先のキャンプ場付近の林道にも駐車余地があります |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【高間山】 標識は良く整備されていますが 登山道に笹が茂り始めていて、踏み跡を見失いやすいかもしれません ほぼ一直線に緩やかな斜面を登れば山頂ですから 迷う心配は左程ないと思います 山頂は樹林帯の中で、眺望はあまりありません 【有笠山】 歩き始めから西登山口、東登山口から駐車場所まで林道歩きです 西石門を過ぎて踏み跡を見失い、 藪漕ぎをして尾根にたどり着き、分岐に合流 どこかで、木の幹に付けられた赤ペンキを見落としたようです 山頂直下の切り立った岩場には鎖とロープが張ってあります 鉄梯子もあります、滑落に注意してください 東登山道で下山する途中、またしても踏み跡を見失い また沢を目指して急っ斜面を下り、しばらくして赤ペンキを発見 無事登山道に合流しましたが、 岩場の散在する山なので冷やりとしました 一度行ってファンになった川原湯温泉「王湯」（公共浴場）は ダム工事に伴い、5,6月頃現在位置から引っ越すようです 秋頃からは新しい場所で営業を再開するとの話 大人入浴料300円、温泉卵用の生卵も売っています（パック売り） シャンプー、せっけんは備え付けていません http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/10000381.html |
写真
分かれ道にこんな標識が。林道を走るとばかり思っていましたが、農家が点在している生活道路でびっくり(*_*;これなら冬季閉鎖を心配する必要がありませんでした。
1
若山牧水の歌碑が道沿いに幾つもあって、さすがロマンチック街道。歌碑を一つずつ読んでいたらそれこそ日が暮れて、暮坂峠(・・?
1
やや曇って来ました。雨が降りださなければ良いのですが…
感想
先月、王城山から望んだ高間山は整った三角形で、斜度もありそうでした。
実際には、峠の登山口から緩斜面の笹原が続き
うっかりしていると踏み跡を見失いそうになる事を除けば
予想以上に気持ちの良い朝の散歩道です。
山頂までずっと植林されている唐松は、まだ芽吹きには早く
林の中を明るくしていますが、まだ冬の眠りの中。
木々を通して、浅間山、四阿山、横手山
そしてはるかに上越国境の山々が淡く霞んでいます。
高間山から有笠山へ向かう県道55号線は
「日本ロマンチック街道」の案内板が示す通り
のどかな山村の風景の中をのんびりドライブが楽しめる道。
名前の響きも郷愁をそそる暮坂峠に差し掛かる手前から、
幾つもの和歌山牧水の歌碑が路傍にあるのも文学の香り高い道。
牧水はこの峠付近を旅して、歌を沢山詠んだようで
群馬県は牧水に縁の深い県のようです。
時間が出来たら、牧水を深く知りたいと思ってはいるのですが…
思いがけない牧水との出会いは、嬉しい驚きでした。
文学散歩も良いのですが、まごまごしていると日も暮れます。
また川原湯温泉に寄って帰りたいですし、
又機会を見てと自分に言い聞かせ、心ならずも有笠山登山口に。
平坦な林道からいきなり急斜面の登山口、
それまでは普通ですが、途中で道を見失い、うろうろ。
尾根に出れば何とかなるもので、無事東西登山道合流地点に辿り着け
やれ安心と思ったのも束の間、今度は鎖や梯子の付いた岩場の通過です。
谷から吹きあがって来る風に煽られながら鎖に掴まるのは
あまり気持ちの良いものではありません。
雨が降りそうな気配に、長居は無用と昼食を摂るのは止めて下山開始。
まずは岩場の下降に神経を集中させました。
ところが、東西分岐から下は心配ないだろうとの予想に反し
またもや赤ペンキ、ピンクのテープを下り出してすぐ見失い
急斜面を恐る恐るジグザグに降りて沢に向かいました。
しばらくして、ピンクテープを発見できたから良かったものの
岩場の上に出たらどうしようと、ひやひやしていました。
その後は順調にテープ、赤ペンキが登山口まで案内してくれましたが、
そもそもどこで見落としたのか、今考えても謎のまま。
登りと下りで一回ずつ迷うなんて信じられない不思議な山行でした。
これは、いつか解明しなければいけないかもしれません。
岩場が怖くて面白い山ですし、紅葉の頃にでもまた訪れてみたい山です。
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