記録ID: 4212502
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ハイキング
奥多摩・高尾
青梅街道を歩く (6) 若葉の奥多摩むかし道と奥多摩湖北岸
2022年04月28日(木) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:38
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 880m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:38
距離 17.9km
登り 1,081m
下り 891m
8:52
8:54
6分
橋詰バス停近くの休憩点
9:08
9:10
2分
境橋集落
9:21
9:26
1分
いろは楓の巨木付近
9:44
9:48
12分
しだくら橋
10:00
10:02
10分
道所橋
10:12
10:22
17分
むかし道植樹の休憩点
10:39
10:41
20分
中山集落
11:01
11:02
17分
水根集落の最高地点
13:51
大津久バス停
表示された登高・下降は、橋やトンネルの地形を拾ってしまっており、甚だしく不正確です。
グラフを拾って計算し直した実際の登高は約530m、下降は約330mです。
歩行中の平均速度は約3.9km/h。
グラフを拾って計算し直した実際の登高は約530m、下降は約330mです。
歩行中の平均速度は約3.9km/h。
天候 | 明るい曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
GOAL……西東京バス・大津久バス停まで。 途中、桧村バス停、境橋バス停入口、奥多摩湖バス停から先の各バス停を通りますが、平日はバスの半数が少ないため、時刻をよく確認することをおすすめします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥多摩むかし道……舗装されている区間と未舗装区間が混在しています。普通のハイキングコース用の足回りで良いと思います。ダムの堤体を樹間に眺めながらのトラバースは、谷側にガードがあるため安心感はありますが、相当の高度感で転落したら助かりません。転倒注意。 奥多摩湖北岸の国道……ここをひたすら歩かなければならないのは旧街道ヲタの宿命と言えますが、とにかく路側帯が激狭で、行き交う車やバイクが非常に危険ですので、一般的には非推奨です。車やバイクが来ないタイミングでしたら、奥多摩湖の眺めを楽しみながらの歩きとなりますが……。 なお、トンネル開通以前の道は、熱海界隈と峰谷橋南のアップダウンを除けば廃道となっていますので、立ち入らないこと。 |
写真
02. 奥多摩駅からスタートします。画面左下は日原行き。当面、川苔谷から川苔山に登る定番ルートが通行止めということもあり、結構空いていました。
そして、日原から鷹ノ巣山に登る稲村岩尾根が長らく通行止めとな……? 好きなルートなだけに悲しいです。
そして、日原から鷹ノ巣山に登る稲村岩尾根が長らく通行止めとな……? 好きなルートなだけに悲しいです。
06. 小河内ダム建設のために敷かれた東京都専用線=水根貨物線の、放置されて久しい線路を横切ります。(現在は奥多摩工業が管理するも、観光鉄道として復活する見込みは薄いでしょう……)
07. 水根貨物線のコンクリート橋を上から見下ろす。
青梅線の電車と同じ重さの車両ならふつうに走れるほどしっかりと造られていますので(国鉄丙線規格)、放置状態でもちょっとやそっとのことでは崩れません。
青梅線の電車と同じ重さの車両ならふつうに走れるほどしっかりと造られていますので(国鉄丙線規格)、放置状態でもちょっとやそっとのことでは崩れません。
27. さらに、左は小河内ダムの堤体を樹間に見ながら、スットーンと奈落の底、右は岩 (切り欠いて広げた?)という道を進みます。低いガードレールのおかげで、恐怖感は若干少なめ。
48. 車道が尽きて、ひとしきり細道をジグザグに下る途中、美しい森の眺めあり。廃道になった旧街道らしき道もありましたが、進んで行っても道路の擁壁などで断絶している可能性が高く、進むのは止めにしておきます。
51. 峰谷橋に着くまで、合計5本のトンネルをくぐるという、恐怖の極致ゾーンの始まりです……。ほとんど路側帯がない中、車やバイクが来るのは不可避で、その都度すさまじい音に激しく怯えざるを得ません orz なるべく後ろから来ませんように……と祈りながら、足早に通過しました。
なお、トンネル入口の湖側には、旧街道の痕跡が残っていますが、廃道となって久しく、次第に崩落や風化で消えつつありますし、急傾斜で湖面に転落する可能性も高いため、決して入らないのが吉です。
なお、トンネル入口の湖側には、旧街道の痕跡が残っていますが、廃道となって久しく、次第に崩落や風化で消えつつありますし、急傾斜で湖面に転落する可能性も高いため、決して入らないのが吉です。
感想
新宿御苑界隈から徒歩で赤線を延ばし、いつかは「牛ノ寝通り」を登って大菩薩峠に立ちたい!……という思いつきで歩いている青梅街道の旅。去る4/25日には、JR青梅線の山奥ゾーンに並行した区間を歩いたばかりですが、せっかく新緑が美しい季節ですので、中2日を挟んでまたまた勢いでJR奥多摩駅に降り立ち、奥多摩むかし道ゾーンと、ほとんど路側帯がなく恐怖しかない奥多摩湖北岸ゾーンを歩いて参りました。
前回のドピーカンとは打って変わって、曇り〜薄日というコンディションでしたが、季節外れのクソ暑さとは一転、とても涼しく爽やかな空気の中の快適な歩きで、もちろん若々しい緑も眼に優しく、旧街道の山歩きを満喫するひとときとなりました。
嗚呼!これで車とバイクさえ来なければ……!
(→それほどマジコワ! トンネル+路側帯ほとんど無し、という組み合わせは、中山道の和田〜扉峠口を上回るスーパーデンジャラス度だったかも w)
次回はついに、生まれて初めて小菅村に足を踏み入れますが、小菅村で1泊して大菩薩峠に立つのが良いのか、それとも天気と多忙の関係で日帰り(大菩薩峠アタックは、前日に大月の東横インに泊まり、早朝に猿橋の営業所を出るバスを利用)を繰り返すのが良いのか……。平日に2日連続の休みを確保するのがちょっと難しい感じですので、後者のプランに傾いています。
以上、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
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コメント
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奥多摩の新緑、すごい萌えかたしていますね!
目のなかに飛び込んで来る緑!
見上げればトロッコ車の橋!
本当に通っているのを見たかったですね!
渓谷も深い、水が澄んでいますね。
bobandouさん、引き込まれなくてよかったです。
トンネル、怖かったでしょう。
減速しないで走って来ますからね、わたし、ライトをお尻側に持って来て、運転席には眩しくならないようにチラチラ下向きに照らして『ヒト、歩いています(;゚∇゚)』アピールして歩きましたよ。
bobandouさんが
〉表示された登高・下降は、橋やトンネルの地形を拾ってしまっており、甚だしく不正確です。
やはり、そうだったのですか!?
以前、奥多摩湖一周した時に累積標高差が3000m超えて。。
コメントでも、みけたまさん、富士山超えていますよ、と言われて喜んでいたのですが、3000mもあったかなぁ、だらだら登りでも距離が嵩むと『累積』されるのかなぁ、等と疑問に思いはしたのですが、それで終わっていたのですよ。
勉強になりました、
ありがとうございます!
雪丸ちゃん、いつもおとなしくキリッとしていますね、
男の子だけれど綺麗( 〃▽〃)……
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
奥多摩の新緑を狙って、青梅街道のハイライトのひとつを無事歩いて来たのですが、前日までの3日間の暑さで、予想よりも全然季節が進んでしまっていたのはビックリでした
とは言っても、新緑のシャワーは、それはそれは見事でした☆
奥多摩むかし道は、ハイキングルートとしては歩きやすく、それでいて深くダイナミックな眺めを楽しめますので、5年ぶり2度目の歩きでも十分楽しめた感じです
釣り橋での撮影は風も吹いてコワく、速攻で済ませました www
とにかくまあ、せっかく新緑が瑞々しいのに、奥多摩北岸の国道歩きは本当に恐怖で、車とバイクがなければどれほど素晴らしいか!と思います。
ヘッデンを後ろに向けてアピールするのは良いやり方ですね!
私の場合は、後ろから来る音が聞こえると、トンネルの壁になるべく身を寄せて停止し、自分の真横で車同士がすれ違いませんように・・・と祈るばかりでした
それはさておき、奥多摩湖一周で3000mも登るわけないですよね w
スマホのGPSの性能がいくら良くなったからと言っても、未だにトンネルと橋の数値を補正することは出来ないようです (仕方がない)。トラバース道での正確さは大分向上したと思いますが、それでも大きな岩とかがあると狂ってしまう感じです。
グラフそのものは、トンネルと橋を除けば結構忠実に結果を反映していると思いますので、マウスのポインタをグラフに当てながら、登高と下降の数字を少しずつ拾ってメモし、橋とトンネルの落差は脳内で補正し、最後はそれぞれの総和を求めると、概ね実感通りの数字になる……とは言っても面倒臭いですね www
それでも、グラフで表してくれること自体がありがたいと思うしかないですね
雪丸殿をお褒め頂きありがとうございます
月イチのシャンプーと、食事を一定量に保つことで、キレイで健康な見映えを保っていますが、今はどこにいるか分からない母ニャンが美猫だったのが大きいようです
しかし見かけの態度は、ムッツリボスニャンな父ニャン(私も1度だけ見たことあります)に似て、だいたいエラソーにしていて、他のニャンと同じような会心のカワイさはなかなか撮れません
青梅街道の奥多摩湖沿いはトンネル地獄がキモですよね。
私はもう5年以上前に経験済みですが、車が来ないのを確認して走ってクリアしました。
走って歩いて走って歩いての繰り返し、ほぼ中学の頃の部活のトレーニング。
車に轢かれるより、呼吸困難か心臓麻痺で倒れるかと思いました。
先週あたりは千m以下はホントに萌え萌えでしたね〜。
そろそろ千m超えも萌え萌えになって来ましたよ。
山あいの青梅街道はあっと言う間に緑したたる季節ですね。
「若葉が急に萌えだした〜♬」から「緑の中を走り抜けてく〜♬」でしょうか。
まさに季節は天地真理から山口百恵です。
たぶん小菅から大菩薩への道は緑したたる区間から萌え萌えまで楽しめますね。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
杓子山へのヤセ尾根ハードコース、本当にお疲れ様でした。萌え萌えな森を楽しまれたようで何よりです
そして、やや新緑が進んだ奥多摩の標高300〜500m台は、葉っぱが十分に開きつつ、まだまだフレッシュな色合いですので、「緑の中を走り抜けてく〜♪」という感じそのものでした☆
先週前半の暑さで一気に季節が進んだ後、ここ数日間は寒いとすら思うような気温の低さですので、ほとんど新緑の変化は止まったままだろうと判断しまして、今日はまたまた続きを歩いて小菅村に到達しました w 新緑の具合は、予想通りの柔らかさ継続中で、「緑の中を走り抜けてく〜♪」そのものでした……。
それにしても、奥多摩湖沿いのトンネル地獄のヤバさは超特級で、一度歩けば必ずトラウマものですね……。私も最初、トンネルは走って抜けようと考えていましたが、トンネル内に反響する走行音が前後から迫ってくるのがマジでコワく、ヘタレながら歩くしかなかったです
これはもう、経験者が集って被害者の会を結成できるレベルです……w
(勝手に歩いて突っ込むのが悪いのですが www
というわけで、小菅村編のレコをこれからぼちぼち作成します〜
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