鐘ヶ嶽


- GPS
- 04:09
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 455m
- 下り
- 456m
コースタイム
11:10鐘ヶ嶽
13:00鐘ヶ嶽入口(バス停付近)
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
場所によっては雪が残っていたが、アイゼンは不要。ぬかるみもなくスパッツも着けなかった。最初の30分ぐらいが一番険しく、鎖やロープが張られている個所もあった。後は全く問題なし |
写真
感想
「ミツマタの花が咲くころだな」と思ったら無性に見たくなり、発作的に出かけた。鐘ヶ嶽の登山口(山神隧道の手前)に木があったように思っていたが、それは記憶違いだったらしい。仕方なく、いったん下山した後にわざわざ不動尻近くまで行って探した。ミツマタの木はあったが、残念ながらまだほとんど開花していなかった。それより、ふもとの集落で晩春や初夏の花が咲いているのに驚いた。この冬は寒暖の変化が激しいので、植物も混乱しているのだろうか。
鐘ヶ嶽は561mの低山だが、西側は路肩が切れ落ちた険しい道が多い。人通りが少なかったので、登山道を少し離れた場所でレスキュー訓練の真似事をしてみた。滑落した同行者を助ける想定で木の幹にザイルをかけ、ムンターヒッチで下降、クレイムヘイストで登り返す。人目につかないようにしていたつもりが熟年のご夫婦に見つかり「ちょっと見学させて下さい」と言われてしまう。照れ臭いことこの上ないが、冷やかしではなく真剣かつ熱心に質問されるので、こちらも付け焼き刃の知識を総動員し「にわか講師」を務めた。
山頂付近にはボーイスカウトの少年少女(小学校高学年から中学生ぐらい)が大勢いて歓声が絶えなかった。ここには以前、小学校低学年の娘を連れてきたが、その娘も今や高校生で、親父は口もきいてもらえない関係。時間というのは残酷だなあ−−などとちょっと感慨にふけった。
小規模ながら山岳信仰の山で随所に石仏や祠があり心をなごませる。シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、エナガ、ルリビタキ(メス)などを観察、渓流にはミソサザイの甲高く複雑な声も響き渡っていた。おなじみの鳥ばかりだが、確かな春の息吹が感じられた。
帰りがけ、鼻をくすぐる香りに釣られて人気ラーメン店「ZUND BAR」に行ったが、店の外に20人以上の人が並んでいるのを見て引き返した。以前入った時は結構うまかったが、何十分も待って食べたいとまでは思わない。これも何年かぶりの広沢寺温泉は露天しかなく、脱衣場も外なのでさすがに寒かったが、熱い湯にじっくり浸って体を芯まで暖めた。クルマなので湯上がりに「さあビール」というわけにはいかないところがつらいが我慢我慢。
コメント
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写真を見ると、とても充実した山行のようですね。うらやましい。ロープワークの訓練は、温かくなったらぜひやりましょう。私も勉強したのに、練習しないと忘れちゃうよ〜。同じ時間に、高麗山の下見をしていました。探鳥にもよさそうでしたよ。鐘が岳も定例で行きましょう。
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