唐松岳は登頂出来ず。春の雪山残念だけど絶景堪能


- GPS
- 08:07
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 872m
- 下り
- 856m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:38
天候 | 晴れ、曇り、吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
深夜割は適用できるので4:00までに練馬ICに乗り長野経由で白馬に。 白馬八方尾根スキー場の第三駐車場に駐車(無料) 八方スキー場 ゴンドラ、リフトは登山届けを出して 八方アルペンライン 往復3800円、モンベルやJAFの割引適用は有りません。 |
その他周辺情報 | 唐松岳頂上山荘 一泊二食 13,000円 GW中は暫定営業で全ての施設はオープンしてない。 トイレの水含めて使えません。 ヘリの荷上コストも嵩んでるとのことで 缶ビール350mlで\700 雪を溶かしてお湯を販売 500ml \300 シーツ \1,000 |
写真
感想
GW中盤は長野遠征。まずは雪の唐松岳へ。
1日目。
朝3時出発で関越道、上信越道経由で八方尾根スキー場へ。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ八方池山荘から登山開始。
今回、2年半前にrikkyさん夫妻からお借りしていた冬用ブーツで登る。最初はアイゼンなし。家で試し履きしたときは靴の重さに体力が持つか心配していたがとても歩きやすかった。
少し雲はあったが青空の下で雪をかぶった白馬三山や五竜・遠見尾根を見て感動しっぱなしで登る。
途中からアイゼン装着。最初は歩きづらかったが徐々に慣れた。ただ急登に苦戦。ピッケルは使いこなせなかった。。
しかし、丸山ケルン直前から状況が急変。あっという間に吹雪になり、こんなはずじゃなかったという思いで登り続ける。山荘直前では真正面からの雪で顔が痛くなりながらなんとか到着。
山頂アタックは諦めてこの日は山荘でまったり。
2日目。
天気は変わらず山頂は諦めて下山することにする。最初はツネさんについていくだけで精一杯。でも途中で吹雪もなくなり青空に。前日からの積雪で景色も変わり、絶景を堪能!慣れない雪山の下りのつらさよりも景色の方が圧勝(笑)
写真でしか見たことない景色を自分で見るっていいですね。
たくさん写真を撮りながら下山完了。
初めての本格的な雪山登山。吹雪でのホワイトアウトは想定外だったがよい経験になった。そして何より雪をかぶった北アルプスの山々の絶景を堪能できたのがよかった!
そして楽しい長野遠征はまだ続く。
せっかく山友のNafさん夫婦から10本歯アイゼンと靴、ピッケルまで2年前からナガタマ君のも含めてお借りしているのに、使う機会が無いまま時は流れやっとこのGW、春の雪山山行として唐松岳を実現!
スキー場のゴンドラ、リフトを乗り継いで登山開始!
久しぶりにお借りしている冬季用の靴を履き登山開始!
最初は雪もなくアイゼン「付けずに登っていたが途中でナガタマ君から靴の踵のソールが剥がれているとのショッキングな言葉が!
ゲータを付けていたのでどうにか真ん中でソールはつながっていて登る。
雪が深くなって来たとこから10本歯アイゼンを装着しソールも安定!
何の問題もなくアイゼンは歩行はできた。
アイゼンを付けてからが急登の始まり、最初はストックを使って登ったが途中の急斜面でピッケルに変えて初めて使うナガタマ君に使い方をアドバイスして登る。
途中の丸山ケルンから雪が降り出しあっと言う間にホワイトアウト。
強風と寒さと闘いながらどうにかこうにか山頂荘の山小屋まで到着!
ホッとしました。
天候の回復は望めないので唐松岳山頂アタックは明日の朝の回復を期待して小屋でのんびり、
お酒を飲んでマッタリとしたいとこだが小屋の営業上コスト高で350mlのビールも\700
喫茶の営業もなく水も雪を溶かしての確保とのことでこの少し楽しみは半減。
夕食だ隣の奈良から来られてたご夫婦とお話しして明日の山頂アタックを期待することに。
早々と寝床に入り就寝。
夜中何度か目が覚めたが外は猛烈な吹雪が全く治まっていない。翌朝日のでを見ることを期待していたがまったくダメ!
6時からの朝食後、吹雪が止んだら山頂アタックして下山を考えていたが一向にホワイトアウトは解消せず山頂アタックは諦めて下山する事に。
下山は三重から来られていた男性が1人では不安なんで一緒させて下さいという事でホワイトアウトの中を下山開始。
尾根に出るまでの道も昨日から雪が積もりパウダースノーをラッセルで!
昨日とは全く違う厳冬期登山のような中尾根を降り始めると視界は回復してきて少し山並みを眺めながら下山ができたが頂上は相変わらずの吹雪の中、奈良からのご夫婦は8時まで小屋で待ってみるとのことだったがアタックできたかな?
新雪のパウダーの中を尻もちをしつつガンガン下る。新雪と風で風紋の斜面も見れてこの時期としてはなかなか見れない物も見れて良かった。
中腹あたりからは快適に歩ける様になった。
靴のソールが剥がれてたので最少的にアイゼンが要らなくなった岩場も付けたまま下山完了。
リフト、ゴンドラからの下界の景色を楽しみながらGWの雪山登山は完了。
山頂は踏めなかったがいい雪山経験ができて初体験のナガタマ君も良かったですね。
nagatamaさんは運転お疲れ様でしたー!
Nafさんが冬道具使ってもらいたいなーと言ってたんで、冬山になって良かったんじゃないの😃
山頂登れなかったのは残念だけど、2000m越えからの青空バックの白い雪山は映える!!
山頂は次回リベンジですな😉
お疲れ様でした!
当初はポカポカ雪山登山を想定して、予報もAでバッチリと思っていたのですが
山の天気というものは気まぐれですね
頂上は行けませんでしたが白馬三山の稜線、五竜の綺麗な雪景色を堪能できて
厳しいながらも充実の唐松岳チャレンジでした。
予報Aからまさか吹雪になるとは思いませんでした… でもお借りしていた道具があったからこそ挑戦できた山ですし、よい経験になりました。
「2000m越えからの青空バックの白い雪山は映える!!」まさにその通りです!写真見返しても飽きません
コンディションもややハードでしたね〜
中々経験出来ない感じで、私も稜線のホワイトアウトめげそうです。
この時期の高山の雪山は気持ち良くて、また行きたくなりますよ。
私は北アルプス方面の雪山は、燕岳と白馬岳乗鞍しかないので、他も良いな〜と見てます。
ソール劣化は、申し訳ない感じです。5年位で張り替えるをすっかり忘れてました。
この時期であの寒さは予想してませんでした。
どこの予報サイトもA予報だったので油断してました。
唐松岳もスキーを担いで登られる方多かったです。
機会があれば是非。
靴のソールはこちらこそ保管状況が悪かったのではと反省してます。
予想も想像もしてなった天気の急変でした。
でも道具をお借りしていなければ経験できなかったですし、なにより九州では見ることができない絶景をたくさん見られたので良かったです!ありがとうございました!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する