小浅間山・黒斑山〜浅間山をぐるっと眺める


- GPS
- 04:10
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 766m
- 下り
- 762m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 5:14
天候 | 晴れ 極寒の爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・黒斑山:高峰ビジターセンター駐車場。トイレ閉鎖中。チェリーパークラインは手前4kmから積雪凍結。スタッドレス必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小浅間山:うっすら程度の積雪。山頂付近は5〜10cm。気温−5℃、10〜15m/sの強風。下山は南斜面の砂礫をショートカット。 ・黒斑山:10〜50cmの積雪。気温、高峰VC−8℃、トーミの頭−15℃、黒斑山山頂−13℃。北西の極寒爆風20〜25m/s。厳冬期装備必須。気温が低く雪がサラサラのため、ノーマル靴で滑り止めは付けなかった。 |
その他周辺情報 | ・道の駅 雷電くるみの里に立ち寄り、お土産を購入。 http://raidenkurumi.jp/ |
写真
感想
早朝5時半、玄関を出た途端に、前日と空気が違うことに気が付く。乾燥し切れるような寒さ。真冬の訪れは庭の霜柱が告げていた。水栓柱もそろそろ凍結対策しなくてはならない。
陸橋を一段飛ばしで駆け抜ける。東の空はオレンジ色の朝焼け。西にある八ヶ岳と浅間山もオレンジ色のモルゲンになっていた。北に目を向けると、仙ノ倉山とエビス大黒の頭が本格的な雪化粧をしていた。清々しい冬の朝。
13日月曜は寒気の影響で、東日本の日本海側や上越県境山稜は大荒れの天気。しかも北西の強風が吹き荒れる。雪や寒さは対処できるが、30m/s以上の強風はどうにもできない。
自宅から見ていた浅間山は雪雲がかかっていたが、正午過ぎなら快晴となるので行くことにした。爆風の前掛山は危険で行くことは無理だろう。小浅間山で時間調整して、午後から黒斑山へ行くことにした。浅間山を東西から眺める山行き。
そうと決まれば素早くパッキングし出発。通勤渋滞の道に嵌まるが、のんびりとドライブする余裕の休日と天気読み。冬の佇まいのプリンス通りを北上して中軽井沢から146号へ。駅前の日陰が凍結していた。
峰の茶屋反対の小浅間山登山口に停める。1台先行車が居た。気温−5℃で風の影響はまだなかった。装備し出発。薄っすら積雪の林道を淡々と歩き、30分ほどで小浅間山東峰に到着。三角点があった。浅間隠山、碓氷峠、赤城榛名の眺望がある。
コルを歩き再び登り返して西峰へ。可愛らしいうさぎの山頂標は見覚えのある字。感謝の気持ちを抱き、雄大な浅間山を見ながらそう思った。
東から浅間山を眺めたので、次は西から眺めることにする。ちょうどガスが取れて快晴となる時間になる。チェリーパークラインは、高峰高原ホテル手前4kmから積雪凍結。特にカーブの日陰がブラックアイスバーン。良く滑る。
正午過ぎの高峰ビジターセンターは5台しか停まっていなかった。日差しがあっても気温−8℃と強風。登山口から10〜30cmの積雪。気温が低く雪がサラサラなので、滑り止めは着けなかった。
コマクサ展望台からは荒れ模様の日本アルプス。富士山、八ヶ岳と穂高岳、槍ヶ岳しか見えなかった。樹林帯に入ると、強風でシラビソからの落雪が多く、フードをして歩いて行った。
槍ヶ鞘からは美しい浅間山とトーミの頭。湯の平も一面積雪していた。トーミの頭に着くが20m/s以上の爆風で気温−15℃。三脚を飛ばされないようにザックを吊り下げて記念撮影。
草すべりにはトレースがあったので、まだ周回できるだろう。この風ではカモシカは出てこないだろう。黒斑山山頂に到着。西側に樹林帯があるので、少しは風をしのぐことが出来る。望遠で前掛山は登山道を見たが、誰もいなかった。今日行くのはかなり危険。30m/s近く風速はあるだろう、飛ばされてしまう。
雲一つない快晴と美しい浅間山を見ながら昼食。ヤマレコでも紹介されていた「つるや」の冷凍信州そば、下仁田ネギと鶏肉のきつねそばを作った。サラダ巻きは酢飯なので、おにぎりより凍結しにくく冬季登山におすすめ。
デザートのわらび餅白玉ぜんざいを食べながら、抹茶ラテでさらに温まった。誰もいない山頂でまったりし過ぎ、時間切れで鋸岳へは行けず残念。山頂標は次回直しに行きますのでよろしく。
下山は中コースを得意のグリセードと小走りで行き40分かからず駐車場に到着。戻っても気温は−8℃で変わらなかった。汗もかかなかったので、日帰り温泉へは行かず、そのまま帰路へ。
寄り道して、道の駅雷電くるみの里でお目当ての「くるみやまびこ」を購入。今年7月に廃業してしまった「信濃路うさぎや」。「くるみそば」はもう食べられないので、似たものがないかいろいろと探したが無い。「そばくるみ」があったのでお土産に買ってみた。
小諸ICから上信越道へ。甘楽PAで人身事故があり富岡ICから通行止め。交通整理員の方が大型トラックにはねられたとの事。ご冥福をお祈りいたします。
その影響で松井田妙義ICで下りて、磯部経由の18号、17号と大渋滞道を通らなければならず、帰宅まで2時間要した。事故は一瞬の不注意から起き、まわりの人すべてに影響するので、安全運転をさらに心がけようと思った。
本日は2本立てのアサマ見物(映画館はもう2本立てはないですね)
西と東の横綱街道でね、どちらも真っ白な浅間山が見られてよかったですね、
それと、今回もランチに黒い鍋が登場・・野暮な質問ですが重くはないのでしょうねそれよりネギ臭さがザック内に残っているのでは、美味しく胃袋の中におそまった事でしょう。
お疲れ様でした。
寒気が南下して今年一番の冷え込みになりましたね。月曜は朝から大荒れで、行くのを躊躇ってましたが、やはり気になり、4時から起きていろいろと状況分析していました。
午後は風が強くなりますが、鳥居峠から南は晴れ間が臨めるので、小浅間によって時間調整しながら行きました。小浅間山は雄大な浅間山と鬼押出しの景観、四阿山や赤城榛名方面も良い眺めですよね。
鍋ですが、鉄鍋に見えてアルミ鍋です。重さは540gです。以前は土鍋を持って行ったこともあります。温まるまで時間がかかりますが、保温性が良かったですね。ただ割れやすいのでアルミ鍋に切り替えました。
下仁田ネギですが、電子レンジで下処理して過熱してあり、ビニール袋を二重にして、匂いが漏れないバッグに入れてます。
おはようございます。
寒風吹き荒れる浅間山はキレイですね。
小浅間山の東側からの浅間山の真っ白な稜線が殊の外美しく感じました。
また西側からの出来立ての浅間の襞もいいですね。
また登りたくなりました。
お二人が行かれた時は穏やかで良い日でしたね。私も晴れ間を予想していきました。強風と極寒も当然分かっていたので、それなりに装備して行きました。
群馬側から見る浅間山はまっ白ですが、南から西斜面は縞が目立ちますね。東側は溶岩と砂礫帯で、南から西はルンゼ状が多い影響もありからでしょう。
こうして、一日で東面の顔と西の顔を楽しむのはとても素敵な浅間三昧でそれこそLOVE浅間な気持ちがなければできませんね!
また次回の鋸までの外輪歩きも楽しみにしています。
ありがとうございました!
小浅間山に来て、うれしくて思わずメールしてしまいました。お忙しい所ご迷惑だったでしょうが、丁寧に返信してくださりありがとうございました。
強風はどうにもできませんので、晴れ間だけを狙って行きました。うまく時間差で移動出来て良かったです。その影響で今回は鋸岳まで行けず残念でした。遅い出発でしたので仕方ありませんね。次回は日の出も絡めていきたいと思います。
ちなみに17日から強い寒気が南下して、東日本の日本海側は大雪予想です。平野部でも少し降雪があるかもしれません。その後は月曜まで影響があるので、行くとしたら20日になると思います。四阿山も良いですよね。
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