霊仙 (山上台地にハートの奇跡)

- GPS
- 06:01
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 855m
- 下り
- 837m
コースタイム
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
榑ヶ畑林道の状況:積雪10〜20cmで、轍は凍結。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
全コース積雪有り。 登山口〜大洞谷源頭は、夏道にトレース有り。一部凍結。 大洞谷左俣は、積雪10〜30cmで、朝方モナカ雪。 山上台地は、トレース以外は約30cmのモナカ雪。 大洞谷右俣は、積雪30〜50cmで、午後はグサグサの腐れ雪。 |
写真
感想
今回は、ホワイトデー企画ということで、
山上台地に、大きなハートを描くという計画をした。
大洞谷源頭の左俣から入り、時計回りで山上台地を周遊し、右俣を下りてくるというルートだ。
林道の雪は、養鱒場を過ぎたすぐ上からあった。
林道分岐からは、轍がほとんど凍結していた。
上がるにつれ、次第に雪が多くなってきて心配したが、何とか登山口まで進むことが出来た。
しかし、登山口付近には、既に車はいっぱいで、100m程下の林道ふくらみの雪の上に駐めた。
登山口には、10cmくらい雪があった。
しかし、数日前の大雪の際降っただけで、その後は降っていないようだった。
そのため、踏み固められたトレースは、凍っていて滑りやすかった。
企画の始まりは、大洞谷源頭の標識からだ。
もちろん、ここからはノートレースだ。
二俣までは、なだらかな植林地の中だ。
二俣を過ぎ、左又に入ると、斜面は急になった。
雪は腐りかけていて、ワカンでもよく沈み、歩きにくかった。
お猿岩下まで上がると、ようやく視界が開けてきた。
前方には経塚山に向かう人たちが見えた。
いよいよ、これからが核心部だ。
谷筋なので、きれいなRが取りにくい。
途中、谷を横切るところで、雪庇に阻まれた。
雪が固かったので、大事を取って、少し迂回した。
山頂にかけては、風が強く冷たかった。
山頂に着くと、すぐに東側の雪庇の下に潜り込んだ。
雪庇は、いつもより張り出しが少なく、ほとんど只の斜面だった。
ここで風を避けながら昼食とした。
回り込む風は少しあったが、陽差しの方が勝っていた。
春山気分を感じながら、ゆっくり食事をした。
食後は、斜面でシリセードに興じた。
ここからは、再度Rを描きながら、最高点を通り、西南尾根に向かった。
西南尾根から見た三角点峰や西南尾根は、光が当たってきれいだった。
薄暗い雲の下に浮かび上がり、幻想的な光景を見せてくれた。
途中からは、名残惜しい西南尾根を離れ、大洞谷右俣を目指した。
この辺りから雪がさらに緩み、岩場では踏み抜く事が多くなった。
右俣に入ると、傾斜に加え、雪の量も多くなった。
左俣の倍くらいの積雪があり、腰まで嵌ることも再三あった。
ワカンも埋まって抜けなくなった。
そのたびに、気持ちを落ち着かせるよう休憩をとった。
二俣からは、植林地の中で、雪の爆弾攻撃を受けた。
命中こそなかったが、雪の破片がかすることは、しばしばあった。
あちこちから、樹の枝が折れる音や、雪が落ちる音が、ひっきりなしに聞こえていて無気味だった。
あんな固い雪の固まりに当たったら大変だと思い、足早に通り過ぎた。
汗拭き峠は、まだ雪がかなり残っていた。
雪割草が出てくるまでは、まだ時間がかかるかな。
駐車地に着くと、雪はかなり緩んでいた。
もしやと思ったら、案の定、タイヤが空回りして車は動かなかった。
持っていたスコップで雪を除き、ようやく脱出する事ができた。
雪は、林道付近からあったが、山の方の積雪量は少なかった。
今年も、雪解けは早いような気がした。
whitewater











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