秩父札所(2)西武秩父駅から13番〜30番を経て三峰口駅まで


- GPS
- 09:30
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 900m
- 下り
- 827m
コースタイム
天候 | 良く晴れて暖かいが時々寒風にさらされる ※前回1番〜12番(3/1)は http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-411587.html ※次回31番〜34番(3/15)は http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-416494.html |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
三峰口17:25.お花畑17:55.西武秩父18:25<特急>池袋19:47着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
23番から展望台への登りと川筋への樹林の下り巡礼道に積雪あり。 27から28への途中も積雪あり。若御子神社の断層への登りは雪道。気温が低いのでこれらの雪道は硬く締まって沈むことなく快適なしみわたり状態。 あとはほとんど車道を歩く。 18番まではわかりやすいが19番龍石寺を探すのに手間取って少し行きすぎて戻った。 20番岩ノ上堂へは秩父橋を渡った後橋をくぐるが左上に登る道が通行止めで再び車道に添って右に巻くので、橋をくぐらずに車道を横断して右に行くのが早い。 22番から23番へは車道を横断して巡礼道の標識に添って登る。 23番からは南の「音楽寺バス停」をへてカーブ手前で右の梅林を突っ切って展望台方面に下り堰堤を左から巻いて堰の下に出て樹林の山道を下る。 25番から影森へは巡礼道の標識にそって柳大橋を渡って学校の脇から線路を渡って26番円融寺に向かう。 27番から南下して線路を西に渡った後でまた東側に渡り返して雪道を南下すれば28番への道に出る。 29番からは南下して若御子神社を過ぎて事上から140号に出れば白久・三峰口方面までは長いがわかりやすい。 |
写真
感想
秩父札所巡りの2日目は13番から30番まで歩き、途中、龍石寺境内の甌穴・音楽寺の南の展望台から秩父盆地の観察・安立ローム層の採集・浦山川の衝上断層・若御子神社の断層など地質の見どころも巡って来た。
ほとんどは車道だが23番音楽寺から展望台に寄ったり24番に下る道が雪の山道で雰囲気があり、三峰口に向かう道もかつて江戸から三峰神社に向かう人々の巡礼の道であったと思えばなかなか趣のあるものだ。
先週の一日目は足裏に豆ができてしまったので、今回はクッション(オドイーター)敷いて対策したら特に痛みは無く、平地歩きが多いので特に筋肉痛もないようだ。天気としてはよく晴れて寒くもないので、ゆったり江戸期巡礼の道を辿る快適なハイキングだった。
自分は徒歩で巡っているがレンタサイクルで回ろうという企画もあるようだ。また、バスで乗り付けて参拝している団体もあった。先週は6番で会ったバスが9番にも居たし、今日は26番の団体に27番・29番でも遭遇した。歩けなくなったらそんなお手軽な方法も面白いかもしれないとも感じたものであった。団体さんというのはとかく賑やかなものだが今日の団体さんは規律正しく参拝していて好感が持てた。
地質的には秩父は地球の窓と言われるように見どころはたくさんある。長尾根は何段もの第四紀の河岸段丘であるので16番・18番・19番・20番・24番などは顕著な段丘面の上にあり、展望台から眺めると段丘地形が良くわかる。また、武甲山など東の秩父中古生層との断層境界も浦山川と若御子神社で見ることができる。19番の境内にはいくつもの甌穴がありここがかつての河床であったことの証拠としてわかりやすい。酒造資料館から登ったミューズパーク手前の安立ロームの露頭もまだ残っているので洗って鉱物を観察するのが楽しみである。
次回は三峰口から31〜34をへて皆野駅まで40kmほどだが11時間はかかるので1日で回るとすると当日発の電車だと三峰口8:10で皆野には19時には着けるだろうが三峰口前夜泊で5時発くらいなら余裕がある。ただ、このコースにはパレオの産地、ヨーバケの単斜と化石採集、藤六のスランプ構造、前原の不整合などなど地質的な見どころがたくさんあるので折角の機会なのでどこかで一泊してゆっくり回りたいとも思う。
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