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記録ID: 416736
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雪山ハイキング
丹沢

【070】(静かな檜岳山稜の雪景色) 雨山→檜岳→伊勢沢ノ頭

2014年03月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:46
距離
12.1km
登り
1,044m
下り
1,045m

コースタイム

7:38 寄大橋
7:48 後沢出合
8:54 釜場ノ平
9:01 寄コシバ沢
9:53 雨山峠
10:56 雨山
11:28 檜岳
12:04 伊勢沢ノ頭
14:20 寄大橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寄大橋駐車スペース
 朝着いた時には、橋の手前に2台、橋を渡った所に2台駐車。余裕がありました。
コース状況/
危険箇所等
■道の状態

<寄大橋〜釜場の平> 
・渡渉するのに、雪解け水で少し増水しているので要注意
・道に雪解け水が流れている処も多い
・釜場の平手前のザレが進んでいるのでご注意を

<釜場の平〜雨山峠> 危険個所あり
・ガレ場が多くなっています
・一部、崩落してチェーン固定用の杭が抜けている処があるので、慎重に
・沢は、雪で覆われています。
・雪が緩んで来ると、踏み抜いて落ちることもあるので慎重に

<雨山峠〜伊勢沢ノ頭>
・峠から雨山へ向かう痩せ尾根は、凍結すると危険です。アイゼンを

<伊勢沢ノ頭〜寄大橋>VRルート、道標なし
・伊勢沢ノ頭から下って少し行った処から鹿柵が出てきますが、柵を固定するワイヤーが長く張ってあるので、足を引っかけないようにご注意を
・うっすらと作業道があります
沢コースで初めの渡渉地点から朝日をあびた雨山方面を望む。沢の水も雪解けで少し増えているみたい。
2014年03月16日 07:56撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 7:56
沢コースで初めの渡渉地点から朝日をあびた雨山方面を望む。沢の水も雪解けで少し増えているみたい。
新しい梯子は健在です。でも、周辺は、確実に崩壊が進んでいます。
2014年03月16日 08:39撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 8:39
新しい梯子は健在です。でも、周辺は、確実に崩壊が進んでいます。
梯子から釜場の平の間は、昨年整備されて歩きやすくなったのですが、また崩れています。
2014年03月16日 08:43撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 8:43
梯子から釜場の平の間は、昨年整備されて歩きやすくなったのですが、また崩れています。
コシバ沢。雪がすっかり解けています。
2014年03月16日 09:00撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 9:00
コシバ沢。雪がすっかり解けています。
ガレが、道を覆っています。
2014年03月16日 09:11撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 9:11
ガレが、道を覆っています。
ここも、
2014年03月16日 09:16撮影 by  DSC-T20, SONY
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ここも、
この辺りの沢筋には、まだ雪が沢山あります。
2014年03月16日 09:21撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 9:21
この辺りの沢筋には、まだ雪が沢山あります。
チェーンを止めている鉄杭の根元から崩れて抜けています。チェーンに頼ると危険です。
2014年03月16日 09:26撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 9:26
チェーンを止めている鉄杭の根元から崩れて抜けています。チェーンに頼ると危険です。
沢には、雪が残っています。気を付けて歩かないと、沢に踏み抜きます。歩いた時間が、早かったのか雪が締まっていました。雪が緩くなると危険です。
by  N-06D, NEC
沢には、雪が残っています。気を付けて歩かないと、沢に踏み抜きます。歩いた時間が、早かったのか雪が締まっていました。雪が緩くなると危険です。
最後の鉄階段にきました。峠まであと少し。
2014年03月16日 09:48撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 9:48
最後の鉄階段にきました。峠まであと少し。
雨山峠からは、日本一が見えます。
2014年03月16日 09:54撮影 by  DSC-T20, SONY
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3/16 9:54
雨山峠からは、日本一が見えます。
峠から雨山に向かう登りの途中、振り向くと蛭ヶ岳が・・・綺麗
2014年03月16日 10:08撮影 by  DSC-T20, SONY
1
3/16 10:08
峠から雨山に向かう登りの途中、振り向くと蛭ヶ岳が・・・綺麗
アップで。なかなか凛々しいお姿。
2014年03月16日 10:08撮影 by  DSC-T20, SONY
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3/16 10:08
アップで。なかなか凛々しいお姿。
痩せ尾根を過ぎると、二日前に降った雪が一面に残っています。
2014年03月16日 10:14撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 10:14
痩せ尾根を過ぎると、二日前に降った雪が一面に残っています。
木々の向こうには、丹沢の主峰がそろい組
2014年03月16日 10:22撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 10:22
木々の向こうには、丹沢の主峰がそろい組
木の北側の幹には、まだ雪が。よほど風が強かったのでしょう
2014年03月16日 10:26撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 10:26
木の北側の幹には、まだ雪が。よほど風が強かったのでしょう
雨山に到着。日が当たり、ぽかぽか陽気です。雪から湯気のように水蒸気が出ています。
by  N-06D, NEC
雨山に到着。日が当たり、ぽかぽか陽気です。雪から湯気のように水蒸気が出ています。
檜洞丸・同角ノ頭・石棚山稜が木々の間からくっきりと見えました。
2014年03月16日 11:05撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 11:05
檜洞丸・同角ノ頭・石棚山稜が木々の間からくっきりと見えました。
日本一も春霞ですかね・・
2014年03月16日 11:06撮影 by  DSC-T20, SONY
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日本一も春霞ですかね・・
蛭ヶ岳
2014年03月16日 11:07撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 11:07
蛭ヶ岳
檜岳の東側からは、三の塔の上に大山の頭が覗いているのが見えます。
2014年03月16日 11:27撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 11:27
檜岳の東側からは、三の塔の上に大山の頭が覗いているのが見えます。
檜岳の山頂標。テーブルは、雪が積もったままでした。
2014年03月16日 11:28撮影 by  DSC-T20, SONY
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檜岳の山頂標。テーブルは、雪が積もったままでした。
またです。
2014年03月16日 11:29撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 11:29
またです。
またまた。何人登っているのかな?
2014年03月16日 11:29撮影 by  DSC-T20, SONY
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3/16 11:29
またまた。何人登っているのかな?
臼ヶ岳と西丹沢主稜
2014年03月16日 11:31撮影 by  DSC-T20, SONY
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臼ヶ岳と西丹沢主稜
気持ちいい!!
2014年03月16日 11:38撮影 by  DSC-T20, SONY
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気持ちいい!!
鍋割山
2014年03月16日 11:55撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 11:55
鍋割山
若葉が出てくると見えなくなりそう
2014年03月16日 11:55撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 11:55
若葉が出てくると見えなくなりそう
午後になると霞が濃くなってボンヤリとした日本一。
2014年03月16日 12:02撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 12:02
午後になると霞が濃くなってボンヤリとした日本一。
伊勢沢ノ頭に到着。雪もここまで。
2014年03月16日 12:04撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 12:04
伊勢沢ノ頭に到着。雪もここまで。
塔ノ岳から丹沢山
2014年03月16日 12:35撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 12:35
塔ノ岳から丹沢山
塔ノ岳。手前は、檜岳の南東尾根でしょうか
2014年03月16日 12:39撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 12:39
塔ノ岳。手前は、檜岳の南東尾根でしょうか
檜・杉の植生地の中、薄くなった作業道を下ると、南側が開けるところに。隣のジダンゴ山が見えます。
by  N-06D, NEC
檜・杉の植生地の中、薄くなった作業道を下ると、南側が開けるところに。隣のジダンゴ山が見えます。
もうすぐ林道ですが、鍋割山がよく見えます。
2014年03月16日 13:44撮影 by  DSC-T20, SONY
3/16 13:44
もうすぐ林道ですが、鍋割山がよく見えます。
水溜りの前に降りてきました。
by  N-06D, NEC
水溜りの前に降りてきました。
撮影機器:

感想

 丹沢もメインルートは、混んでいてその上泥だらけのようなので、人も少ない雨山峠周辺の様子を見に行きました。

 大雪から1か月経過し、寄大橋までの道には除雪の雪さえ跡形もなくなっていました。寄大橋の前後の駐車スペースには、先行車が3台とほどなく到着した1台のみでした。やっぱり人は、少ないようです。
 
 雨山峠に向け進みますが、釜場の平手前の渡渉ポイントまでは、雪もなく、雪解け水で少し増水している位で問題ありませんでした。
 
 ところが、釜場の平手前の新しい木製梯子を登ると、昨年整備され歩きやすくなっていた処が今回の雪でまた崩れたようで、慎重に進みます。沢に入るまでは、雪はほとんど残っていませんが、進むに従って、あちこち雪による崩落で道が荒れて危険な個所も出現しています。チェーンの杭が崩落によって抜けたり、崩れたガレが道を覆っていたり、雪による被害だと思いますが甚大です。

 沢に入ると吹き溜まった雪が沢を覆っています。今回歩いた時は、雪が締まっていたので踏み抜きはありませんでしたが、緩むと沢まで踏み抜きますのでご注意ください。いくつか、踏み抜いた跡がありました。

 雪の沢を楽しみながら進み、すっかり雪がなくなった雨山峠に到着。お待ちかねの日本一とご対面〜。春霞で少し?霞んでいますが・・。まあ、会えたからね。

 峠から雨山に向かいます。雪は、残っています。2〜3日前に降った雪でしょう。綺麗です。登るにつれて振り向くと、雪をかぶった丹沢主稜が、木々の間からだんだんと姿を現し始め感激です。痩せ尾根もあり凍結していると滑るので足元にご注意。

 痩せ尾根を通過すると、一面真っ白の雪原。林の向こうは、青い空に映えた丹沢主稜。雪山ハイクを堪能し雨山山頂到着。
 
 雨山山頂は、ベンチはありませんが日当たり抜群。ここで、ティータイムと日向ぼっこ。湘南の海が良く見えるところですが、生憎霞んでいます。陽が当たり周りの雪から水蒸気が立ち上っています。これじゃ、霞むのもしょうがない。

 ティータイムを終え檜岳に向かいます。また、雪山ハイクを再開。相変わらず、丹沢主稜を眺めたり、雪の締まる感触を楽しんでいると、檜岳に到着。山頂の東側からは、表尾根も見え、大山は頭だけ覗いています。

 テーブルも雪で覆われ、日も当たらないので山頂は、スルーします。しばらく進み南斜面の杉が途切れると、また綺麗な雪原歩き。だんだん雪が柔らかくなってきています。でも気持ちいいです。伊勢沢ノ頭に近い所で、今日初めてのハイカーに会いました。今日は、結局この一人だけでしたが。
 
 伊勢沢ノ頭に到着。日本一は、ますます霞んでしまっています。日当たりのいい山神峠への分岐でラーメンタイム。山神峠へのトレースありました。

 ゆっくり、日向ぼっこをここでも楽しみ、あとは下山するだけ。雪は、伊勢沢ノ頭を過ぎるとまばらに。その代り土が雪解け水で滑りやすくなっています。歩くと泥んこに。
 
 秦野峠への分岐を曲がらず、尾根を直進します。しばらく進むと、鹿柵のお出迎え。鹿柵を支える番線が長く出ているので、注意して歩きます。

 杉と檜の植生林に入ると、うっすら作業道が見えてくるのでそれに従って下ります。当然道標など無いので、途中地図でチェック。特に危険な処はなく林道に降りられました。

 今日は、雨山峠までの登りに緊張する処がありましたが、暖かい日で日本一(霞んでいましたが)や雪化粧した丹沢主稜も拝め楽しめた雪山ハイクでした。

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