矢筈岳《九州百名山》
熊本県
鹿児島県
山キチどん
体力度について
- GPS
- 04:42
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 941m
- 下り
- 927m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:43
| 天候 | 雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
復路：JR九州新幹線出水駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
指導標がしっかりし、赤テープも多い |
写真
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岩場で狭く展望なし、15m程先に開けた所がある
1等三角点「矢筈岳」の周りに学校の記念プレートが多数
感想
肥薩おれんじ鉄道はワンマンカーで現金しか使えない。米ノ津駅で降りようとすると財布の中に現金が一銭も入ってなかった。後日払いで何とか降ろしてもらい、列車を遅らせてしまい恐縮至極だった。気が滅入るのはそれだけではなく丁度低気圧の通過中で強い雨が降っていた。気象協会の1時間予報では間もなく小降りになるので予報を信じて雨装備を整え、傘を差して歩き始めた。歩き出して5分もすると小降りとなり予報の正確さに少しは気が晴れた。
出水市米ノ津の町外れから林道となり、平良川を遡った。街中2�劼販啼�3�劼猟垢ぅ▲廛蹇璽舛遼�矢筈第3橋を渡った所に尾根への取り付きがあり、漸く登山道となった。弱い雨の降る登山道は暗く、緩い傾斜の斜面を登って行った。軈て林道に到り、400m程林道を歩くと再び登山道に入り矢筈岳の裾に到った。女岳への道が左に分岐し、鞍部に下りると谷筋を登って来た道が合流し、林道をもう少し歩いていたら此の道だったようだ。女岳への登り返しは滑り易く岩場もあた。
女岳(615m)山頂は狭く樹林帯で展望も無いが15m程北に行くと東側が開けている。尤も今日は濃いガスで何も見えないが・・・。暫し休憩して分岐に戻り、矢筈岳に向かった。矢筈岳(687m)山頂付近に達すると等高線が詰まり急登となった。山頂には1等三角点「矢筈岳」が設置され、周りには学校関係の記念プレートが多数設置されていた。矢筈岳北西で林道に飛び出した辺りから“チャレンジコース”として直登する道が合流していた。此の山域では“山ちゃん”の設置したブリキの地図が設置され有難い。
大平方面への指導標に従い南尾根を下ると広い稜線となり密度濃く付けられた赤テープが導いてくれた。小ピークの肩で米ノ津への谷コースが右に分岐した。P598に到ると稜線ルートと鬼立岩コースが分かれ、南に下って行った。第2展望台に到り大岩があるのでこれが鬼立岩かと思ったが、“鬼立展望岩”と書かれていた。濃いガスで何も見えなかったが、少し進むと第2展望台があり、目の前に凄い存在感の鬼立岩が屹立していた。巻き道でP598の南西に到り稜線コースと合流した。一貫した下り道だが若干の登り返しでP498に達したが思った通り何もなかった。標高400m位では地形図にない林道が横切った。
標高260m位で90°右に曲がり東光山方面に進んだ。林道となり養鶏場と思しき施設の近くを通り北藤オレンジロードに到ると「矢筈岳登山道東光山公園口」との標識があった。もう完全に車道歩きとなり東光山(160m)に達した。山頂部は東光山公園として整備され、桜がちらほらと咲き始め、天気が良くなれば花見客が訪れるのだろう。3等三角点「東光平」がある筈で探すと電波塔の近くに設置されていた。東光山の西側は駐車場やメインの取付道路があり、ジグザグに下っているが歩道の短絡路は直線的だがコンクリート舗装が雨で滑りそうでおっかない。平地に下りるとすぐに新幹線の高架で、線路沿いに歩いて出水駅に達し、久しぶりの雨の中登山を終えた。
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