谷川岳【天神平→谷川岳→天神平】
群馬県
新潟県
スーゼ
体力度について
- GPS
- 04:57
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 870m
- 下り
- 862m
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オキノ耳1235→トマノ耳1245→肩の小屋1250→天狗の溜まり場1310→熊穴沢避難小屋1330→天神平1400
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
http://kan-etsu.net/files/lib/5/43/201403071846262381.pdf ■運賃表 http://sys.busnet-gunma.jp/cgi-bin/search/price.cgi?itm_num=184 ■谷川岳ロープウェイ http://www.tanigawadake-rw.com/price/ |
写真
拍手左に見えるのは白毛門、笠ヶ岳、朝日岳。
右奥に薄っすらと見えるのは武尊山でしょうか。
取り敢えずゲレンデ脇を一所懸命に登ります。
ここはワカンを投入しました。
早くもお目見えの両耳。
天神平から2.5〜3hという好条件の百名山です。
振り返って。
暖かいせいか、空が少し霞んでしまいました。
PTで登攀するBC隊。
新田次郎氏の劒岳 点の記を彷彿とする後姿です。
避難小屋…？
使えるようになるのは、まだ先のようです。
春先の恐怖。
至るところでクラックが発生していました。
武尊山と…なんだろう。
疎い山域で同定できていません。
休憩がてら振り返って。
随分と標高を稼ぎました。冬道なので代わり映えしないです。
オジカ沢ノ頭方面を望みます。
あの稜線は歩いたら気持ちいいに違いない。
あれ、県警ヘリが…。
肩の小屋でホバリングして去っていきました。
俎��山稜と飛行機雲。
地図の誤記により谷川岳の名を奪われた悲劇の山なんだとか。
売店の営業をしていた気がします。
ここから両耳まで僅かなので、休まずアタックです。
何枚でも撮ってしまう定番のアングル。
晴天の日を吟味した甲斐があったというもの。
東側の展望に秀でた山頂。
もう時間が遅いので、誰も居ませんでした。
トマノ耳から10分ほどでオキノ耳へ。
雪庇が大変なことになっています。
これもエビの尻尾？
稜線は自然の造形が溢れています。
登頂！
天狗の溜まり場の辺りから風が強くなってくるので、ウェアのレイヤリング調整はお早めに。
美しく、懐の深い銀世界。
標高2,000mに満たないとは思えない、風格ある稜線です。
エビの尻尾が溶けて凍ってを繰り返した模様。
食べられそうな感じです。
どう見ても貝塚です。
エビの尻尾は見始めるとキリが無いですね。
指導標に巻きつくように付いたエビの尻尾と肩の小屋。
小屋の陰で風を除けながらランチ休憩している方々がいます。
出入口に回り込むと鐘が。
一休みしようか悩みますが、そんなに疲れていないので一気に下山です。
気温が上がって雪の表面が腐り始めました。
アイゼンを履いていても爪ごと流されるほど滑ります。
BCで描かれたシュプール。
スキーやスノボは滑れないので、ただただ感心するばかりです。
ゲレンデ脇は程よい柔らかさと腐り加減で、ツボ足で下りる人たちを悩ませます。
今日の相棒たち。お疲れ様でした。
ベースプラザのビールは売り切れでした。がっかり。
出発後、間もなく行く手を阻む雪崩…。
各車から一斉にスコップが取り出されて、自家用車が通れるように除雪します。
感想
気難しい地域にあり、晴天日を待ち望んでいた谷川岳。
3月中旬の平日、やっとその日は訪れました。
◼︎天神平→谷川岳
スキーシーズン終盤の谷川岳ロープウェイは、平日ということもあり客は疎ら。
しかも、そのうち多くは谷川岳方面に向かったようです。
ハイカーよりスキーやスノボを担いだ人が多いような…。
噂には聞いていましたが、確かにBCのメッカなんですね。
ロープウェイを降りたら、スキー場のコース脇を登って行きます。
圧倒的にスノーシューが多いようです。アイゼンとワカンは少数派。
先行者たちの様子を見ながら、自分はワカンをチョイス。
どうせ途中で履き替えるので、トレースありきなら最初からアイゼンでも良かったかなと。
コース脇は急峻な上に、柔らかい雪質で沈みやすく歩きにくいです。
程なくして稜線に取り付けば、踏み抜きは少なく歩きやすいコンディションに。
熊穴沢避難小屋は雪で埋没しています。
出入口が掘り起こされていないので、利用は出来ません。
休憩がてら、ワカン＋ストックから、アイゼン＋ピッケルに換装します。
アイゼンは12本爪を持って来ました。
ここから肩の小屋まで急峻な坂を直登します。
夏道とは違うのでしょうが、とにかく潔い直登でなかなか思うように進ませてくれません。
最後の急登を喘ぎながら登ると、徐に左側に肩の小屋が姿を現します。
肩の小屋は営業している模様。ここまで来ればトマノ耳は目前です。
トマノ耳から10分ほどで、オキノ耳に到着です。
山頂から雪庇が張り出しているので、不用意に歩き回ると滑落します。
◼︎谷川岳→天神平
基本的に南側斜面を降りるので、午後は雪が腐り滑りやすくなります。
登りで味わった急登は、下りに変わると難易度が増すので慎重に下ります。
急登でなくても、狭いトラバースなども充分な脅威です。
そんなに疲弊するような行程ではないので、集中して安全に下山したいところ。
帰路のバスで移動中に、道路が雪崩で一時通行止めに。
でも、すぐさま除雪機が入って20分ほどで復帰。さすが手慣れたものです。
往復バス運賃と谷川岳ロープウェイの往復乗車券がセットになった「得々乗車券」があります。
が、発売時間が9:00からなので、朝早く行くと買えないという悲しいオチが待っています…。
http://kan-etsu.net/publics/download/?file=/files/content_type/type019/6/201304261145172745.pdf
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