甲相国境尾根【中山BS→菰釣山→三国山→石割の湯】


- GPS
- 08:51
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800867-1/nid:00128750/rt:0/k:三ヶ木 ■富士急山梨バス 長又〜月夜野 http://www.yamanashibus.com/H25-t-nagamata-tsukiyono.pdf ■富士急山梨バス 忍野・山中湖・平野・道志・御殿場駅方面 http://www.yamanashibus.com/H25-Gotenba-timetable.pdf |
写真
感想
甲相国境尾根。しかも南部。
そこの何に惹かれたのか、未だに分かりません。
著名なピークがある訳でもなく、富士山の展望地が点在する程度。
有名な縦走路という訳でもなく、細かいアップダウンで揺さぶってくる痩せ気味の尾根道。
ただ何となく歩きたくなった。
それだけの理由で電車とバスを乗り継いで、山梨県の道志村へと入ります。
■中山BS→富士岬平
月夜野BSから富士急山梨バスに乗り継いだのは、たった4人。
うちハイカーは自分を含めて2名だけの様子。道志山塊は、ちょっとマニアックですね。
指導標は少ないものの、アプローチで迷うことは無さそうです。
が、肝心の登山口に指導標が見当たらなく、テープを頼りに踏み入っていきます。
緩やかに沢筋を詰めていき、枯れた支流から一気に勾配を増して稜線まで登り詰めます。
甲相国境尾根に合流してすぐに菰釣避難小屋が現れます。
小屋内の張り紙のニュアンスが絶妙で、緊急避難が必要な人のための施設と謳いながら、計画宿泊には言及していません。
奥多摩辺りだと計画宿泊は遠慮するように明記してあったような気がしますね。
今日の行程は長いので、シャリバテ防止のパンを食べて出発します。
菰釣山の山頂は富士山のビュースポットが作られています。
もっと言ってしまうと、この先の富士岬平までビュースポットはありません。
しかし、この時期であれば葉を落とした雑木林越しに富士山を見ることは出来ます。
粛々と細めの尾根道のアップダウンをこなしていきます。
この日は常に吹き寄せる風が冷たく、立ち止まると凍えそうでした。
気温は手元の温度計で常に0℃。
最初のうちはウェアのレイヤリングで調節していましたが、段々と面倒になりフリースを着っぱなしに。
石保土山でエネルギーが切れたので、岩陰で風を除けながら寂しいランチです。
風さえなければ見通しのいい送電鉄塔の下などでランチするのも良さそうです。
大棚ノ頭の先の鎖場は、全然大した事ありませんでした。
■富士岬平→石割の湯
富士岬平から鉄砲木ノ頭までの間は展望も良くて歩きやすく、個人的にはお勧めルートです。
ただ、街が近いのでどうしても生活音が聞こえてきてしまいますが。
富士岬平の他にも、高指山と鉄砲木ノ頭が富士山のビュースポットです。
他にもアブラチャン並木や防火帯、カヤト帯の下りなど渋めの散策を楽しめます。
どのピークも車道から容易にアクセスできるルートが作られているので、山頂は賑やかです。
それって言い換えると体力に合わせて適宜、下山が可能ということですね。
時間も体力も余裕があったので、甲相国境尾根の終点である三国山まで踏むことにしました。
山頂は殺風景で展望もなく、甲駿や相駿の縦走路の通過点といった佇まいです。
最後は粛々と車道を歩いて石割の湯に至ります。
石割の湯からの帰路は、平野BSまで移動すれば駅までのバスや高速バスも運行しています。
ですが、そこまで歩いているうちに身体が冷え切ってしまうので、玄関先まで乗り付けてくれるふじっ湖号で帰ると楽です。
内湯は少し狭かった印象。キャパオーバーだろうか。
Webサイトに10%割引券があり、入浴券を買ったら受付に提示します。
あれ、これって紅富士の湯も同じシステムだったような気が。
帰路の平野BSで、朝のバスで一緒だったハイカーに行き合います。
話していて知ったことですが、能泉湖からの脱出レコを書かれたshuchan氏と分かったときは衝撃でした。
レコを始める前に戸市→帯那山→水ヶ森→昇仙峡滝上を歩いたことがあるので、氏の行程スケールと結末は強く印象に残っていました。
バリ道を得意とされる方で、黒破線すら通ってない山域を虱潰しに歩かれるスタイル。凄いです。
なので、一般登山道から外れた尾根やピークの名称とか殆どついていけませんでした…。
気さくな方で、帰路の長い時間を感じさせないほど楽しい話を聞かせて頂きました。
コメント
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SuSEさんこんばんは。
昨日は、ありがとうございました。
さすが、一眼レフデジカメですね。写真16の何でもない風景ですが、手前の木に、ピントが超合っていて、背景の木々が絵のような感じ。こういう写真は、私のカメラでは、撮れないか、もしくは、撮る知識がありません。
それにしても、奇しくも代表写真に使っていた、写真のアングルが似ていたのには、笑ってしまいました。
やっぱあの辺では、あれなんですかねぇ。
いつか、どこかの山でお会いした際は、よろしくお願いいたします。
昨日は楽しい話をたくさん聞かせて頂いてありがとうございました。
なかなか踏み込まない領域ですので、色々と勉強になりました。
何の変哲もないところに興味を示したりする、変なやつですから(笑)
デジイチはこういう写真が得意なので、簡単に撮れるんですよ。
なので一押しは写真16なんですけど、インパクトも考えて代表は無難に写真29になってしまいました。
この時期の低山は、撮っても撮っても茶色いんですよね。
なかなか山中でお会いするのは難しいかと思いますが、その際は宜しくお願いします。
突然、登山道脇のヤブから飛び出してきそうですけど(笑)
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