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記録ID: 4214231
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

赤子谷左俣〜岩倉山〜岩倉山東尾根〜宝塚

2022年04月28日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.5km
登り
478m
下り
500m

コースタイム

日帰り
山行
2:58
休憩
0:22
合計
3:20
9:24
7
JR「生瀬」駅
9:31
14
生瀬水路道 取り付き
9:45
12
山道分岐(水路道水道施設)
9:57
5
西宝橋
10:02
10:03
0
ケルン3分岐
10:03
12
赤子谷左俣 入口
10:15
10:17
9
赤子滝
10:26
10:28
0
百段滝
10:28
11
ゴルジュ 入口
10:39
2
ゴルジュ 出口
10:41
10:42
7
多段滝の岩壁ロープ場
10:49
24
中央尾根方面支沢 分岐
11:13
11:14
1
水場
11:15
13
第二ケルン
11:28
11:29
0
鉄塔
11:29
1
東六甲縦走路 合流
11:30
11:35
3
鉄塔の展望地
11:38
1
反射板方面 分岐
11:39
11:41
1
岩倉山(山頂三角点)
11:42
2
東六甲縦走路・道標35(生瀬道下り分岐)
11:44
11:45
25
岩倉山東尾根 下り分岐
12:10
2
塩尾寺参道坂道 合流
12:12
12:14
3
参道の展望地
12:17
12:20
13
えんぺい寺休憩所
12:33
6
宝塚温泉 源泉施設
12:39
12:40
4
宝来橋交差点(宝塚ナチュールスパ)
12:44
阪急「宝塚」駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR生瀬駅から生瀬水路道を歩いて赤子谷取り付きへ
(帰り)塩尾寺参道から徒歩で「宝殿橋」交差点を経由し阪急宝塚駅へ
コース状況/
危険箇所等
「赤子谷左俣」について
(1)3年前の2019年6月時点と比べると、沢筋には落石などを含む大小の岩石がかなり増えており、谷全体の印象が少し変わっていた。滝の岩場や名所のゴルジュの通過しやすさは沢の水の量に左右されるので当日の運次第。頭上からの落石にも注意。
(2)テープやリボンなどのマーキングは現状では殆ど見当たらない状態。支沢がある重要な分岐点はほぼ2ヶ所に限られるので、そこで選択を間違えなければ基本的には一本道なので、ただひたすら遡行していくのみ。
(3)「赤子滝」の巻き道と「ゴルジュ」直後の最初の滝(多段滝)の岩場の巻き道の2ヶ所がロープ場。岩肌が濡れている場合は特に注意。
<参考>
2017年09月21日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1263458.html
2017年11月15日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1313858.html
2018年08月18日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1563500.html
2019年06月20日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1899774.html

「岩倉山東尾根」について
(1)岩倉山の山頂を越えて、東六甲縦走路の道標35の少し先にある下り分岐地点から、塩尾寺参道(=舗装道の坂)の下部へ繋がる尾根道。踏み跡が明快でしっかりした尾根道が続くが、距離は実際はそれほどでもないのだが体感的には長く思える。
(2)下りj後半部の一部区間で手掛かりのないザレた斜面があるので慎重を期すること。全体的には歩きやすくて迷うことのなさそうな一本道。
<参考>
2019年02月16日の「岩倉山東尾根」の記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1731623.html
2021年02月27日の「岩倉山東尾根」の記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2965542.html
JR生瀬駅から一番安全な「生瀬水路道」の途中から見えるJR鉄橋の風景。右下で大掛かりなトンネル掘削工事が行われているのも見える
2022年04月28日 09:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/28 9:37
JR生瀬駅から一番安全な「生瀬水路道」の途中から見えるJR鉄橋の風景。右下で大掛かりなトンネル掘削工事が行われているのも見える
「生瀬水路道」の最大の3分岐点である水道施設塔。ここで左下の小さな木橋のところを登っていくのが「西宝橋」への最短経路かな
2022年04月28日 09:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/28 9:44
「生瀬水路道」の最大の3分岐点である水道施設塔。ここで左下の小さな木橋のところを登っていくのが「西宝橋」への最短経路かな
西宝橋を越えて少し登り、小さな沢を渡渉して上流へ。ひときわ目立つ石積みケルンのあるいつもの分岐(左俣、右俣、中央尾根)では左へ
2022年04月28日 10:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/28 10:02
西宝橋を越えて少し登り、小さな沢を渡渉して上流へ。ひときわ目立つ石積みケルンのあるいつもの分岐(左俣、右俣、中央尾根)では左へ
「赤子谷左俣」の遡行を開始。流れる沢には巨岩もあって、すごく絵になる風景の連続がここから始まる
2022年04月28日 10:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
4/28 10:13
「赤子谷左俣」の遡行を開始。流れる沢には巨岩もあって、すごく絵になる風景の連続がここから始まる
最初に出会う「赤子滝」はほぼ垂直に流れ落ちる名滝。水量が豊富でいつでもこの美しい姿を見ることができる
2022年04月28日 10:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
4/28 10:16
最初に出会う「赤子滝」はほぼ垂直に流れ落ちる名滝。水量が豊富でいつでもこの美しい姿を見ることができる
仮称「百段滝」はかなりの高さのところから水が流れ落ちてくる多段の滝。写真では少し分かりづらいが岩が何十段にもなっていてミルフィーユみたいだ
2022年04月28日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:26
仮称「百段滝」はかなりの高さのところから水が流れ落ちてくる多段の滝。写真では少し分かりづらいが岩が何十段にもなっていてミルフィーユみたいだ
百段滝のすぐ先に、この谷の最大の名所であるゴルジュが登場する。左俣の上り下りでここが一番ワクワクする瞬間だ
2022年04月28日 10:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:29
百段滝のすぐ先に、この谷の最大の名所であるゴルジュが登場する。左俣の上り下りでここが一番ワクワクする瞬間だ
両側に切り立つ岩壁がスケールを感じさせてくれる。途中に2ヶ所ほどある岩場越えがちょっとだけ手強い。小さな梯子が立て掛けてあるのが助かる
2022年04月28日 10:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:31
両側に切り立つ岩壁がスケールを感じさせてくれる。途中に2ヶ所ほどある岩場越えがちょっとだけ手強い。小さな梯子が立て掛けてあるのが助かる
ゴルジュを抜けながら、そびえ立つ巨大な岩壁を見上げる。垂直の岩壁の凄さが分かるだろう
2022年04月28日 10:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/28 10:35
ゴルジュを抜けながら、そびえ立つ巨大な岩壁を見上げる。垂直の岩壁の凄さが分かるだろう
ゴルジュ最深部は素晴らしい雰囲気。いつまでもここに居たい気分
2022年04月28日 10:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:35
ゴルジュ最深部は素晴らしい雰囲気。いつまでもここに居たい気分
ゴルジュを抜けて振り返った風景。やはりここは六甲山系の谷でも一、二を争う素晴らしい場所だと実感する
2022年04月28日 10:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:38
ゴルジュを抜けて振り返った風景。やはりここは六甲山系の谷でも一、二を争う素晴らしい場所だと実感する
ゴルジュを抜けたすぐ先にある多段滝。滝の直登は危険なので左岸側の岩場をロープ頼りで越えていくが、その岩場も油断すると危険
2022年04月28日 10:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:41
ゴルジュを抜けたすぐ先にある多段滝。滝の直登は危険なので左岸側の岩場をロープ頼りで越えていくが、その岩場も油断すると危険
ロープ場の先の大きな2分岐は現在このような状態。右側の支沢をは「赤子谷中央尾根」に合流して縦走路の道標34へ繋がる。本流はここで左側へ進んで滝を越えていく。ここで進路を間違えないように
2022年04月28日 10:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 10:49
ロープ場の先の大きな2分岐は現在このような状態。右側の支沢をは「赤子谷中央尾根」に合流して縦走路の道標34へ繋がる。本流はここで左側へ進んで滝を越えていく。ここで進路を間違えないように
沢の中央に巨岩がある左俣上流の風景。このあたりでは水の流れがほとんど感じられない(地下を流れている)
2022年04月28日 11:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/28 11:01
沢の中央に巨岩がある左俣上流の風景。このあたりでは水の流れがほとんど感じられない(地下を流れている)
大小の石がごろごろしている狭い中を遡行していく。踏み跡など皆無で少々不安になるが、ひたすら忠実に遡行あるのみ
2022年04月28日 11:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:10
大小の石がごろごろしている狭い中を遡行していく。踏み跡など皆無で少々不安になるが、ひたすら忠実に遡行あるのみ
やがて右岸側に水場が出てくる。苔むしていてパッと見では発見しづらいかも(昔はもっとはっきりしていた)
2022年04月28日 11:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:14
やがて右岸側に水場が出てくる。苔むしていてパッと見では発見しづらいかも(昔はもっとはっきりしていた)
無事に第二ケルンが発見できればその進路で正解という証。あとはそのまま目の前の急斜面を必死に登って、一気に高度を上げるだけ
2022年04月28日 11:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:15
無事に第二ケルンが発見できればその進路で正解という証。あとはそのまま目の前の急斜面を必死に登って、一気に高度を上げるだけ
かなりの急斜面が続くが、やがて上空が明るくなりテープや紐が現れて、目の前に鉄塔が出てくる。そこが現在の「赤子谷左俣」の下り口だ。東六甲縦走路に合流する
2022年04月28日 11:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:28
かなりの急斜面が続くが、やがて上空が明るくなりテープや紐が現れて、目の前に鉄塔が出てくる。そこが現在の「赤子谷左俣」の下り口だ。東六甲縦走路に合流する
下り口の目の前は鉄塔の展望地だ。岩倉山反射板、行者山(東観峰と山頂)、甲山が望める絶景ポイント
2022年04月28日 11:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:34
下り口の目の前は鉄塔の展望地だ。岩倉山反射板、行者山(東観峰と山頂)、甲山が望める絶景ポイント
岩倉山の山頂に立ち寄った後、道標35を経由してこの特徴的な大木のあるところが「岩倉山東尾根」の下り口だ。以前よりも分かりやすくなっている
2022年04月28日 11:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:44
岩倉山の山頂に立ち寄った後、道標35を経由してこの特徴的な大木のあるところが「岩倉山東尾根」の下り口だ。以前よりも分かりやすくなっている
「岩倉山東尾根」の途中の展望場所から見られる宝塚市街の風景
2022年04月28日 11:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 11:50
「岩倉山東尾根」の途中の展望場所から見られる宝塚市街の風景
「岩倉山東尾根」の途中の展望場所から見られる仁川市街の風景。遠くには京セラドームやあべのハルカスも見えている
2022年04月28日 12:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 12:04
「岩倉山東尾根」の途中の展望場所から見られる仁川市街の風景。遠くには京セラドームやあべのハルカスも見えている
「岩倉山東尾根」は踏み跡もしっかりして明快な尾根道、緑豊かで雰囲気も悪くない
2022年04月28日 12:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 12:05
「岩倉山東尾根」は踏み跡もしっかりして明快な尾根道、緑豊かで雰囲気も悪くない
塩尾寺参道の脇に咲く満開のツツジが美しかった。休館日のナチュールスパをスルーし、宝来橋交差点から宝塚駅へ出てそのまま帰路へ
2022年04月28日 12:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/28 12:12
塩尾寺参道の脇に咲く満開のツツジが美しかった。休館日のナチュールスパをスルーし、宝来橋交差点から宝塚駅へ出てそのまま帰路へ
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回も単独行。雨の日と晴れの日が交互に繰り返される状況のなか、間隙を突くかのような快晴の予報のこの日、運動不足解消の山歩きを決行。
4月下君から5月にかけては一年の間でも一番紫外線が強まる時期なので、紫外線疲れを回避するためにもあまり直射日光を浴び続けるようなルートは避けたい感じ。なので適度に日陰もある谷道をメインに据え、長時間にならないようなルートで歩くことにした。結論は上りが「赤子谷左俣」、下りが「岩倉山東尾根」となった。ちょっと行程的にも時間的にもちょっと控え目すぎたかもしれないが、まあ良しとしよう。

「赤子谷左俣」は、激しい雨の直後なので相当な水量になっていて遡行に難儀するかと思いきや、まったくそんなことはなくてほぼ平常モード。気構えていたのでちょっと肩透かし気味だったが、久しぶりの左俣遡行なので、こういう幸運は素直に有難く感じて日頃の行いの良さに感謝ということで。

それよりも意外だったのは、遡行後半の上流へ行けば行くほど大小の岩石が谷筋を埋め尽くすかのようにゴロゴロ転がっていて、踏み跡どころか進む場所自体も曖昧になってしまっていたこと。以前に遡行した時には岩石も少なめで、もっと谷筋の歩きどころというか、踏み跡っぽいものも残っていたのだが、今回はそれがなくて風景の印象も記憶とは違っていた。久しぶりだったせいもあるかもだが、谷の様相というのは2〜3年もあれば変わるということか。ちなみに左俣には新たな倒木がほとんどないのは珍しいこと。

「岩倉山東尾根」は反対に以前と比べて通行者が増えたのか、だいぶ歩きやすい感じになっていた印象。あまり知られていない尾根道だが、しっかりした道が付いていて倒木もないし歩きやすいと思う。普通に塩尾寺へ下る東六甲縦走路を行くのが面白くない人にはちょうど良い山道なので未踏の場合は体験してもよし。

山行後には「宝塚ナチュールスパ」に入るつもりだったが、あいにくこの日が定休日で果たせなかったのが残念至極。以前は毎月第一木曜日だけが休館日だったのだが、最近は毎週木曜日が定休日になってしまったようだ。今後は注意してコース設定を考える必要がありそう。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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