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Yamareco

記録ID: 410669
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

霊仙 (山上台地にハートの奇跡)

2014年02月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:01
距離
8.2km
登り
855m
下り
837m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

榑ヶ畑登山口下(駐車地) 9:06−9:32 汗拭き峠 −9:48 大洞谷源頭(入口) 9:58−11:18 お猿岩下 −12:00 霊仙(三角点)12:44−12:56 南霊仙(最高点) 12:57−14:12 大洞谷源頭(登山道) 14:26−14:34 汗拭き峠 −14:50 榑ヶ畑登山口下(駐車地)
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
榑ヶ畑登山口下約100mの林道路肩に駐車。
榑ヶ畑林道の状況:積雪10〜20cmで、轍は凍結。
コース状況/
危険箇所等
全コース積雪有り。
登山口〜大洞谷源頭は、夏道にトレース有り。一部凍結。
大洞谷左俣は、積雪10〜30cmで、朝方モナカ雪。
山上台地は、トレース以外は約30cmのモナカ雪。
大洞谷右俣は、積雪30〜50cmで、午後はグサグサの腐れ雪。
【伊吹山が見てる】
霊仙に行く途中の道から伊吹が見えた。
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【伊吹山が見てる】
霊仙に行く途中の道から伊吹が見えた。
【霊仙はいい天気】
珍しく霊仙の上は青空だ。
【霊仙はいい天気】
珍しく霊仙の上は青空だ。
【登山口はもういっぱい】
この辺に駐めようかな。
【登山口はもういっぱい】
この辺に駐めようかな。
【登山口から雪道】
下から雪がある。帰りの名物の泥んこはなさそうだ。
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【登山口から雪道】
下から雪がある。帰りの名物の泥んこはなさそうだ。
【大洞谷の雪】
朝は冷えたけど、もうグサグサだ。
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【大洞谷の雪】
朝は冷えたけど、もうグサグサだ。
【やっと山上台地へ】
この調子じゃ、下りの右俣が思いやられるな。
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【やっと山上台地へ】
この調子じゃ、下りの右俣が思いやられるな。
【雪が少ない】
山上台地は白さが足りない。
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【雪が少ない】
山上台地は白さが足りない。
【雪庇が通せんぼ】
固い雪庇が目の前に。無理しないで遠回りしよう。
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【雪庇が通せんぼ】
固い雪庇が目の前に。無理しないで遠回りしよう。
【伊吹が光ってる】
伊吹も雪は少ないなあ。
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【伊吹が光ってる】
伊吹も雪は少ないなあ。
【立派なエビ尻】
標柱が風を切って飛んでるようだ。
2
【立派なエビ尻】
標柱が風を切って飛んでるようだ。
【本峰から見た最高点】
向こうに行く前に、ここで食事にしよう。
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【本峰から見た最高点】
向こうに行く前に、ここで食事にしよう。
【伊吹山をバックに】
山頂には雪がほとんど積もっていない。三角点はむき出しだ。
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【伊吹山をバックに】
山頂には雪がほとんど積もっていない。三角点はむき出しだ。
【受験生じゃないけど】
ここで食べた後、最高点を取りに行くよ。
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【受験生じゃないけど】
ここで食べた後、最高点を取りに行くよ。
【3分待つ間に】
受験生じゃないから滑っても平気だ。
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【3分待つ間に】
受験生じゃないから滑っても平気だ。
【晴れてきた】
チキン効果か、大きな雲の鳥が最高点の頭にチュッ!
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【晴れてきた】
チキン効果か、大きな雲の鳥が最高点の頭にチュッ!
【雪庇の上が真っ青】
見上げれば、雪庇の上もきれいな青空に。
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【雪庇の上が真っ青】
見上げれば、雪庇の上もきれいな青空に。
【雲が多いなあ】
御池の方はクモがモクモク。
【雲が多いなあ】
御池の方はクモがモクモク。
【雪の波間に】
雪の斜面を上がると、標柱の頭がひょっこり浮かんでた。
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【雪の波間に】
雪の斜面を上がると、標柱の頭がひょっこり浮かんでた。
【食後の運動】
もっと上から食後のシリセード。
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【食後の運動】
もっと上から食後のシリセード。
【滑り台完成】
ここはミニ遊園地だ。
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【滑り台完成】
ここはミニ遊園地だ。
【春の陽差し】
冷たい風を避けると、眩しい光と暖かい春の陽気がいっぱい。
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【春の陽差し】
冷たい風を避けると、眩しい光と暖かい春の陽気がいっぱい。
【雪のカレンフェルト】
最高点の山頂には、厳しい冬の風物詩が。
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【雪のカレンフェルト】
最高点の山頂には、厳しい冬の風物詩が。
【伊吹は天気良さそう】
最高点は、雲が垂れ込め、天井が低い。
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【伊吹は天気良さそう】
最高点は、雲が垂れ込め、天井が低い。
【御池が雲を支えてる】
黒く重そうな雲を支えるようにして、御池がやっと見えている。
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【御池が雲を支えてる】
黒く重そうな雲を支えるようにして、御池がやっと見えている。
【チョコ入りソフト】
本峰に光が当たり、浮かび上がって幻想的。
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【チョコ入りソフト】
本峰に光が当たり、浮かび上がって幻想的。
【誘惑に負けそう】
身体をくねらすようにして誘っているのは魅惑の西南尾根だ。
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【誘惑に負けそう】
身体をくねらすようにして誘っているのは魅惑の西南尾根だ。
【振り向くと青空】
背の青空が、西南尾根の幻惑を解いてくれた。
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【振り向くと青空】
背の青空が、西南尾根の幻惑を解いてくれた。
【垂涎の白魔殿】
妖しい雲を伴って再び襲ってくる白魔の誘惑にうっとり。
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【垂涎の白魔殿】
妖しい雲を伴って再び襲ってくる白魔の誘惑にうっとり。
【雪庇が小さい】
雪が少なく貧弱な雪庇と黒い立木に、現実に引き戻される。
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【雪庇が小さい】
雪が少なく貧弱な雪庇と黒い立木に、現実に引き戻される。
【視界が全部琵琶湖】
あの谷間を目指して、ここから一目散だ。
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【視界が全部琵琶湖】
あの谷間を目指して、ここから一目散だ。
【嵌るとヤバイ】
グサグサの雪と空洞に足を取られ、ワカンが抜けなくなる。
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【嵌るとヤバイ】
グサグサの雪と空洞に足を取られ、ワカンが抜けなくなる。
【頭上には雪の爆弾】
植林地は、頭上から雪の爆弾が落ちてくる危険地帯。
【頭上には雪の爆弾】
植林地は、頭上から雪の爆弾が落ちてくる危険地帯。
【上を見ないで】
雪の爆弾は当たったら致命的。休まず通り抜けよう。
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【上を見ないで】
雪の爆弾は当たったら致命的。休まず通り抜けよう。
【まだ凍結してる】
やっと駐車地に到着。
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【まだ凍結してる】
やっと駐車地に到着。
【よく晴れてる】
醒ヶ井駅から見る伊吹は、いつも晴れてる。
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【よく晴れてる】
醒ヶ井駅から見る伊吹は、いつも晴れてる。
【ラッセル割増あり】
ハート部は、ほとんどノートレースだったからなあ。
【ラッセル割増あり】
ハート部は、ほとんどノートレースだったからなあ。

感想

今回は、ホワイトデー企画ということで、
山上台地に、大きなハートを描くという計画をした。
大洞谷源頭の左俣から入り、時計回りで山上台地を周遊し、右俣を下りてくるというルートだ。

林道の雪は、養鱒場を過ぎたすぐ上からあった。
林道分岐からは、轍がほとんど凍結していた。
上がるにつれ、次第に雪が多くなってきて心配したが、何とか登山口まで進むことが出来た。
しかし、登山口付近には、既に車はいっぱいで、100m程下の林道ふくらみの雪の上に駐めた。

登山口には、10cmくらい雪があった。
しかし、数日前の大雪の際降っただけで、その後は降っていないようだった。
そのため、踏み固められたトレースは、凍っていて滑りやすかった。

企画の始まりは、大洞谷源頭の標識からだ。
もちろん、ここからはノートレースだ。
二俣までは、なだらかな植林地の中だ。
二俣を過ぎ、左又に入ると、斜面は急になった。
雪は腐りかけていて、ワカンでもよく沈み、歩きにくかった。
お猿岩下まで上がると、ようやく視界が開けてきた。
前方には経塚山に向かう人たちが見えた。

いよいよ、これからが核心部だ。
谷筋なので、きれいなRが取りにくい。
途中、谷を横切るところで、雪庇に阻まれた。
雪が固かったので、大事を取って、少し迂回した。

山頂にかけては、風が強く冷たかった。
山頂に着くと、すぐに東側の雪庇の下に潜り込んだ。
雪庇は、いつもより張り出しが少なく、ほとんど只の斜面だった。
ここで風を避けながら昼食とした。
回り込む風は少しあったが、陽差しの方が勝っていた。
春山気分を感じながら、ゆっくり食事をした。
食後は、斜面でシリセードに興じた。

ここからは、再度Rを描きながら、最高点を通り、西南尾根に向かった。
西南尾根から見た三角点峰や西南尾根は、光が当たってきれいだった。
薄暗い雲の下に浮かび上がり、幻想的な光景を見せてくれた。

途中からは、名残惜しい西南尾根を離れ、大洞谷右俣を目指した。
この辺りから雪がさらに緩み、岩場では踏み抜く事が多くなった。
右俣に入ると、傾斜に加え、雪の量も多くなった。
左俣の倍くらいの積雪があり、腰まで嵌ることも再三あった。
ワカンも埋まって抜けなくなった。
そのたびに、気持ちを落ち着かせるよう休憩をとった。

二俣からは、植林地の中で、雪の爆弾攻撃を受けた。
命中こそなかったが、雪の破片がかすることは、しばしばあった。
あちこちから、樹の枝が折れる音や、雪が落ちる音が、ひっきりなしに聞こえていて無気味だった。
あんな固い雪の固まりに当たったら大変だと思い、足早に通り過ぎた。

汗拭き峠は、まだ雪がかなり残っていた。
雪割草が出てくるまでは、まだ時間がかかるかな。

駐車地に着くと、雪はかなり緩んでいた。
もしやと思ったら、案の定、タイヤが空回りして車は動かなかった。
持っていたスコップで雪を除き、ようやく脱出する事ができた。

雪は、林道付近からあったが、山の方の積雪量は少なかった。
今年も、雪解けは早いような気がした。

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