瑞牆山 富士見平ー不動滝 周遊ルート



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 906m
- 下り
- 918m
コースタイム
天候 | 朝早いうちは雲が多かったが、後快晴。終日風が強く、高速道路は50km規制だった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
みずがぎ山自然公園は冬季閉鎖でゲートが閉まっていて、駐車場などは使えません。また自然公園への道は落石の為に路駐もお勧めできません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレはみずがき湖ビジターセンターと富士見平にあります。登山口、自然公園のトイレは封鎖されていますので、注意が必要です。 十分な防寒対策をしておいてください。富士見平で-10度でした。以降、頂上までは氷および雪でした。不動滝方面に下りましたが、この週末に人が通った形跡はなく、雪は頂上付近で深めでした。下に降りるにつれて氷に変化し、不動滝も凍り、それを越えたところで、登山道が湧き水による厚い氷で完全に覆われ、通ることが出来ませんでした。高巻きしてことなきを得ましたが、氷は広がっていくと思われるのでこのコースは危険です。 また、みずがき自然公園のゲートは2箇所閉められていますが、一箇所はどこから出てきたのか、大きな水たまりが凍ってゲート周辺をスケートリンクに変えています。 |
写真
装備
個人装備 |
地図+コンパス 1
ヘッドランプ 1
ライター 1
ナイフ 1
巻き紙 1
カメラ 1
手袋(中+厚) 1
日焼け止め 1
救急用品 1
防寒/防風装備 1
雨具 1
プラティパス+ナルゲン 1
非常食 1
ビヴィーザック 1
着替え+ベースレイヤー 1
ハードシェル 上下 1
フリース 1
帽子 1
トレッキングポール 1
行動食
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感想
普段は単独の自分が、一緒にどこかに連れてって欲しいと言われてテーマは「雪山っぽい」ところ。
正直難しかったけど、自分で見つけてくれてた。瑞牆山!センスいい!
この日、この辺りはこの冬一番の冷え込みが予想されていたけど、瑞籬山荘に到着した時には雪などなし、霜もなし。なーんだ!全然じゃん〜。駐車場で支度してるあいだも、隣の登山者がバッチリ冬装備なのに、こっちはプチ冬装備。ズボンは普通のシングル。
たけど、パートナーがクランポン使ったこと無いって言ってたので、一応ザックには2セット入れてた。
登山口から登っていくと、既にガチガチの霜柱が。そして寒ーい風が吹いてくる。予報は当たってたガ━Σ(-`Д´-;)━ン! 最初に着込んで汗かくパターンなので、敢えてフリースで登る。富士見平までいけばペースが掴める。
実際富士見平に着くと、テントが3張り。めちゃくちゃ寒そう。そして、ここからが日陰歩きなので着込みます。道は雪がガチガチに凍ってツルツル。でもクランポン出すほどじゃないんだ・・・ということで最初の渡渉地点をクリアして、桃太郎さまにご挨拶。よく転がって、流れていかないな。
後はひたすら岩の間を登る登る。雪は増えるが十分踏まれてるので、平気平気。ここで19回も登っているという強者のトレランおじさんに出会います。抜かれたと思ったら、頂上付近ですれ違った。上は風があるので寒いと教えて頂いた。
頂上はほぼ、独占状態で、すぐ下の林でランチタイムのパーティが一組いる程度。自分たちも林のスペースを分けてもらって、ランチしたが寒かった。長居は無用なので、さっさと下山したい。
そして折角なら踏み跡が薄い不動滝へ!どうやらこの週末はだれも踏んでいないこのルート。クライミングでは何度か来てるけど、冬登山では始めて。どうなっているのか。
頂上付近は雪が豊富に有るが、柔らかいので、下に何が埋もれているのか慎重にといってもズッポリ入っていきます。これくらいあると、さっさと下りていける。
そして不動滝が近づくにつれ、足下は氷に。クランポンを念のために付けてみた。全然駄目。役に立ったのは渡渉の前後だけ。岩と木の根が邪魔して付けない方が楽。ということで、わずか5分ほどの活躍で仕舞われてしまった。
あとはどんなに凍ってても、堂々と歩くのみ。そして到着した不動滝。岩自体のかっこよさもあるのだけど、氷に閉じ込められた滝は連れてきて良かった!と思えるくらい特別感を出してた。実際、この日にこのルートを歩いたのは僕らだけだと思うし、ここ数日を見てもおそらくそう。ってことは、この冷え込みでガッチガチに凍った不動滝を今年見たのは僕らだけ!
その後、色んな岩を見て回って、ご満悦。そしていくつかの橋を渡って「手すりに注意」と解るようなそうでないような看板を見送った。そしてヤラレタ・・・・登山道が湧き水による厚い氷で完全に覆われ通れない。10Mはありそうなこの凸凹のスケートリンク。段差もあるので自殺行為。道から外れたら沢にドボン。高巻きしてことなきを得ましたが、このコース危険です。もっと氷がデカくなる可能性があるので(そもそもゲートが閉まってる時点で通らないように勧められているような)
後は、クライミングエリアを通って、林道を通ってオシマイ。と思ったら何と硬く閉じられた小川山林道のゲートにも氷が。そして広範囲。アブナ過ぎる。もうひとつのゲートを出ると今度は派手な落石跡。通っちゃダメってことですね。
その後、本谷釜瀬林道に出て瑞牆山荘まで帰ってきました。ここが意外と長かった・・・
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