記録ID: 38859
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
瑞牆山・金峰山(瑞牆山荘→大弛峠)
2008年05月03日(土) 〜
2008年05月05日(月)



- GPS
- 20:30
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
GWの5月3日〜5日にかけて2泊3日で奥秩父の瑞牆山・金峰山に行ってきました。
予定では3泊4日で甲武信ヶ岳まで縦走する予定だったのですが、例年よりも多い残雪・そして雪上幕営による体調不良(風邪)であえなく敗退
1日繰り上げる結果になりましたが、とりあえず瑞牆山(2,230m)と金峰山(2,599m)に登ってきました。
【1日目】
10:15瑞牆山荘前⇒11:10富士見平小屋11:40⇒13:00瑞牆山13:35⇒14:55富士見平小屋15:15⇒16:15大日小屋(テン泊)
合計時間:6時間
行動時間:4時間35分(休憩:1時間25分)
【2日目】
6:00起床
9:20大日小屋⇒10:00大日岩10:55⇒12:00千代の吹上12:15⇒13:00金峰小屋13:50⇒14:20五丈岩⇒14:30金峰山14:50⇒16:00朝日岳16:15⇒16:55朝日峠⇒17:50大弛峠(テン泊)
合計時間:8時間30分
行動時間:5時間55分(休憩:2時間35分)
【3日目】
6:00起床
7:15大弛峠⇒(徒歩)⇒8:00牧丘林道駐車場
合計時間:45分
行動時間:45分
---------------------------------------------------------------------------
【アクセス】
<往路>
・7:03新宿⇒(スーパーあずさ)⇒8:40韮崎……4,300円
・8:40韮崎⇒(ワゴンタクシー)⇒9:40瑞牆山荘……2,000円
山梨峡北交通株式会社 http://www.kyohoku.jp/
※GWということもあり韮崎駅前にはワゴンタクシーやバスが沢山待機していた
<復路>
・駐車場⇒(送迎)⇒柳平
・柳平⇒(塩山タクシー)⇒塩山……6,380円(同乗者と割勘で1,575円/1人
・10:45塩山⇒(スーパーあずさ)⇒12:06新宿……3,190円
交通費合計……11,065円/1人
予定では3泊4日で甲武信ヶ岳まで縦走する予定だったのですが、例年よりも多い残雪・そして雪上幕営による体調不良(風邪)であえなく敗退
1日繰り上げる結果になりましたが、とりあえず瑞牆山(2,230m)と金峰山(2,599m)に登ってきました。
【1日目】
10:15瑞牆山荘前⇒11:10富士見平小屋11:40⇒13:00瑞牆山13:35⇒14:55富士見平小屋15:15⇒16:15大日小屋(テン泊)
合計時間:6時間
行動時間:4時間35分(休憩:1時間25分)
【2日目】
6:00起床
9:20大日小屋⇒10:00大日岩10:55⇒12:00千代の吹上12:15⇒13:00金峰小屋13:50⇒14:20五丈岩⇒14:30金峰山14:50⇒16:00朝日岳16:15⇒16:55朝日峠⇒17:50大弛峠(テン泊)
合計時間:8時間30分
行動時間:5時間55分(休憩:2時間35分)
【3日目】
6:00起床
7:15大弛峠⇒(徒歩)⇒8:00牧丘林道駐車場
合計時間:45分
行動時間:45分
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【アクセス】
<往路>
・7:03新宿⇒(スーパーあずさ)⇒8:40韮崎……4,300円
・8:40韮崎⇒(ワゴンタクシー)⇒9:40瑞牆山荘……2,000円
山梨峡北交通株式会社 http://www.kyohoku.jp/
※GWということもあり韮崎駅前にはワゴンタクシーやバスが沢山待機していた
<復路>
・駐車場⇒(送迎)⇒柳平
・柳平⇒(塩山タクシー)⇒塩山……6,380円(同乗者と割勘で1,575円/1人
・10:45塩山⇒(スーパーあずさ)⇒12:06新宿……3,190円
交通費合計……11,065円/1人
天候 | 1日目:曇ときどき晴れ 2日目:曇 3日目:曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■幕営地■ 【富士見平小屋】 ・トイレは紙なし。あまり綺麗ではない ・テン場は30張程。結構広い。 ・水場は少し下ったところにある。水量豊富 【大日小屋】 ・テン場は広く20張くらいいけそう。 ・水場・トイレはテン場より少々下った所に有り ・トイレ:小屋の裏手にある。紙なし。ボットン 木製のドアの建てつけ悪く鍵が閉まりにくい。 足場の板も剥がれてる箇所あってちょい危険w ・水場:小屋の前にある。沢から直接汲む。水量豊富。 ・小屋:無人(この時期だけ?) 古いものの、割と広くて居心地良さそう。 ※無人なので当然ながら売店ナシ(アルコール等は富士見平小屋で調達する必要有) |
写真
【9:40 瑞牆山荘到着】
当初の予定では韮崎からは路線バスに乗る予定だったので『増富ラジウム鉱泉』からここまで約2時間歩くつもりだった
……が、GWのおかげで山荘直通のワゴンタクシーに乗ることが出来、思いがけずに林道歩き分の2時間をカットすることが出来た。
当初の予定では韮崎からは路線バスに乗る予定だったので『増富ラジウム鉱泉』からここまで約2時間歩くつもりだった
……が、GWのおかげで山荘直通のワゴンタクシーに乗ることが出来、思いがけずに林道歩き分の2時間をカットすることが出来た。
【10:15 登山道出発】
登山道はふかふかした落ち葉が敷き詰められていて凄く歩きやすい。
気持ちのいい樹林帯の中を登りつめていくと、次第に傾斜もきつくなり富士見平に到着
とその前に登山道を左手に反れた所に水場があるのを発見!
ちょっと寄り道して豊富に流れる水場で冷たい水を補給してから富士見平へと向かった
登山道はふかふかした落ち葉が敷き詰められていて凄く歩きやすい。
気持ちのいい樹林帯の中を登りつめていくと、次第に傾斜もきつくなり富士見平に到着
とその前に登山道を左手に反れた所に水場があるのを発見!
ちょっと寄り道して豊富に流れる水場で冷たい水を補給してから富士見平へと向かった
【11:10 富士見平小屋到着】
先ずはザックをデポして瑞牆山へ向かう準備をしながらちょっと休憩。
しかし雨が降りそうだったので一応ダメ元で小屋番さんにザックを小屋の中に置かせてもらえないか交渉
直前に大日小屋での幕営料を払っていたのでサービスで置かせてもらうことが出来た(通常は有料)
先ずはザックをデポして瑞牆山へ向かう準備をしながらちょっと休憩。
しかし雨が降りそうだったので一応ダメ元で小屋番さんにザックを小屋の中に置かせてもらえないか交渉
直前に大日小屋での幕営料を払っていたのでサービスで置かせてもらうことが出来た(通常は有料)
【11:40頃 富士見平小屋出発→瑞牆山へ】
瑞牆山への道は先ずは小屋横の軽い登りから始まった。
しかしそこを登りきると後はしばらく下り坂。
この辺りには少し残雪有り
しかし滑りやすいものの凍結はしていないので天鳥川の沢まで一気に下っていく
瑞牆山への道は先ずは小屋横の軽い登りから始まった。
しかしそこを登りきると後はしばらく下り坂。
この辺りには少し残雪有り
しかし滑りやすいものの凍結はしていないので天鳥川の沢まで一気に下っていく
大岩の横の階段を登って行くとここから景色は一変した。
荒廃したムードの漂う登りの開始。
先ずはロープの登り…そして次に現れたのが木の階段。
こんな箇所がいくつかあってまるでアスレチックみたいな雰囲気で楽しい
荒廃したムードの漂う登りの開始。
先ずはロープの登り…そして次に現れたのが木の階段。
こんな箇所がいくつかあってまるでアスレチックみたいな雰囲気で楽しい
【13:00 瑞牆山山頂 到着】
山頂直下の急な登りを、残雪に足を取られながらも何とか登りきり瑞牆山山頂に到着。
山頂には雪は無く、大きな岩が積み重なっているだけ
さっきまで曇り空だったのだが丁度いい具合に日も差してきて気持ちいい。
山頂直下の急な登りを、残雪に足を取られながらも何とか登りきり瑞牆山山頂に到着。
山頂には雪は無く、大きな岩が積み重なっているだけ
さっきまで曇り空だったのだが丁度いい具合に日も差してきて気持ちいい。
【15:15 富士見平 出発】
と、その前に……今夜泊まる大日小屋はこの時期だけなのか小屋番さん不在。
ということでここでビールを調達。
後日他の方のブログを拝見したところ「ビールが売り切れだった」という事で、間一髪危ないところだった
と、その前に……今夜泊まる大日小屋はこの時期だけなのか小屋番さん不在。
ということでここでビールを調達。
後日他の方のブログを拝見したところ「ビールが売り切れだった」という事で、間一髪危ないところだった
【16:15頃 大日小屋(テン場) 到着】
到着したテン場は3〜4張程先客がいるだけでひっそりとしていた。
富士見平も良さ気だったけどあちらは混雑していたしやっぱりこっちまで足を伸ばして正解!
割と水平に整地されていて土も軟らかいので寝心地もよかった
到着したテン場は3〜4張程先客がいるだけでひっそりとしていた。
富士見平も良さ気だったけどあちらは混雑していたしやっぱりこっちまで足を伸ばして正解!
割と水平に整地されていて土も軟らかいので寝心地もよかった
この時期は陽が長いので、暗くなるギリギリまでゆっくりと夕食を楽しんだ。
陽が落ちると少し寒かったが、温かいスープなどで暖を取りながらのんびり過ごし、夜8時ごろに就寝。
それにしても上部のサイトに陣取ったので、トイレや水場が遠くてちょっと苦労した。
陽が落ちると少し寒かったが、温かいスープなどで暖を取りながらのんびり過ごし、夜8時ごろに就寝。
それにしても上部のサイトに陣取ったので、トイレや水場が遠くてちょっと苦労した。
【2日目】……【9:20テン場出発〜10:00大日岩分岐到着】
朝寝坊したために出発が遅くなってしまった
急いで出発し樹林帯の中の道を登り始めていくとすぐに残雪が姿を現した!!しかも鬱蒼と薄暗いせいか、残雪も少し凍結気味。
アイゼン着けてくればよかった……失敗したぁ><
そして残雪に覆われた分岐に到着。
ここから左手に少し行ったところに大日岩があるので、このまま岩の基部まで進み大日岩を登ることにした。
朝寝坊したために出発が遅くなってしまった
急いで出発し樹林帯の中の道を登り始めていくとすぐに残雪が姿を現した!!しかも鬱蒼と薄暗いせいか、残雪も少し凍結気味。
アイゼン着けてくればよかった……失敗したぁ><
そして残雪に覆われた分岐に到着。
ここから左手に少し行ったところに大日岩があるので、このまま岩の基部まで進み大日岩を登ることにした。
樹林帯の中のアップダウンを繰り返して約1時間程歩くと、岩稜地帯に突入し『千代の吹き上げ』に到着。
その名の通りこの辺りは風が強く吹き付けていて寒い。
とりあえず大きな岩の陰で少し休憩することにした。
←金峰山山頂が近づいてきた
その名の通りこの辺りは風が強く吹き付けていて寒い。
とりあえず大きな岩の陰で少し休憩することにした。
←金峰山山頂が近づいてきた
【13:00頃 金峰小屋 到着】
小屋に到着し小屋前のベンチで休憩。
この頃には雲が随分と広がってきていて、日差しもなく少し肌寒い。
少し遅いお昼ご飯を食べたりしながらここで小1時間ほど休憩した。
←金峰山直下にある金峰小屋
小屋に到着し小屋前のベンチで休憩。
この頃には雲が随分と広がってきていて、日差しもなく少し肌寒い。
少し遅いお昼ご飯を食べたりしながらここで小1時間ほど休憩した。
←金峰山直下にある金峰小屋
【14:20 五丈岩 到着】
そしてやっとの思いで五丈岩に到着。
個人的にここは一番つらい区間だった。
何度も雪に足を取られてなかなか先に進めない。
登山道はジグザグにトレースがつけられていて登りやすいはずなんだけどな……体力不足かな?
ここの区間は金峰小屋泊の人が多いのか、空身で往復する人が多いみたいでその身軽さが恨めしい。
そしてやっとの思いで五丈岩に到着。
個人的にここは一番つらい区間だった。
何度も雪に足を取られてなかなか先に進めない。
登山道はジグザグにトレースがつけられていて登りやすいはずなんだけどな……体力不足かな?
ここの区間は金峰小屋泊の人が多いのか、空身で往復する人が多いみたいでその身軽さが恨めしい。
【14:30 金峰山(2,599m) 到着】
五丈岩から5分ほど登って金峰山に到着。
金峰山山頂は風が強く寒いので、大きな岩と岩の間に挟まるような格好で休憩。
そしてこの旅のターニングポイント……山行スケジュールを変えるかどうかの決断を迫られることになった。
五丈岩から5分ほど登って金峰山に到着。
金峰山山頂は風が強く寒いので、大きな岩と岩の間に挟まるような格好で休憩。
そしてこの旅のターニングポイント……山行スケジュールを変えるかどうかの決断を迫られることになった。
どうやらここから先の大弛峠までは残雪がハンパ無く深くて実際途中で引き返してきた人もいたらしい
しかも時刻はもう15:00になろうとしているし、空模様もどんよりとしていて既に薄暗くなっている……さぁどうする?
しかし!今晩金峰小屋に泊まって明日またあのつらい登りを登ってくるのはイヤだっっ!
ということで私の心は決まった。予定通り大弛峠を目指そう!
しかも時刻はもう15:00になろうとしているし、空模様もどんよりとしていて既に薄暗くなっている……さぁどうする?
しかし!今晩金峰小屋に泊まって明日またあのつらい登りを登ってくるのはイヤだっっ!
ということで私の心は決まった。予定通り大弛峠を目指そう!
【16:00 朝日岳(2,579m) 到着】
金峰山から1時間5分歩いて、やっと朝日岳に到着。
金峰山からここまでは残雪が深く股下までを踏み抜く事などしょっちゅう……
時には雪から這い上がれずにもがくこともあった。
金峰山から1時間5分歩いて、やっと朝日岳に到着。
金峰山からここまでは残雪が深く股下までを踏み抜く事などしょっちゅう……
時には雪から這い上がれずにもがくこともあった。
【16:55 朝日峠 到着】
朝日岳から下りきったコルにはいくつか道標らしき物がありどちらに進んでいいのか分からずにここで少し迷う。
←明確な道標がない朝日峠
北へ向かうと廻目平へ抜けてしまうので直進して急登を登る
朝日岳から下りきったコルにはいくつか道標らしき物がありどちらに進んでいいのか分からずにここで少し迷う。
←明確な道標がない朝日峠
北へ向かうと廻目平へ抜けてしまうので直進して急登を登る
【17:50 大弛峠 到着】
CTを1時間ほどオーバーして大弛峠に到着。
金峰山を出発する時に予想していた通り、到着が18:00近くになってしまった。
しかしここで誤算が!!
私のイメージでは大弛峠は車道に隣接しているという事もあって何となく下界に下りるような気分で来たのに……
今晩は予想外の雪上キャンプかよ!
←雪に埋もれひっそりとした幕営地
CTを1時間ほどオーバーして大弛峠に到着。
金峰山を出発する時に予想していた通り、到着が18:00近くになってしまった。
しかしここで誤算が!!
私のイメージでは大弛峠は車道に隣接しているという事もあって何となく下界に下りるような気分で来たのに……
今晩は予想外の雪上キャンプかよ!
←雪に埋もれひっそりとした幕営地
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