リベンジ檜洞丸 ツツジ新道-檜洞丸-犬越路+蛭方面偵察〜西丹沢自然教室


- GPS
- 08:47
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,677m
- 下り
- 1,670m
コースタイム
10:50檜洞丸-13:00犬越路避難小屋13:25-15:00西丹沢自然教室
天候 | 曇り時々晴れ 山頂付近のみ雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝6時ごろ路面凍結無しですが気温に左右されると思います。 二車線箇所が1.5車線程度になっている箇所もあります。 すれ違いに注意。 西丹沢自然教室前の駐車場は7〜8台分除雪済み。 バスロータリー付近も一部除雪済みで駐車可能です。 今日もバスは中川折り返しだったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
自然教室〜檜洞丸 しっかりしたトレース有り。 朝は雪もクラストし踏み抜きはほとんどありませんでした。 ゴーラ沢出合から登りが始まるので軽アイゼンを装着。 氷箇所はありませんが、雪面が硬いのでガシガシ登るならアイゼンがあると楽。 檜洞丸〜蛭ヶ岳方面(金山谷乗越まで偵察) 1人分のトレース有り。正規ルートは雪の下でほぼ分かりません。 積雪は多いですが、雪の表面が凍り滑るのでアイゼンが必要。 このため踏み抜きは少ないです。 蛭ヶ岳山荘泊の方曰く、蛭ヶ岳からの下りで凍結箇所があり12本アイゼンがあるといいとのこと。 檜洞丸〜犬越路 大笄まではクラストした雪で歩きやすい。 たまに膝程度の踏み抜き。 小さな雪庇がたくさん出ており心和みますが、亀裂の入っているものも多数あります。 大笄〜小笄の岩鎖場は雪の下に氷が張っているためアイゼンが必要。 鎖は概ね出ていますが、手掛かりが雪に埋もれている箇所もあります。 小笄以降は笹上の雪を踏むと胸まで踏み抜くことも。私はここでワカンを付けました。 先日よりも踏み抜きは少なく、楽に通過できました。 犬越路〜用木沢出合 雪深く腐った雪で踏み抜き多数。深いところは腰程度。 雪面に亀裂が多くみられました。 気温の高い日は雪崩に注意。 用木沢沿いまでトレースはありますがツボ足+スノーシュー。 ツボ足トレース周囲の雪は硬く、トレース外はワカンで膝下ラッセル。 正規ルートを外している箇所が多いので注意。 |
写真
感想
先日、kaikaireiさんとfumihiko_oさん、更に偶然いっしょになったis_pinarelloさん、goechanさんの5人で犬越路から檜洞丸を目指しましたが途中撤退してしまいました。
山行自体は楽しく非常に有意義なものにはなりましたが、やはり撤退ということで心にシコリができていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-405984.html
追い討ちをかけるように、その後更に記録的な大雪が降り、せっかくつけたトレースもパァ。
登山口にすら行けないんじゃないかと思っていたところ、is隊の再チャレンジレコを見て気持ちが再燃。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-40638-prof.html
自分もリベンジすることを心に決めました。
ただ、犬越路からの登りはかなりラッセルがきつく一人では無理だろうと思ったので、とりあえずツツジ新道で檜洞丸を目指すことにしました。
事前情報どおり、ツツジ新道は山頂までトレース多数。
更に、朝一のクラストした雪がほとんど踏み抜きを回避してくれ、夏山のような時間で山頂に辿り着きました。
時間が早すぎるので、気になっていた蛭ヶ岳方面へ向かってみます。
あわよくば蛭ヶ岳に登ってピストンできるかと考えましたが、12本アイゼンとピッケルが欲しいような雪の硬さに怯み、金山谷乗越で引き返すことに。
檜洞丸まで戻ると、犬越路方面へのトレースが2人分ついていたので、自分も行くことに決定。
途中、丹沢とは思えないナイフリッジや雪庇を見ることができました。
これでこそわざわざ来た意味があります。
鎖場、岩場は冬季のいつもどおり程度でしょうか。
氷が張っているのでアイゼン必須です。
笹原に出ると、前回のラッセル地獄の記憶が蘇るほどの踏み抜き。
しかも前回よりも雪が重く湿っており、抜け出すのもかなり大変。
今回新導入のワカンを装着すると、笑っちゃうくらい踏み抜かなくなりました。
これは間違いなくその価値がありますね。
2人分のトレースの内の一人を追い越しました。
この方とは結局西丹沢自然教室まで同じだったのですが、標識や橋を熱心に撮影していたので
下山後に「ヤマレコやってますか?」と聞いたところビンゴ!
cirrusさんということが判明。
家も近いし、またどこかでご一緒しましょう!!
また、残りのトレースの方には追いつくことはなかったのですが、大室山へと足跡が向かっていました。
この積雪量でなんという健脚・・・
用木沢出合までの道のりは非常にハードなものとなりました。
トレースはなく、雪は腐り、重く、踏み抜きは正に地獄。
更には、雪面の亀裂が多数あり、いつ雪崩れるか分からないという精神的な疲労も伴うものでした。
いやぁ、よく前回ここを登ったもんだ。(僕は後をついていっただけだけど・・・)
疲労困憊で無事下山。
自然教室の資料室を見て帰ろうとしていると、「まっつーさん!」と呼び止められました。
is_pinarelloさんでした。
出発は遅れたそうですが、同じコースを回ってきたそうです。さすが早い!!
よりによってマイナー山域のこの時期歩く人が少ないコースを歩いた4人の内3人がヤマレコユーザー。
人の歩かないところを歩こうと苦心して、結果みんな同じところを歩くという。
おもしろいものですねぇ。
逆周りですが、無事にリベンジも達成。
新兵器ワカンの威力も発揮できて、大変満足です。
mattsooさん、お疲れ様です!
やはり行きましたか!!! 僕も本日は行きたかったのですが、家の諸事情により行く事が出来ませんでした
山頂までトレースはバッチリだったようで少し期待外れでした? いやいや、皆さんの頑張りで周回コースが見事にトレースが付いたという事で本当にうれしい気持ちでいっぱいです
mattsooさん、cirrusさん、is_pinarelloさん、皆さん僕がフォローしている方々でしたのでビックリです
いや〜、こうしてメンバーを見てしまうと余計に皆さんと楽しく山を歩きたかったと感じてしまいますね。
しかし、皆さんが西丹をこれ程まで大事に思う心が伝わってきて胸が熱くなりました。
kaikaireiさん、コメントありがとうございます。
今週ずっと行きたくてウズウズしてました
山頂までは楽々お手軽雪山ハイクですね。
クラストしていたこともありますが、思ったより雪も少ない印象でした。
前回、こっちを選択していれば登頂もあったんじゃないかと・・・
cirrusさんは偶然ですが、isさんは事前に行くことを確認していましたので下山待ちしていました
口を揃えて「わざわざ西丹沢を選ぶなんて・・・」でした笑
リベンジおめでとうございます。
ツツジ新道早いっすねー
蛭ヶ岳方面へチャレンジされるところがまた男前!!記事拝見すると、蛭ヶ岳から臼ヶ岳へ行くのも難しそうですね。明後日もしかしたら挑戦してみようかと思っていましたが
霧氷も素敵!僕も蛭あたりでナイフリッジや霧氷撮りたいです。
犬越路からは積雪量の凄さが創造付くので考えただけでも怖いです
is隊と遭遇されるところがまた泣かせます
お疲れさまでした!
fumihiko_oさん、コメントありがとうございます!
実は今回、荷物の軽量化をやってみました。
普段よりも2〜3kgの重量減だったのですが、すごく身軽になった印象でした!
今回のタイムは自分が一番驚きました。
蛭〜臼間は、夏に行った事があると状況がイメージしやすいでが、この時期に初めてはオススメできないです。
朝早かったからかもしれませんが、雪も固いのであの斜面だとピッケルが欲しいだろうなと思いました。
ワカン!すごいです!!
前回よりも踏み抜きは少なかったのですが、それでもここまで効果あるとは思いませんでした!!
ツボ足膝上トレースの横をほとんど沈まず歩くと、某ホバークラフトワカンかと錯覚してしまうほどです
かなり崩れそうな雪庇や雪の塊がありましたので、気温に注意して楽しんできてください!
あらためましてこんばんは。
青ケ岳山荘前でお話させていただき,同性ながらさわやかでカッコいいなぁとおもってしまいました。
当初犬越路回りもあわよくばと思っていたのですが,とても歯が立ちそうもないと思ってピストンにしました。mattsooさんの奮闘記みると初心者は行かなくて正解だったと思いました。
こんな風にもっといろいろチャレンジできるようになるには地道に経験も必要だと思うので頑張って丹沢歩きを楽しんでいきたいと思います。
ではまたどこかで!
こんにちは!コメントありがとうございます!
丹沢中じゃ不人気山域だけに会う人会う人に連帯感を感じてお声かけさせて頂きました
犬越路方面は自信と装備が無いと厳しかったと思いますので賢明だと思います。
精神的にも体力的にも雪山相当でした。
僕も去年までなら行けなかったと思います。
ソロで西丹に行かれるbubble2さんなら、来年にはバッチリですね
どこかでお会いしたら声かけてください
mattsooさん、こんばんは。
先日は、ありがとうございました!
檜洞丸〜犬越路〜用木沢出合までのルートは、難しいコンディションでしたが、mattsooさんのおかげで、無事に戻ってくることができました。
そして、ワカンの威力も身をもって感じることができました。
あと、当日お会いしてお話した方は、皆ヤマレコユーザーさんでした(bubble2さん)。
何だか不思議な縁を感じた1日でもありました。
それにしても、mattsooさんは、歩くの早いですねー。
ワカンをつけて歩く様は、本当に雪の上を浮かんでいるかのようでした(笑)
家も近いようですし、丹沢にも良く行かれているようなので、また是非どこかでお会いできればなと思います。
今後ともよろしくお願いいたします!
こんにちは、cirrusさん!コメントありがとうございます!
辛く長く感じるルートを2人で歩けて心強かったです!
ロング縦走されるcirrusさんなら一人でも余裕でしたよ
「自分、ルート知ってるから先行しますよ!」なんて言っておきながらルート外したり川に落ちたり、大変恥ずかしかったです
雪の西丹はみんな連帯感感じますね!
登り返した後の山頂で、雪の檜洞丸に毎年数回登るというおじさんもニッコニコでした
先日は軽量化していたこともあり多少浮力が強かったかもしれませんが、goechanさんの本家ホバークラフトワカンは僕の比ではないです
あれは衝撃的映像でした
今後ともよろしくおねがいします!!
先日は貴重な登山道情報など、ありがとうございました。
レコ楽しみにしてたのでヤマレコ開いたら とっくに出てたんですね〜
自分は開いたばかりなので、これからです。
つつじを登ってる時、マッツーさんならピストンは無いだろうと思ってましたが、まさか金山谷乗越まで行って犬越路周回だったとは、さすがですね。
しかも3人しか無いトレースのうち2つはマッツーさんだったとは・・
もうすっかり西丹沢マニアですね!
霧氷がきれいだったんですね、自分は朝の遅れを取り戻すのに夢中で全く気付かなかったです(涙)もうちょっと心のゆとりがないとダメっすね。
何とか自然教室でお会いできてよかったです。
またどこかでご一緒できたらイイですね
(絵文字が使えないのはなぜでしょう?)
こんにちは、is_pinarelloさん!
ご一緒できなかったのは残念でしたが、下山後に見覚えのある車があったので少々下山待ちしていました。
待つの止めて帰ろうとしていたところだったのでタイミングよかったです
あまり同じコースを立て続けに歩く事は少ないんですが、今回ばかしは拘ってみました。
僕のホームは西丹というより裏丹なんですが、ピークは同じですから何か繋がりを感じて連チャンしました
isさん登頂時は霧氷無かったですかね?
晴れ間が出た瞬間に花吹雪のように散っていたので、遅い時間なら無かったかもしれませんよ。
まだまだ西丹初心者なので、難コース行くときはお声かけください!
絵文字は今日になってまた使えるようになっていました。
恐らく昨日のヤマレコ乗っ取り事件の影響で一時的に使えなくなっていただけかと思います。
もし対象時間にヤマレコ開いていたらウイルススキャンしておいてくださいね。
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