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Yamareco

記録ID: 4227766
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講習/トレーニング
富士・御坂

本栖湖の『名もなき山たち』をバリルートで

2022年05月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:23
距離
21.6km
登り
1,216m
下り
1,213m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:14
休憩
1:17
合計
10:31
距離 21.6km 登り 1,225m 下り 1,214m
8:57
22
9:57
9:59
89
佛峠
11:28
11:35
40
林道下降点
12:15
12:32
118
釜額バス停'(405m)
14:30
14:35
47
898m三角点
15:22
15:25
32
P965m
15:57
16:06
28
P1036m
16:34
16:47
26
1131m三角点
17:13
17:17
18
17:35
17:51
37
18:28
18:29
24
18:53
0
本栖湖キャンプ場駐車場
18:53
ゴール地点
天候 曇りのち小雨
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本栖湖キャンプ場駐車場
コース状況/
危険箇所等
・趣向を変えてほぼバリエーションルート。
・大きく下降し、大きく登り返します。踏み跡のある場所もありますが、崩落地、滑りやすい急斜面やトラバースあり。慎重なルート選択のいるところも。
・地図読みスキルがないと紙地図のみのナビゲーションはやや困難と思われます。
その他周辺情報 ・『富士眺望の湯ゆらり』(鳴沢村・道の駅裏側)GW価格1,500円(タオル付きのみ)
・ダイニングバー『キャンバス』(河口湖町船津)(アートな良い雰囲気)
本栖湖西側の外輪山に取り付き佛峠(1120m)に来ました。今日はデジタルマップ禁止設定。外輪山を辿らず、西の身延町方面にに下ります。ここからはバリエーションです。危険なトラバースと分かりにくい尾根を行きます。
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本栖湖西側の外輪山に取り付き佛峠(1120m)に来ました。今日はデジタルマップ禁止設定。外輪山を辿らず、西の身延町方面にに下ります。ここからはバリエーションです。危険なトラバースと分かりにくい尾根を行きます。
崩落地をトラバースしたり。
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崩落地をトラバースしたり。
トラバース後、別の尾根に乗ってからは、尾根を500m下ります。途中は気持ちよく歩けるところも。
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トラバース後、別の尾根に乗ってからは、尾根を500m下ります。途中は気持ちよく歩けるところも。
傾斜が徐々に増し、滑りやすい急斜面をひたすら下ります。この後もっと急に、もっと滑りやすくなりました(^^;;
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傾斜が徐々に増し、滑りやすい急斜面をひたすら下ります。この後もっと急に、もっと滑りやすくなりました(^^;;
激急な斜面が連続。滑るように下りる中でみつけたギンリョウソウです。ある意味唯一?の癒し。
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激急な斜面が連続。滑るように下りる中でみつけたギンリョウソウです。ある意味唯一?の癒し。
急斜面に滑りながらも身延町の林道下降地点(620m)におりました。ロード脇のシャガ。
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急斜面に滑りながらも身延町の林道下降地点(620m)におりました。ロード脇のシャガ。
ツリガネスイセンかな。
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ツリガネスイセンかな。
キリさん。
最低標高地点までは車道。釜額(カマヒタイ)という部落。ひっそりとしていますが、歴史あるエリアで『赤い水』『夜泣き稲荷』『夜盗詰の滝』など紹介され、観音、石仏も並んでいます。
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最低標高地点までは車道。釜額(カマヒタイ)という部落。ひっそりとしていますが、歴史あるエリアで『赤い水』『夜泣き稲荷』『夜盗詰の滝』など紹介され、観音、石仏も並んでいます。
かつては賑わいのある宿場町。江戸時代までは軍事経済の要所で古関と呼ばれる関所もあったようで、ときの移り変わりを感じます。
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かつては賑わいのある宿場町。江戸時代までは軍事経済の要所で古関と呼ばれる関所もあったようで、ときの移り変わりを感じます。
最低標高地点(405m)です。バス停、釜額入口。1時間後に本栖湖行きバスあり。激下りつきのバリトレでした。お腹いっぱいだし今から雨予報だし、再開したバスで本栖湖に戻ってもいいかも。
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最低標高地点(405m)です。バス停、釜額入口。1時間後に本栖湖行きバスあり。激下りつきのバリトレでした。お腹いっぱいだし今から雨予報だし、再開したバスで本栖湖に戻ってもいいかも。
と思いつつ続行。尾根の取りつきは少し工夫が要りました。
バリ尾根を500m,200m,100m,100mと登りくだりします。雲がかかり、予報通り小雨もぱらついてきました。時々刻々まわりは幻想的に。人間さまにはお会いしません。
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と思いつつ続行。尾根の取りつきは少し工夫が要りました。
バリ尾根を500m,200m,100m,100mと登りくだりします。雲がかかり、予報通り小雨もぱらついてきました。時々刻々まわりは幻想的に。人間さまにはお会いしません。
898m三角点。見つけることができた時は、バリトレでは貴重な現在地確認ポイントのひとつ。そして名もなき山たちのひとつです。
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898m三角点。見つけることができた時は、バリトレでは貴重な現在地確認ポイントのひとつ。そして名もなき山たちのひとつです。
枝分かれする尾根を点検しながら視界が鈍くなった森を進みます。メンバーがすこし現ロス(正確な現在地が分からなくなる)したのでリカバリーします。違う方向に30mほど行っています。そのまま進んでいたら...ダメージのあるミスになるかもしれない地点でした。(実際の場所は画像撮影地点ではありません)
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枝分かれする尾根を点検しながら視界が鈍くなった森を進みます。メンバーがすこし現ロス(正確な現在地が分からなくなる)したのでリカバリーします。違う方向に30mほど行っています。そのまま進んでいたら...ダメージのあるミスになるかもしれない地点でした。(実際の場所は画像撮影地点ではありません)
新緑の気持ちいい森。ですが急斜面もありで、へえこらへえこら。小雨が続きます。結局バス停以降ザックカバーとレインウェア装着でした。
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新緑の気持ちいい森。ですが急斜面もありで、へえこらへえこら。小雨が続きます。結局バス停以降ザックカバーとレインウェア装着でした。
分かりにくいですが、急坂のひとつです。これは足元はさほど滑らないのでまだいい方かも。
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分かりにくいですが、急坂のひとつです。これは足元はさほど滑らないのでまだいい方かも。
本日最高地点の1131m三角点。眺望あるかと期待しましたがこちらもZERO〜。何度目かの行動食補給です。
この後もやや迷いやすい地形をたどりながら外輪山に回復したら、ようやく本栖湖へおりられます。(シルバーコンパスに気泡が...買い換えなければ)
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本日最高地点の1131m三角点。眺望あるかと期待しましたがこちらもZERO〜。何度目かの行動食補給です。
この後もやや迷いやすい地形をたどりながら外輪山に回復したら、ようやく本栖湖へおりられます。(シルバーコンパスに気泡が...買い換えなければ)
外輪山間近。あとはるんるん進むと本栖湖が見えるはずです。
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外輪山間近。あとはるんるん進むと本栖湖が見えるはずです。
本栖湖すぐ上の外輪山、千円札の撮影地のある中ノ倉峠に着きました(眺望ZEROなので展望地はパス)。本栖湖へ下降します。
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本栖湖すぐ上の外輪山、千円札の撮影地のある中ノ倉峠に着きました(眺望ZEROなので展望地はパス)。本栖湖へ下降します。
本栖湖(920m)におりました。浩庵(アニメ?ゆるキャン△の聖地?)の横に下山です。コーラ飲んだり(記念撮影したり)。
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本栖湖(920m)におりました。浩庵(アニメ?ゆるキャン△の聖地?)の横に下山です。コーラ飲んだり(記念撮影したり)。
本栖湖は曇に覆われていました。今日は動物一頭以外は誰にも会いませんでした。動物の足跡もたくさん。
ロードでは、浩庵キャンプ場から子供たちの歓声が聞こえます。さすがキャンプ流行り、さすがGW、さすがのゆるキャン△聖地。
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本栖湖は曇に覆われていました。今日は動物一頭以外は誰にも会いませんでした。動物の足跡もたくさん。
ロードでは、浩庵キャンプ場から子供たちの歓声が聞こえます。さすがキャンプ流行り、さすがGW、さすがのゆるキャン△聖地。
本栖湖キャンプ場に戻りました。幸いにも道に迷うことなくバリトレ終了です。お疲れ様でした。
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本栖湖キャンプ場に戻りました。幸いにも道に迷うことなくバリトレ終了です。お疲れ様でした。

感想

最近の低山や花巡りから趣向を変えて、地図読みの出来るメンバーたちと本栖湖西の『名もなき山たち』を辿りながら読図講習を兼ねたバリエーショントレーニングしてきました。主に外輪山から身延にくだる大きな尾根2本を利用。デジタルマップ閲覧禁止の設定です。天候不順で眺望が無いものの、地図や地形を思い思いに楽しみました。

外輪山に取りついたあと標高差800mを一気に下りてから登り返し。通常の登りから入る山歩きとは逆パターン。慣れない雨装備で歩いたり、地図読み重視で進んだり、非常に滑りやすい急斜面を登り下りしたり。

いつもとは勝手のちがうシチュエーションでのトレーニング。そんな中、ザレた急斜面にひっそりたたずむギンリョウソウに癒されました。

下山ポイントの浩庵で買ったコーラが美味しかった。温泉と反省会は怠らず、普段と異なるオリジナルな山歩きを楽しめました。

参加メンバーも地図読みは得意なので共通の言葉をたくさん使えて楽しめました。またオリジナルなマウンテンウォークに行きましょう。

久々にコンパスと紙地図を頼りに山行きを楽しみました。道が不明瞭なところはコンパスでの方向性の確認は重要だと改めて実感。山の中では新緑が瑞々しく気持ちの良いものでした。今回は動物の足跡をよく見かけました。途中旧宿場町の集落を通り、石仏があちらこちら路傍に点在し、街道の歴史を感じることができました。山の中から見えた本栖湖はとても大きなものだったので、湖の外周を山を含めて一周できた時には、よく周りきることができたなあと感無量でした。この様な面白い企画をしていただきありがとうございました。

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コメント

天候不順の中、お疲れ様でした。地図を片手に名もなき山歩きも良いですねー。
2022/5/2 7:04
takatomohiroさん、ありがとうございます。

午後は小雨で視界も微妙でしたが、
地図読みには問題ありませんでした。
いつもと異なる趣向で楽しい1日でした。

今度機会ありましたらバリにも行きましょう。
2022/5/3 6:53
去年のOMMで使った尾根、よく行きましたね。お疲れ様でした。
2022/5/5 15:19
kumagorou3さん、ありがとうございます。

現役の時ならまだしも、今では辿るのが精一杯でした。オリジナルマウンテンウォークでした^_^

一部のみの体験でしたが、それにしてもタフでドSなセッティングですね。
2022/5/5 21:36
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