浜松城(静岡県浜松市)
静岡県
nack0251
その他1人 - GPS
- 01:12
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 22m
- 下り
- 21m
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標高グラフを拡大| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
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| アクセス |
写真
平成30年の発掘調査で天守曲輪の南東に櫓があったことが判明。天守同様江戸時代初期の絵図には描かれてないので、徳川政権に移る際失われたと考えられる。
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天守の地下に直径1.3mの井戸が残る。ボランティアガイドさんによると天守に井戸があるのは浜松城を含めて全国に5城しかないという。
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昭和33年に建てられた復興天守閣は天守台の大きさと比べると実際にあったものより小ぶりのもので、かつてのものは四層五階の望楼型であったと考えられる。
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天守台は一辺21mのいびつな四角形で西側に八幡台と呼ばれる突出部がある。八幡台は標高41.9mにあり浜松城最高所。武士の守り神である八幡大菩薩を祀った場所とされる。
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感想
【城名】浜松城（静岡県浜松市）
【別名】--
【場所】静岡県掛川市掛川
【形式】平山城
徳川家康の築いた浜松城の城郭は南北約500m、東西約450m。三方ヶ原台地の斜面に沿い、西北の最高所に天守曲輪、その東に本丸、二の丸、さらに東南に三の丸と、ほぼ一直線に並ぶ、「梯郭式」の築城法をとっています。「梯郭式」とは、各曲輪が隣接しながら、階段状になっている様式のことで、本丸の背後が自然の防衛線になるような城に多く見られます。
【地目】公園
【立地】台地斜面
【規模】南北約500m、東西約450m
【築城】元亀元年(1570年)
【築城者】徳川家康
【城主】徳川家康,菅沼定政,堀尾氏,松平氏,水野氏,高力忠房,松平乗寿,太田氏,青山氏,松平氏,井上氏,水野氏,井上氏
【標高（比高）】39m(19m)※ガーミンデータより
【見所】石垣,郭,復元天守
【訪城日】2021/12/26
【遺構】本丸の一部、天守曲輪、西端城曲輪（にしはじょうくるわ）、清水曲輪の一部。二の丸は小学校と市役所の一部、三の丸は市街地になっている。
【訪城時間】1時間12分30秒※引馬城訪城時間を含む。
【歴史】永禄11年（1568）、三河から東進し、今川領の制圧を開始した徳川家康。家康は、駿府に攻め込んできた武田信玄の侵攻に備え、遠州一帯を見渡せる三方ヶ原の丘に着目しました。天下を盗るためには、まず信玄を倒さなければならないと判断した家康は、元亀元年（1570）、岡崎城を長男の信康に譲り、三方原台地の東南端に浜松城を築城、駿遠経営の拠点としました。
元亀3年（1572年）徳川武田両軍が激突した三方ヶ原の戦いの際は浜松城が家康の本拠地。戦いに敗れた家康が這う這うの体で逃げ帰った際描かせたといわれる「しかみ像」の逸話は有名。ただし「静岡・浜松・伊豆情報局」HPによると家康が描かせたというのは誤りであるとのこと。
※家康の『しかみ像』に新説が！ 家康が描かせたはウソだった！
顰（しかみ）とは、顔をしかめること。この絵は、「憔悴し切った家康の表情」が巧みに描かれいるとされてきました。
ところが、平成27年8月に徳川美術館で開かれた講演会で、学芸員の原史彦さんがなんと『しかみ像』の常識を覆す新説を公表したのです。
通称『しかみ像』と呼ばれる絵は、江戸時代中期の尾張徳川家9代の徳川宗睦（とくがわむねちか／1733年〜1799年／尾張藩中興の名君）が養子に迎えた徳川治行の妻で紀伊徳川家から嫁いだ従姫（よりひめ＝紀州徳川家第7代藩主・徳川宗将の娘）が1780年に持ってきた嫁入り道具に入っていたことが判明。従姫が没後の、1805年に尾張徳川家は家康ゆかりのものを収める「御清御長持（おきよめおんながもち）」に収めたのだという。
徳川美術館が開館（昭和10年）した翌年、昭和11年1月、尾張徳川家19代目当主で徳川美術館を開いた徳川義親氏は地元の新聞社の取材で、尾張家初代の徳川義直が父・家康の苦難を忘れないように描かせたと説明していたのです。義親氏流のリップサービスで、徳川美術館の宣伝を兼ねて・・・の話が、いつのまにか「家康が描かせた」に変化したというのです。
「杜鵑（ホトトギス）が鳴くまで待とう」という「忍耐強い家康像」を描いた絵というまさにステレオタイプ（固定観念）の発想が、導き出した結論といえるのです。
その「顔をしかめる」、顰（しかみ）の表情も、当時の絵画の仏教的な影響なんだとか。
〜以上「静岡・浜松・伊豆情報局」HPより
天正18年(1590年)小田原合戦後徳川家康が駿府城に移ったあとの浜松城は、代々の徳川家とゆかりの濃い譜代大名が守りました。歴代城主の中には幕府の要職に登用された者も多いことから、浜松城はのちに「出世城」と呼ばれるようになりました。明治維新後、城郭は壊され荒廃していましたが、昭和33年、野面積みの旧天守台の上に新天守閣を再建、翌年には浜松市の史跡に指定されました。
〜以上「浜松城公園」HP、案内板より
【アクセス】
・遠鉄バス利用の場合
乗車→バスターミナル�´�乗り場発のすべてのバス
降車→「市役所南」下車徒歩6分
・マイカー・大型バス利用の場合
浜松ICより約30分
浜松西ICより約30分
浜松浜北ICより約40分
※浜松城公園駐車場または近隣の民間駐車場をご利用
・タクシー利用の場合
浜松駅北・南口タクシー乗り場より乗車約5分
【備考】--
【訪城記録】
浜松駅よりバス利用で訪城。
市役所の西側にあり浜松城公園として整備されている。
家康の時代の図面はないが、発掘調査により徐々に当時の様子が分かってきた。
現存する石垣は家康転封後城主となった豊臣秀吉の重臣堀尾吉晴によって築かれたとされる。
荒々しい外観を持つ野面積みの石垣は布積という技法が用いられ、四百年の風雪に耐えてきている。浜松城は天守台と天守門の石垣が堅く大きな石が使われている。使われている石材は浜名湖北岸で多く見られる硅岩がほとんどである。
江戸時代初期の絵図に天守が描かれていないことから天守があったのは堀尾氏時代だけとされる。昭和33年に建てられた復興天守閣は天守台の大きさと比べると実際にあったものより小ぶりのもので、かつてのものは四層五階の望楼型であったと考えられる。
天守曲輪は東西56m、南北68mで複雑な多角形をしている。「安政元年浜松城絵図」には外周を瓦葺きの土塀が囲んでいる様子が描かれている。天守曲輪がある城は豊臣秀吉政権下で山内一豊が建てた掛川城など多くはなく豊臣秀吉と深くかかわる遺構といえる。
天守曲輪の東に大手として復元された天守門が立つ。天守門は両側の石垣の上に伸びた櫓が載る渡櫓を持つ櫓門という形式で建てられていた。天守門は太い木材が単純に組み合わさった装飾のないもので、短時間で建てられ、堅固さを持つ特長がある。天守門の両脇には鏡石と呼ばれる巨石がある。天守門は明治6年まで残っていたが解体の後払い下げられた。発掘調査で明らかになった礎石の上に正確に建てられている。屋根瓦も出土した瓦片のデザインを参考にしている。
西には搦手として埋門があり、側に銀明水と呼ばれる井戸があった。埋門は天守曲輪西側の石垣の途切れた部分に石垣に埋まるような構造で設けられていた。
平成30年の発掘調査で天守曲輪の南東に櫓があったことが判明。天守同様江戸時代初期の絵図には描かれてないので、徳川政権に移る際失われたと考えられる。
天守台は一辺21mのいびつな四角形で西側に八幡台と呼ばれる突出部がある。八幡台は標高41.9mにあり浜松城最高所。武士の守り神である八幡大菩薩を祀った場所とされる。
天守の地下に直径1.3mの井戸が残る。ボランティアガイドさんによると天守に井戸があるのは浜松城を含めて全国に5城しかないという。
伊賀上野城天守の井戸は抜け道としてトンネルが掘られていたという。
浜松城には、藩政260年の間に25代の城主が誕生しました。在城中に幕府の要職に就いた者も多く（老中5人、大坂城代2人、京都所司代2人、寺社奉行4人※兼任を含む）、浜松城は「出世城」と言われるようになりました。なかでも有名なのが天保の改革を行った水野越前守忠邦。天下統一を果たした家康にあやかって、自ら進んで浜松城主になったと言われています。〜以上「浜松城公園」HPより
▼ガーミン軌跡
https://connect.garmin.com/modern/activity/8014084849
▼引馬城訪城記
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3863848.html
▼これまでの訪城記録
http://nack1003.livedoor.blog/archives/6463470.html
▼攻城団
https://kojodan.jp/profile/11671/
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