ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3997933
全員に公開
雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山黒檜山・さらさら新雪の大タルミ下り

2022年02月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
4.3km
登り
499m
下り
498m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:48
休憩
1:59
合計
4:47
距離 4.3km 登り 502m 下り 509m
8:59
4
9:03
9:10
63
10:13
10:16
5
10:21
10:40
5
10:45
11:25
4
11:29
12:09
3
12:12
3
12:15
12:19
19
12:38
12:43
57
13:40
13:41
4
13:45
1
13:46
ゴール地点
新雪の赤城山黒檜山と大タルミ下りを楽しんできました。予定していた小黒檜山へは大雪のため断念しました。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・黒檜山登山口前路駐。
・赤城県道は、旧料金所から積雪凍結。
コース状況/
危険箇所等
・前日までの新雪が40〜70cm。さらさらの雪でアイゼンが食わず、登りにくかった。前爪を雪に蹴り込んで、つま先立ちでテンポよく登ると滑らない。強靭な脚力が必要だが・・・。

・小黒檜山を目指したが、展望スポット北斜面は、さらさらの締まっていない積雪が1m以上、胸付近まであり断念。大タルミ下りに変更。
南岸低気圧がもたらした降雪。水澤観音寺参道の雪景色。赤い鐘楼が目立つ。
2022年02月11日 06:27撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 6:27
南岸低気圧がもたらした降雪。水澤観音寺参道の雪景色。赤い鐘楼が目立つ。
雪景色に佇む古刹。水澤観音本堂と六角堂。
2022年02月11日 06:28撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 6:28
雪景色に佇む古刹。水澤観音本堂と六角堂。
移動して渋川総合公園の展望台。積雪が30cm。パジェロで除雪しておいた。
2022年02月11日 06:31撮影 by  KYG01, KYOCERA
7
2/11 6:31
移動して渋川総合公園の展望台。積雪が30cm。パジェロで除雪しておいた。
水沢山、法水寺。
2022年02月11日 06:33撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 6:33
水沢山、法水寺。
日の出前、雲海の縁に輝く朝日。
2022年02月11日 06:41撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 6:41
日の出前、雲海の縁に輝く朝日。
6時47分、日の出。
2022年02月11日 06:47撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 6:47
6時47分、日の出。
地平の雲から太陽が上がる。今日も無事に過ごせるようにと祈願。
2022年02月11日 06:47撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
8
2/11 6:47
地平の雲から太陽が上がる。今日も無事に過ごせるようにと祈願。
これから行く赤城山黒檜山と地蔵岳。
2022年02月11日 06:48撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 6:48
これから行く赤城山黒檜山と地蔵岳。
小野子山。
2022年02月11日 06:48撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 6:48
小野子山。
子持山、獅子岩。
2022年02月11日 06:48撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 6:48
子持山、獅子岩。
朝焼ける冬の道。
2022年02月11日 06:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
2/11 6:50
朝焼ける冬の道。
白化粧した木々を紅く染める。
2022年02月11日 06:54撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 6:54
白化粧した木々を紅く染める。
赤城険道を爆走して沼尻に到着。黒檜山と駒ケ岳。氷上ではわかさぎ釣り。
2022年02月11日 08:25撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
2/11 8:25
赤城険道を爆走して沼尻に到着。黒檜山と駒ケ岳。氷上ではわかさぎ釣り。
周回道路は除雪した雪が積み上げられていた。氷壁越しに撮影するmamimu3さん。

昨日は降りましたね〜(m)
2022年02月11日 08:26撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6
2/11 8:26
周回道路は除雪した雪が積み上げられていた。氷壁越しに撮影するmamimu3さん。

昨日は降りましたね〜(m)
除雪後の周回道路。楽しくスノードライブ。

ここですれ違うのはジムニーばかり(m)
2022年02月11日 08:29撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 8:29
除雪後の周回道路。楽しくスノードライブ。

ここですれ違うのはジムニーばかり(m)
いつもの路駐場所を少し除雪して、広げて停めた。留守番よろしく。
2022年02月11日 08:51撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6
2/11 8:51
いつもの路駐場所を少し除雪して、広げて停めた。留守番よろしく。
黒檜山登山口。トレースがあって良かった。気温−7℃。
2022年02月11日 08:52撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
8
2/11 8:52
黒檜山登山口。トレースがあって良かった。気温−7℃。
暖かい日差しのなか、猫岩を登る。

growさんに聞いたら、大沼から見ると猫の背中に見えるから猫岩なんだそうですよ(m)
2022年02月11日 09:08撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 9:08
暖かい日差しのなか、猫岩を登る。

growさんに聞いたら、大沼から見ると猫の背中に見えるから猫岩なんだそうですよ(m)
猫岩展望台から地蔵岳、大沼、大洞赤城神社。
2022年02月11日 09:34撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 9:34
猫岩展望台から地蔵岳、大沼、大洞赤城神社。
富士山。
2022年02月11日 09:34撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
8
2/11 9:34
富士山。
八ヶ岳。
2022年02月11日 09:35撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
2/11 9:35
八ヶ岳。
雪庇が出来ている。
2022年02月11日 09:37撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
2/11 9:37
雪庇が出来ている。
つらら。
2022年02月11日 09:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 9:50
つらら。
シュカブラ。
2022年02月11日 10:02撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 10:02
シュカブラ。
強風と降雪で霧氷は落ちてしまった。
2022年02月11日 10:02撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 10:02
強風と降雪で霧氷は落ちてしまった。
それでも少しは残っていた霧氷。
2022年02月11日 10:07撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
2/11 10:07
それでも少しは残っていた霧氷。
青空と霧氷。
2022年02月11日 10:08撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
9
2/11 10:08
青空と霧氷。
新雪がサラサラで、アイゼンが食わず滑り歩きにくい。前爪を雪に蹴り込んで、つま先立ちでテンポよく登ると滑らない。要強靭な脚力。

疲れて一歩が遅いと下がるので悔しい!(m)
2022年02月11日 10:11撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
8
2/11 10:11
新雪がサラサラで、アイゼンが食わず滑り歩きにくい。前爪を雪に蹴り込んで、つま先立ちでテンポよく登ると滑らない。要強靭な脚力。

疲れて一歩が遅いと下がるので悔しい!(m)
青空ホールとビクトリーロード。
2022年02月11日 10:18撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6
2/11 10:18
青空ホールとビクトリーロード。
雲海がきれいでした(m)
2022年02月11日 10:20撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/11 10:20
雲海がきれいでした(m)
赤城山黒檜山山頂。逆光でさらに黒つぶれしている鬼軍曹。白い歯が光る。
2022年02月11日 10:24撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
13
2/11 10:24
赤城山黒檜山山頂。逆光でさらに黒つぶれしている鬼軍曹。白い歯が光る。
雪だるまを作るmamimu3さん。私は下手ですぐに崩れてしまう。
2022年02月11日 10:34撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
2/11 10:34
雪だるまを作るmamimu3さん。私は下手ですぐに崩れてしまう。
まずは一つ奉納。さすが雪だるま製造工場主任、1分かからず作った。

念を込めて押し固めるのです(m)
2022年02月11日 10:35撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
11
2/11 10:35
まずは一つ奉納。さすが雪だるま製造工場主任、1分かからず作った。

念を込めて押し固めるのです(m)
絶景スポットへ。霧氷が儚く飛んでいく。
2022年02月11日 10:41撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
2/11 10:41
絶景スポットへ。霧氷が儚く飛んでいく。
稜線の東側は雲海。南岸低気圧が連れて来た雲。
2022年02月11日 10:43撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
2/11 10:43
稜線の東側は雲海。南岸低気圧が連れて来た雲。
西側の県境山稜はガスの中。
2022年02月11日 10:46撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 10:46
西側の県境山稜はガスの中。
北側は武尊山、日光連山など。
2022年02月11日 10:48撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
2/11 10:48
北側は武尊山、日光連山など。
武尊山。前武尊と川場スキー場が見えるだけ。
2022年02月11日 10:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 10:50
武尊山。前武尊と川場スキー場が見えるだけ。
皇海山。
2022年02月11日 10:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 10:50
皇海山。
男体山、大真名子山、太郎山。
2022年02月11日 10:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 10:50
男体山、大真名子山、太郎山。
これから行く小黒檜山。
2022年02月11日 10:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 10:50
これから行く小黒檜山。
トレースがあったので、東へ巻きながら行ったが途中で引き返していた。その先に行くが1m以上の積雪。新雪で胸まで埋まった。mamimu3さんもいらっしゃるので、引き返すことにした。

怖いので引き返してもらいました。戻るのにも登れず、一歩ずつ雪をかき分けてやっと登れました(m)
2022年02月11日 11:01撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 11:01
トレースがあったので、東へ巻きながら行ったが途中で引き返していた。その先に行くが1m以上の積雪。新雪で胸まで埋まった。mamimu3さんもいらっしゃるので、引き返すことにした。

怖いので引き返してもらいました。戻るのにも登れず、一歩ずつ雪をかき分けてやっと登れました(m)
戻った山頂で昼食。チーズフォンデュカップヌードル、つるやで買ったエビとアボカドのサラダ巻き。
2022年02月11日 11:43撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
11
2/11 11:43
戻った山頂で昼食。チーズフォンデュカップヌードル、つるやで買ったエビとアボカドのサラダ巻き。
デザートはほうじ茶ラテ、ドンレミーのラムレーズンチーズケーキ。イチゴタルトはmamimu3さんに差し上げた。
2022年02月11日 11:51撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
10
2/11 11:51
デザートはほうじ茶ラテ、ドンレミーのラムレーズンチーズケーキ。イチゴタルトはmamimu3さんに差し上げた。
まったりと過ごす黒檜山山頂。上の雪だるまは、mamimu3さんの指導を受け、私が作ってみた。

よくできました😁(m)
2022年02月11日 12:02撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
9
2/11 12:02
まったりと過ごす黒檜山山頂。上の雪だるまは、mamimu3さんの指導を受け、私が作ってみた。

よくできました😁(m)
雪山の厳しい道行きを経験した後だが、昼食で一息付けたmamimu3さん。
2022年02月11日 12:08撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
11
2/11 12:08
雪山の厳しい道行きを経験した後だが、昼食で一息付けたmamimu3さん。
大タルミ方面へ。新雪で滑りやすく、転んでそのままシリセード。

階段が完全に埋もれています(m)
2022年02月11日 12:19撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
2/11 12:19
大タルミ方面へ。新雪で滑りやすく、転んでそのままシリセード。

階段が完全に埋もれています(m)
雪遊びは童心に帰る。私の精神年齢は12歳から変わっていない。身体は超合金で心は少年。

私も同じです。超合金ではないけれど(m)
2022年02月11日 12:19撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
9
2/11 12:19
雪遊びは童心に帰る。私の精神年齢は12歳から変わっていない。身体は超合金で心は少年。

私も同じです。超合金ではないけれど(m)
壮大な景色を見ながらのシリセードは爽快。
2022年02月11日 12:22撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 12:22
壮大な景色を見ながらのシリセードは爽快。
コルの雪庇。赤城山でもここは大きく雪庇が張り出す。
2022年02月11日 12:28撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 12:28
コルの雪庇。赤城山でもここは大きく雪庇が張り出す。
その雪庇地帯を歩く。
2022年02月11日 12:31撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 12:31
その雪庇地帯を歩く。
案内標が埋没。今季は雪が多い。
2022年02月11日 12:33撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 12:33
案内標が埋没。今季は雪が多い。
アイゼンのまま、大タルミを下る。取り付きから50cm以上の積雪。
2022年02月11日 12:38撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
2/11 12:38
アイゼンのまま、大タルミを下る。取り付きから50cm以上の積雪。
新雪の沢をガシガシ下る。積雪は80〜120cm。下り腰ラッセル。
2022年02月11日 12:51撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
2/11 12:51
新雪の沢をガシガシ下る。積雪は80〜120cm。下り腰ラッセル。
とんでもなく早いgrowさん(m)
2022年02月11日 12:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9
2/11 12:52
とんでもなく早いgrowさん(m)
腰まで埋まったmamimu3さん。楽しそうだ。
2022年02月11日 12:52撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
2/11 12:52
腰まで埋まったmamimu3さん。楽しそうだ。
見上げる猫岩展望台。平地となりスノーシューに換装。
2022年02月11日 13:09撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
2/11 13:09
見上げる猫岩展望台。平地となりスノーシューに換装。
まるで機関車のよう!(m)
2022年02月11日 13:26撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
2/11 13:26
まるで機関車のよう!(m)
道路ができました。growさんラッセルありがとう(m)
2022年02月11日 13:26撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9
2/11 13:26
道路ができました。growさんラッセルありがとう(m)
作業道のゲートに無事に到着。

あー楽しかった!(m)
2022年02月11日 13:40撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 13:40
作業道のゲートに無事に到着。

あー楽しかった!(m)
留守番ごくろうさま。冷たいコーラをどうぞ。秒殺。
2022年02月11日 13:52撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
8
2/11 13:52
留守番ごくろうさま。冷たいコーラをどうぞ。秒殺。
嶺公園近くの池でカワセミ観賞。

初めて見ました。綺麗な色でした(m)
2022年02月11日 14:57撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
11
2/11 14:57
嶺公園近くの池でカワセミ観賞。

初めて見ました。綺麗な色でした(m)
カワセミは二羽いた。
2022年02月11日 14:58撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
2/11 14:58
カワセミは二羽いた。
見上げる青空に白い月。
2022年02月11日 15:02撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6
2/11 15:02
見上げる青空に白い月。

感想

 2月11日建国記念日。日本は諸外国のように、植民地や統治からの独立を記念した日とは異なり、神武天皇の即位の日にしている。いわゆる紀元節である。神話じみた設定が日本らしい。

 日本は第二次世界大戦で敗戦し、1945年から1952年まではGHQの統治となった。その後、サンフランシスコ平和条約が1952年4月28日に公布され独立。この日を建国記念日にすれば、愚かな戦争の反省になると思うが、右思想が拒否するだろう。

 そして沖縄返還はそれから20年後、1972年5月15日に果たされた。しかし第二次世界大戦末期に占領された北方領土は未だ返還されず、ロシア支配のままである。その77年後のいま、そのロシアはウクライナに侵攻しようとしている。世界に平和を。

 まん延防止等重点措置が延期された群馬県。県境山稜はガスの中。県内で晴れ間が望めるのは赤城山周辺と西上州だけ。黒檜山から小黒檜山へと周回してみることにした。

 前日の降雪で景色が一変した平野部。公園や建物、橋や街路樹などが積雪して見慣れた風景とは意趣な雰囲気。大渡橋やJR陸橋部は凍結してブラックアイスバーン。高渋バイパスから水沢方面へ。

 榛東村に入るとさらに一面の雪景色。白い水沢山へ向かって走る。ホテル街の杉並木は日陰なので融雪剤が撒かれ溶けていたが、うどん街に入るとまた積雪凍結していた。水沢観音表山門を眺めながらS字急カーブ。噴水も凍結していた。

 駐車場にある数本の轍は北へ向かっていた。もう登っている人がいる。パジェロは新雪を走り仲見世参道前へ。踏み跡一つない雪の参道を歩いて本堂で参拝。当然誰もいない。

 移動して渋川総合公園展望台へ。ここも車を前後させて、出入り口と道を除雪しておいた。地平に雲があるため、やや遅い日の出。雪景色を紅く染める。mamimu3さんをピックアップして赤城山へ。

 前日の降雪の影響で、赤城県道は旧料金所から積雪凍結。除雪されて路肩に雪が積まれていた。姫百合からはさらに雪深く凍結し、まさに赤城険道。いつも通り爆走し無敵状態、前を走る車が自然と左に避けてくれる。mamimu3さんが助手席にいらっしゃったので、これでも抑えめに運転した。

 周回道路に入り沼尻へ。除雪の氷壁越しに眺める黒檜山と駒ケ岳、7時から開始のワカサギ釣り客が氷上にたくさん居た。いつもの黒檜山登山口前に路駐。除雪してあったが、狭いのでパジェロで雪を崩し広げておいた。気温−7℃装備して出発。

 数人のトレースがあり余裕の登り。猫岩手前までの積雪30cmほど。岩稜が雪で埋まり、猫岩展望台は雪庇が張り出していた。しかし標高を上げるとサラサラの積雪が増し、アイゼンが食わず滑りやすい。

 凍結した急斜面を登るように、前爪でキックステップしつま先立ちでテンポ良く登ると、滑りにくい。ただし、ふくらはぎにかなり負担がかかるので、剛脚と体力が必要。

 強風と降雪で霧氷は少なかったが、山頂手前では見ることができた。ビクトリーロードを歩んで山頂へ。50〜80cmの積雪があった。特に西側は吹き溜まりとなって、広かった山頂を狭めて居た。

 絶景ポイントへの道も80cm近い積雪。スノーシューで新雪地帯をバフバフと歩いた。山頂に到着。北西の風で作られた雪壁。いつもは広い山頂が狭い。記念撮影して絶景ポイントへ。ガスが掛かって絶景とは言えず。予定していた小黒檜山へ下る。

絶景ポイント岩の切れ目から小黒檜山への直下はノートレースだった。東からの巻き道トレースが有ったので追随したが、途中で引き返していた。そこから下るがこれが悪かった。主稜線へのトラバースが胸まで埋まる新雪。1m以上。

 ソロなら構わず行くが、mamimu3さんもいらっしゃるので、早々と戻ることを宣言。同行者の振る舞いや心境から、技量を測るのがCLの役目。来た道を戻り山頂へ。山は逃げない、チャンスがある時に行けば良いのだ。無理して行くのは愚者。

 戻った山頂で風を避けながらのんびりと昼食。時々北西の風で霧氷が落ちてくる。デザートを食べながらゆったりと過ごす山頂。折角なので、mamimu3さんにご指導して頂き、雪だるまを作成した。案外コツがいることが分かった。

 再装備して駒ヶ岳方面へ。黒檜大神付近は混んでいた。階段が積雪で消滅し、更にサラサラの雪で歩きにくく転倒続出。立つのも面倒なので、転んだままシリセード。そもそもステップすら無いので構わず滑る。雪庇のコルに下り大タルミへ。

 取り付きからノートレース。急坂の岩稜は膝下の積雪で少ないが、沢に入ると股下から腰まであり1m以上の積雪。下りなのでガシガシ下って行く。尾根の岩稜帯をうまく使いながら作業道へ。ほぼ平地となりスノーシューに換装。ゲート脇まで楽しく歩いた。赤城県道を歩いて路駐場所へ。

 前橋嶺公園近くの池でカワセミ観賞。二羽いた。魚を狙う野生の本能はやはり違うなと思った。案外じっとしていて、変化もなくつまらなかった。ただカワセミの背中の色が素晴らしかった。何とも言えない青色。

 今週月曜も悪天候で南岸低気圧。行先は神よりSCWに聞いたほうが良いかもしれない。

大雪翌日の赤城山。growさんもこんなに積もるのはあまり経験がないとのことで、ワクワクしながら登ってきました。
展望スポットより小黒檜山へ行こうとしましたが、サラサラの雪が深くて私には無理でした!またの機会に挑戦したいな思います。
引き返して、大タルミへ向かいましたが、下りでは階段が完全に埋まっていてびっくり。1日限り?の天空の滑り台の登場です。シリセードで楽しみながらあっという間に下りました。
そして大タルミではノートレースの下りラッセルを満喫しました。といっても全てgrowさんに先に行ってもらいましたが😁
自分でルートを外すと嵌まってしまい、脱出に3分はかかる始末でしたので、素直にgrowさんの後をついて行きました。
でも脱出のコツも少しつかめてきましたよー
楽しくて勉強にもなった1日でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:367人

コメント

またまた投稿いたします。13日に黒檜山から小黒檜山へ下ろうと思いのぞき込みましたが、トレースあるも雪深そうなのであっさりとあきらめました。次に大ダオからスノーシューで下ろうとしましたが新しくしたスノーシューでうまく装着できず30分くらいもたもたしてましたがアイゼンに又履き替えて駒ヶ岳を越え下山しました。貴方のレポートを見て自分一人ではさぞあわてたとおもいました。大ダオからの下りはやはりアイゼンでしょうか?それにしても今年の赤城は雪が多くいろいろと大変ですね。貴方の記録を楽しみにしております。
2022/2/14 17:47
shirochauさんこんにちは。
13日に登られたのですね。レコ拝見しましたが11日と同じくまだまだ雪が多かったようですね。
雪深い赤城山はいつもとまた違って楽しかったですね。
大タルミからの下りですが、急勾配ですのでアイゼンのほうが降りやすいのではないでしょうか。
雪深くても木の枝や岩に時々当たりますのでもし行かれる際にはお気をつけてくださいね。
2022/2/15 10:10
おはようございます、shirochauさん。
平野部も降雪後でしたので、山間部は予想以上に積雪がありました。小黒檜山へのアプローチは胸まで埋まってしまい、引き返しました。山頂へ戻りその後は大タルミから下りました。

 アイゼン、スノーシュー、ワカンの使い分けですが、各道具の特徴を軽くまとめてみました。
・アイゼンの良い所は、凍結した固い路面や急斜面に適しており、足元が軽く嵩張らない。悪い所は、接地面が小さいので積雪があると踏み抜いてしまう、雪が解け柔らかいと足裏に雪団子が出来る。

・スノーシューの良い所は、接地面積が大きいので積雪が多くても沈みにくい、テレベーターを上げると足に負担がかからない、フレームに刃があるタイプなら凍結した斜面でも歩ける。悪い所は、前後に長いため、後退しにくく、接地面が大きく嵩張るため、ラッセル時など雪に埋まってしまうと抵抗となり足が抜きにくい。下りはテールが引っかかり向かない。

・ワカンの良い所は、軽量でシンプル。接地面は輪状なので、浮力がありつつも雪に埋まっても足抜きがしやすい。急斜面のラッセルに向いている。悪い所は、装着に時間がかかる、刃など滑り止めがないので、凍結路面では無効。

 などです。ご参考にして下さい。基本として、大タルミの下りではアイゼンですね。スノーシューですと、浮力を求めるより足抜きの方が重要だからです。下りですから、降りようとする推進力があります。雪の中から無理に足をあげようとせず、足全体で雪を押しながら歩いて行くと疲れにくいです。登りのラッセルでも同様で、必要以上に足をあげない事です。雪は押せば潰れますから。いろいろと経験してみてください。
2022/2/16 8:16
コメントありがとうございます。
2022/2/15 14:36
growmonoさん、mmmimu3さん、お久しぶりです。
赤城今年は本当に雪が多いですね!お二人の大ダルミからの下りのレコを見て、今シーズンは赤城にもう一度BCをしに行きたいと思った次第です。
hareharawaiより
2022/2/27 4:59
hareharawaiさんこんにちは。
赤城山でBCできるのですね!
私はスキーは経験がなくて分からないのですが、今シーズンは雪が深くて条件が良いのでしょうか?
あの私が嵌まりまくった谷を軽快に滑ったらとても楽しそうです✨
ぜひ楽しんでくださいね!😊
2022/2/28 19:20
こんばんは、hareharawaiさん。
今季はどこでも積雪が多いと聞きますね。赤城山も同様ですね。黒檜大神南の沢辺りは開けていてBCにはもってこいですよ。
2022/3/1 19:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 赤城・榛名・荒船 [日帰り]
赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
無雪期ピークハント/縦走 赤城・榛名・荒船 [日帰り]
黒檜山の赤城山広場からの往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら