富士山 吉田口登山道 旧道調査2



- GPS
- 07:09
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 667m
- 下り
- 653m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
左手が進行方向の御山、右手たきぎとりみちとあります。生活用の枝木を取るための道なのでしょう。
もちろん左方向の踏み跡を辿ります。
感想
富士山吉田口登山道は、他の登山道と比べ、早い段階から詳細な調査がされていました。
「富士山吉田口登山道関連遺跡」2001富士吉田市教育委員会
「富士山吉田口登山道関連遺跡II」2003富士吉田市教育委員会
「山梨県内山岳信仰遺跡詳細分布調査報告書 富士山信仰遺跡に関わる調査報告」2012.3山梨県教育委員会
以上の3点はインターネット上でも公開されています。
またそれを基に
「富士を登る」2006富士吉田市歴史民俗博物館
が登山道を歩くための資料として最適に制作されています。
今回の目的である旧登山道の存在については、馬返し、一合目までの旧登山道区間、二合目周辺が発掘調査されており、完成度の高い報告書となっています。
これだけの資料を見れば、つけ入る隙もないような状況ですが、歩いてみればそれなりに面白いところでした。
まず中の茶屋から歩き、現車道から見えない左手の樹林帯の中にある道標。これは江戸時代によくみられる道しるべであるが、サイズがかなり大きいです。相当な需要を満たす道標といえます。これが埋もれているのは信じられません。
現車道が旧登山道といわれ、現吉田口遊歩道は旧バス道と言われていますが、それと別に道があることを示しています。
そして踏み跡を辿ると、気が付かなかったが姥子跡を経て大石茶屋付近にでたため、おそらく旧登山道と考えられます。しかし途中のイバラの道は最悪で、現状では案内を頼まれても断りたいほどでした(笑)
大石茶屋から馬返しの区間は、車道、吉田口遊歩道を自由に横断するように複数の踏み跡が見られました。一見すると良好な形状の道路跡がありましたが、砂防ダム造成の道路跡のようにも見え、本命を見つけるのは難しそうです。
馬返しから一合目にかけては調査復旧がされており割愛します。
一合目から二合目にかけては、現登山道の左手に続く踏み跡が明瞭にあり、それ自体はところどころ砂防ダム工事に使われたようにも見えました。
また現登山道との間にも複数の踏み跡らしきものがあり、ことは単純ではありません。
古い資料によると二合目は800年以上の歴史があると考えられることから、その下の区間は長い時代に様々な変化があったとみられ、それが難しさであり、面白いところでもあります。
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