松尾山《京都トレイル西山大会》
京都府
山キチどん
体力度について
- GPS
- 08:24
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 297m
- 下り
- 296m
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- 山行
- 4:15
- 休憩
- 4:09
- 合計
- 8:24
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年04月の天気図 |
| アクセス | 自宅から歩き |
| コース状況／ 危険箇所等 |
松尾山登山道は整備行き届く |
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久世橋より
感想
桂〜嵐山間は、鉄道距離で4�劼△襪里覗管瑤�6�厖召蠅般槝生�、少し遠回りになるがJR京都線沿いの歩行者道路を歩き新山陰街道から樫原で旧山陰街道に入った。樫原交差点付近には、"勤皇家殉難之地”石碑があり背後の駒札に案内があるものと思ったが、其れではなく小畠川（こばたけがわ）の案内板だった。それに依ると本能寺の変で信長を打ち取った光秀がこの地で落馬し、それを見た村人がおにぎりを食べさせ落着かせた。光秀は「東の火事何処であるか知っているか」と問い「当てたら所望のものをやろう」と云うと村人は即座に「本能寺」と答えた。村人は「川を造り、水を通して欲しい」と申し出た。光秀は即座に工事を始めたがその後天王山の合戦で秀吉に敗れた。工事は引き継がれ村では小畠川のことを“明智川”とも呼んで徳を讃えている。とのこと。道の向かい側には年貢米を保管した“郷倉（ごうくら）”があり、明治以降は村の管理として使われた。現存するものとし貴重なものらしい。
樫原は、山陰街道と嵯峨街道（今の物集街道）が交差する宿場として栄えた。今も宿場町の雰囲気が残り、市内唯一の本陣跡も現住建造物として残っている。村の外れには三宮神社の御旅所がありその向かい側には立派な愛宕灯篭がある。灯篭の脇から北に進み御陵塚ノ越町には天皇の杜古墳がある。市内最大級の前方後円墳で4世紀の築造とされている。国道9号線を横断し山手の道を進むと父の最期の時を迎えた桂病院、母も何度か救急車で搬送されたことがあるお世話になった病院だ。山田上ノ町には国の登録有形文化財に指定された山口家住宅がある。通りに面した長屋門は茅葺で風格ある建物。葛野郡松尾村下山田の庄屋で公家の葉室家の荘園を管理したと云う。
葉室山浄住寺は、山田開キ町にあり不定期公開で鉄門が閉まっているが石段の上にある山門は風格がありそうだ。山田北ノ町には、竹の寺地蔵院があり、門の向こうに美しい竹林が見えた。苔寺のバス停の横から北上し鈴虫寺の前を通過し、月読神社に到ったが、集合の時間が気になりだし参拝は諦め鳥居前を通過した。松尾大社も通過し、嵐山駅に急ぎ集合7分前に到着したがメンバーは皆揃っていた。
会長から注意事項の伝達があり、持ち場の松尾山手前の分岐点に向かった。時間があるので登山口や中之島公園、渡月橋担当のメンバーも一旦松尾山に登った。整備された登山道で立哨地点に達し松尾山への周回路を進み松尾山(276m)山頂に到った。3等三角点「松尾」があり、沢山(516m)、吉兆山(470m)、桃山(466m)の三連山が望まれた。少し北側の展望地からはモンキーパークの岩田山や愛宕山(924m)を望むことができた。
大会の受付は苔寺で8時から9時の間行われ、100名程の参加者があったようで持ち場の山頂への分岐点（32番ポイント）には8:30に最初の参加者が現れた。この地点も少々の展望があり一息入れる人があり適度に会話を楽しむことができた。最後の参加者は10:20にスイーパーに押されるように現れ、嵐山でリタイアすると云って松尾山に行った後下りだした。矢印等の掲示物を片付け、下りだすとすぐに追い越した。阪急嵐山駅に戻り解散した。
昼食後中之島公園から渡月橋を渡ると多くはないがひと頃よりは人出が増えているのを実感して桂川左岸の堤を下流に向けて歩いた。振り返ると渡月橋と嵐山(382m)、そして小倉山(296m)、愛宕山(924m)の姿が何とも言えない雰囲気があり京都人としての誇らしさを感じた。東に向かって流れていた川は南に向きを変え松尾橋を越えると再び東に向きを変えた。上野橋（かみのはし）を過ぎるとまた南流し西大橋からは奈良まで続く自転車道が右岸から渡ってきてこの後は自転車道を歩いた。東側から天神川が近づきGSユアサの工場の処で天神川を渡った。この先背割りの堤は桜並木で1週間前までは対岸から楽しませてくれたがもう新緑の葉っぱばかり。背割りの堤は先端まで行くことができるが抜け出す道は此処しかない。JR京都線と新幹線の鉄橋下を潜り、吉祥院公園を見下ろすとラクビーの試合が行われ堤防からも試合を見る人がいた。国道171号線の久世橋で桂川を渡り、毎日お参りしている綾戸國中神社に立ち寄り、10.7�劼侶棒酳盥圓鮟�えて帰宅した。
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