記録ID: 4134697
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山滑走
白山
猿ヶ馬場山
2022年04月02日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:13
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:13
距離 15.8km
登り 1,491m
下り 1,486m
今日は乗鞍にしようか猿ヶ馬場山にしようか迷った。でもきっと、乗鞍はカチカチだろう。山頂からのドロップができなければ、乗鞍の楽しさは半減だ!!それならば、雪が緩んで滑走が楽しめる低山ということで、猿ヶ馬場山に決定しました!その結果は?大成功!!このお山、ツリーランがめちゃくちゃ楽しいです。何度でも来たいお山ですが、ちょっと遠いのが玉に傷。さあ、次回の再訪はどうしようか。
天候 | 晴れ 気温-2〜10℃(山頂10℃) 微風 ガス無し!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・荻町城跡展望台の駐車場から合掌造りの街中を歩いて神社あたりから雪道林道です。 ・林道から1000m辺りまでは、朝一はかなり雪が締まっていてガチガチ。しかも落枝が多いのでシートラで登った方が楽です。 ・第二渡渉点あたり(砂防堰堤のあたりだと思う)の1200〜1500mは急登。途中までクトー。最後の方で斜度45度位でカチカチだったのでアイゼンに変えました。復路は雪が緩んで、この斜面は最高のツリーランが楽しめました。 ・1500m以降は緩やかな台地のため、シールハイク。山頂付近は広大な尾根というか台地というような地形。そして絶景。 ・10:30頃から雪が緩むと想定していたが、予想通り。復路は山頂からずっとザラメで、最後までとても気落ち良く滑走できた。 ・1200-1500mの急登が硬くクラストしている時は危険だが、それ以外は、比較的安全で登りやすく、ツリーランが素晴らしく楽しい山だと思う。 |
写真
g:今日は初めてのお山。猿ヶ馬場山の山スキー!!道の駅白川郷に車中泊して萩町城跡展望台の駐車場へ。先に山スキーの男性が出発されましたが・・・自分が出発するときに、忘れ物をとりにちょうど戻ってこられました。・・・というわけで、お話をしながら歩いていると、楽しくなってきました。そういうわけで、今日も旅は道連れ!!男性(Chabo-sさん)と二人の山旅が始まりました(笑)。なにとぞよろしくお願いいたしますm(__)m。
C:ヘルメット付けてないことに気付いて、500mほど進んだところで取りに戻りました( ゜Д゜)!こちらこそお願いします!!
C:ヘルメット付けてないことに気付いて、500mほど進んだところで取りに戻りました( ゜Д゜)!こちらこそお願いします!!
C:長ーいピンクテープ
g:ここから下の谷へは降りないで・・・という目印のようです。”僕は常々思っているんですけど・・・、こういった「空気読め」という目印って、外国人には伝わるのでしょうか?”
g:ここから下の谷へは降りないで・・・という目印のようです。”僕は常々思っているんですけど・・・、こういった「空気読め」という目印って、外国人には伝わるのでしょうか?”
g:ここが第二渡点だと思う。ざっくりと1200m位。ここのすぐ上から1500m位までは斜度がきつく、カチカチ斜面ではシールハイクはやり難かったのでクトー装着しました。実は自分もChabo-sさんも初クトーということで、色々試して情報収集します。
g:ジャーン!!自分のはG3の115mmです。それにしても、体重を乗せにくい位置です。重心は踵なので、踵が踏みつけやすいですが、それだとブレードが刺さるタイミングが遅くて滑落するんでしょうね。そして、この位置は、たまに板が浮いて、ブレードが刺さらないことがある。”僕は常々思ってるんですが、山スキー道具って、まだまだ道具として改善、進化の余地ありだと・・・”
g:樹林の先からお天道様が導いてくれます。この辺りで斜度35〜40度位。雪が沈み込まないので、凸凹斜面では、クトーが宙に浮きがちとなります。カチカチ斜面をキックターンを繰り返して登っていきますが、どう考えてもアイゼンの方が速楽安全なことは、もう気付いている。あとはどこでアイゼンにするか様子を見ながら登ります。
(Cha)スッポリと😊
g:ここで斜度35〜45度位・・・。アカン(-_-;)。滑落リスクが急増してる感じが・・・。滑落したら・・・・。きっと簡単には止まらず、立木にぶち当たって・・・アベシ???。いやだ!!怪我したくないのでアイゼンを履くべく、ツリーホールに入り込みました。ちなみにこのホールは1m位ありました(笑)。
g:ここで斜度35〜45度位・・・。アカン(-_-;)。滑落リスクが急増してる感じが・・・。滑落したら・・・・。きっと簡単には止まらず、立木にぶち当たって・・・アベシ???。いやだ!!怪我したくないのでアイゼンを履くべく、ツリーホールに入り込みました。ちなみにこのホールは1m位ありました(笑)。
g:アイゼン装着!!これで怖いものなし!!シールクトーの3倍の速さで登れました。ここでクトーのファーストインプレッション!!そうだなあ・・・65点!!シールハイクとアイゼンの中間位の仕事はします。クトーで直登できるような締まった雪ならばアイゼンより良いですが、クトーで直登できないような急登ではアイゼンの方が速楽安全。そもそもクトーは直登する道具じゃないけど、今日の硬い雪ならば斜度30度未満なら直登できた。普通の雪質ならば、もっと効果があるのだろうか?今後の確認事項です。ちなみに、今日のような締まった雪ならば、効率だけを考えるとシールとアイゼンだけでクトーは不要だと思いました。
g:今日は、ずっとインナーと素手で全く問題ない。ここで気温10℃位です。暑い。テンクラ予報って確か‐6℃だったはず。最低気温は‐9℃想定で色々持ってきたので、荷物がちょっと重いです。
C:greenさんの素手は何で出来ているのか…僕は手袋外せません( ;∀;)
C:greenさんの素手は何で出来ているのか…僕は手袋外せません( ;∀;)
C:猿ヶ馬場山登頂!
g:山頂に着きました!!急登も短い区間ですし、汗もあまりかかずに、寒くもなく、丁度よい気温でした。ただ、あの急登は雪が緩まないと自分の腕ではちょっと厳しいかもしれない。そんな不安を感じていると、どんどん雪が緩んできました。これは良いかも!!
g:山頂に着きました!!急登も短い区間ですし、汗もあまりかかずに、寒くもなく、丁度よい気温でした。ただ、あの急登は雪が緩まないと自分の腕ではちょっと厳しいかもしれない。そんな不安を感じていると、どんどん雪が緩んできました。これは良いかも!!
(Cha)二人で!ワタシはもうヘロヘロ…
g:えっ?そうだったんですか?そんな風には見えませんでしたが・・・。ここまで休憩したり、アイゼン履き替えたりした割には、5時間弱なので、1500m登った割には、まあまあ良いペースでしたね。
写真を撮っていただいた男性の方、ツーショットの写真、ありがとうございましたm(__)m。良い思い出が残りました。
g:えっ?そうだったんですか?そんな風には見えませんでしたが・・・。ここまで休憩したり、アイゼン履き替えたりした割には、5時間弱なので、1500m登った割には、まあまあ良いペースでしたね。
写真を撮っていただいた男性の方、ツーショットの写真、ありがとうございましたm(__)m。良い思い出が残りました。
(Cha)チャージさせて下さい。お待たせしてスミマセン💦
g:いえいえ、こんなポカポカ日和で、これほどの景色!!ゆっくりしたいじゃないですか!このために来ているようなものですから。
g:いえいえ、こんなポカポカ日和で、これほどの景色!!ゆっくりしたいじゃないですか!このために来ているようなものですから。
(Cha)白山正面に雄叫び上げながらgreenさん滑走!!
g:撮っていただいてたんですね。感動です!!ありがとうございますm(__)m。それにしても、この斜面、めちゃくちゃ楽しすぎです。ついつい心の雄たけびがでちゃいました(笑)。
g:撮っていただいてたんですね。感動です!!ありがとうございますm(__)m。それにしても、この斜面、めちゃくちゃ楽しすぎです。ついつい心の雄たけびがでちゃいました(笑)。
g:Chabo-sさんが!!かっちょ良い!!
C:楽し〜♪
g:ほんと、このツリーラン斜面、めちゃくちゃ楽しい。もっと前に来るんだった。家近だったら、間違いなく通ってる!!それくらい楽しい。
C:楽し〜♪
g:ほんと、このツリーラン斜面、めちゃくちゃ楽しい。もっと前に来るんだった。家近だったら、間違いなく通ってる!!それくらい楽しい。
g:最後は世界遺産が見送ってきました。Chabo-sさん、今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。また機会がありましたら、ぜひともよろしくお願いいたしますm(__)m。
g:・・・そして、これが今日気づいたビンディングの異常!!滑走前に、ビンディングがグラグラなのに気付いて、「あれっ??」と思って確認したら、解放値がゼロだった(笑)。しかも解放値のメモリの板、吹っ飛んでるし。ドライバーで勘で再調整しましたが、これで同様の異常が2回目なんです。どうなってるの?怖すぎる。
g:しかも、ブーツにも異常が・・・。滑走ーモードにしようとしたら、金具が片方折れていて滑走モードにできない(-_-;)。色々試したら、なんとか滑走モードになりましたが、これは危うい。
装備
個人装備 |
ジオラインLWシャツ2枚
ミレードライナメッシュシャツ
カシミヤ混成タイツ下1枚
モンベルウィックロンジオサーマルロング(使用せず)
モンベルのジオラインバラクラバ2枚(使用せず)
ミズノの化繊帽子(使用せず)
防寒テムレス2セット
インナー手袋(使用せず)
ハードシェル上下
スキー板(K2クンバック)
スキーブーツ(マエストラーレ)
ザック(モンベルチャチャパック45)
パン3個(2個消費800kcal)
非常食(柿の種)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
GPS(ガーミンmap66sを2個)
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケット)
ココヘリ
防寒着(化繊ジャンパー)
ツェルト(juza)
ゾンデ(モンベル240cm)
スコップ
自作スノーソー
ゴーグル
ヘルメット
シール(ポモカ)
マムートビーコンBarryvox
G3クトー
水0.5L(0.3L消費)
0.3Lお湯入り水筒(消費)
合計14.5kg(板
ブーツ
シール
ウィペット除く)
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---|
感想
好天予想で1ヶ月ぶりの登山は、やっぱりスキー。山スキー3回目ながら始めての猿ヶ馬場山です。樹林の雰囲気はもちろん、台地に乗り上げてからも最高に景色が素晴らしいところでした。そして何より、greenriverさんと話しながらの登山はとても楽しい時間でした。
初対面なものの御一緒にと嬉しい申し出、本当にありがとうございました。
g:まず、今日一番の嬉しく楽しかったことは、Chabo-sさんとご一緒できたこと!!駐車場でお会いして、たまたま1日、一緒に山スキーをすることとなりましたが、とても楽しかったです。本当にありがとうございましたm(__)m。
また機会がありましたら、是非、よろしくお願いいたします。
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コメント
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クトーの件、自分もG3ですがまったくその通りですね
鳥海山の舎利坂という急斜面で外れてしまったり、稲倉岳の緩斜面では気づいたら片方が無くなっていたり。舎利坂の時は買ったところに話したらメーカーに送ってくれて新品と交換してくれましたが、同じ感想持っている人もいると分かり安心しました。
北陸の山もツアースキーに適した良い山いっぱいあるようですね。
クトーもそうですが、山スキー道具はもっと進化の余地ありですよね。
ただ、ちょっと自分のレコとは矛盾するところではありますが、道具として足りない部分を、皆さんが創意工夫して改良しているところを見るのも、やはり楽しみでもあります。お金さえ出せば、全てが揃うという世界ではなく、自分で創意工夫してこそ、良い道具となるというのが、面白い世界でもあると感じています。
それでも・・・クトーが外れるのは勘弁してほしいですね。命がかかってますからね。さすがに笑えません。
ちなみに山スキー(スキー自体)の経験は2シーズン目なので、まだよくわかっていないのですが、北陸や奥美濃でも良い山スキーがあるようです。それでもmatayannさんの東北地方には到底かなわないと思いますが・・・。東北は、自分にとって未開の地であることもあり、うらやましい限りです。
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