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記録ID: 38092
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ハイキング
甲信越

尼巌山・奇妙山〜長野市南部の里山トレッキング、松代東条・岩沢登山口発着コース

2009年05月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:07
距離
5.2km
登り
690m
下り
679m

コースタイム

岩沢登山口9:43-9:45尼巌山・奇妙山分岐9:46-(9:55天の岩戸分岐-10:12池田の宮コース分岐)-10:21尼巌山頂上[R1]10:26-10:51岩沢分岐10:52-11:10JA総合研究所<大室>分岐11:11-11:42奇妙山頂上[R2]11:55-12:10高見岩12:14-12:17岩沢分岐12:18-12:29尼巌山分岐12:33-12:50岩沢登山口

【実働】3時間23分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩沢登山口に至るまでの道には適当な案内標識がなく、なかなか分かりにくい。
松代町内に入ったらとりあえず”松代温泉・国民宿舎松代荘”を目指す。
松代荘の裏側を通る道を南下して東条小学校脇を通り、右側に「東条瀬関」の地名標識がある所で左折、道なりにずっと登っていくとやがて右ヘアピンの先に”清滝観音堂”への案内標識が現れる。
ここで”清滝観音堂”へ向かう道と二股に分かれて左斜め上に向かう細い道に入る。
すぐに岩沢集落最奥の民家を過ぎ、さらに上って未舗装の作業道になるとまもなく岩沢登山口の道標があり、その脇が3台分ほどの小さな駐車スペースとなっている。
コース状況/
危険箇所等
●尼巌山(あまかざりやま)・奇妙山への登山道は長野市がトレッキングコースとして整備中で、計9コースほどが設定されている。
【長野市観光課のトレッキングコース案内のホームページ】
  http://www.city.nagano.nagano.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=16216
今回はこのうち"岩沢-尼巌山コース"、"尼巌山-奇妙山コース"、"奇妙山-岩沢コース"の3コースを繋げて歩いた。
市北部の三登山周辺に比べると、現在のところトレッキングコースとしての整備は遅れている。
特に"岩沢-尼巌山コース"はところどころリボンの目印に頼らないとルートが分からない箇所があるし、尼巌山頂直下などロープが設置された急斜面もあるので、普通に登山道とイメージする方がよい。
今回コースに危険な箇所はないが、熊が出没するようなので市街地に近い里山といえど熊鈴などは用意したい。

●水場やトイレはない。岩沢登山口にはマップポストがあり、ガイドマップと感想記入用ノートが置かれている。

●温泉は”松代温泉・国民宿舎松代荘”で日帰り入浴できる。
また松代温泉地内にありながら古くからの湯治湯の雰囲気を残す”加賀井温泉・一陽館”は知る人ぞ知る秘湯で、大林宣彦監督の映画『転校生 さよなら あなた』のロケ地として使われた。
県道長野真田線沿いに2008年12月にできたばかりの”山道温泉・虫歌の湯”は大露天風呂が自慢。
岩沢登山口へは、長野市松代町東条瀬関から瀬関滝本線へ入る。
2009年05月02日 13:02撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 13:02
岩沢登山口へは、長野市松代町東条瀬関から瀬関滝本線へ入る。
石仏のある岩沢登山口、ポストにトレッキング(登山)コースのガイドマップと感想記入ノートが置かれている。

画像の右脇に駐車スペースがあるが極めて狭い。
2009年05月02日 08:57撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 8:57
石仏のある岩沢登山口、ポストにトレッキング(登山)コースのガイドマップと感想記入ノートが置かれている。

画像の右脇に駐車スペースがあるが極めて狭い。
岩沢は尼巌山と奇妙山の両登山口となっており、スタートしてまもなく両登山道が分岐する。
2009年05月02日 08:57撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 8:57
岩沢は尼巌山と奇妙山の両登山口となっており、スタートしてまもなく両登山道が分岐する。
道端に咲いていた小さなフデリンドウ。
2009年05月02日 10:07撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:07
道端に咲いていた小さなフデリンドウ。
ところどころルートがはっきりしない道だが、リボンなどを目印に登っていくと、大岩の下で池田の宮コースと合流する。

この先は道ははっきりしている。
2009年05月02日 10:13撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:13
ところどころルートがはっきりしない道だが、リボンなどを目印に登っていくと、大岩の下で池田の宮コースと合流する。

この先は道ははっきりしている。
岩が露出した急登を登る。

虎ロープも張られており、ファミリーハイキングとしてはちょっとハードかも。
2009年05月02日 10:16撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:16
岩が露出した急登を登る。

虎ロープも張られており、ファミリーハイキングとしてはちょっとハードかも。
尼巌山頂上手前の立見岩から松代の市街地を見下ろす。

左から中央に張り出しているのは、"世界最大最古のピラミッド"という説があり、ミステリー満載の皆神山。
2009年05月02日 10:19撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:19
尼巌山頂上手前の立見岩から松代の市街地を見下ろす。

左から中央に張り出しているのは、"世界最大最古のピラミッド"という説があり、ミステリー満載の皆神山。
小広場状になっている780.9mの尼巌山頂上。
2009年05月02日 10:22撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:22
小広場状になっている780.9mの尼巌山頂上。
尼巌山頂には昔"尼巌城"という山城があり、戦国時代には武田・上杉の北信濃攻防の上で重要な役割を果たした。
2009年05月02日 10:22撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:22
尼巌山頂には昔"尼巌城"という山城があり、戦国時代には武田・上杉の北信濃攻防の上で重要な役割を果たした。
尼巌山頂からは北側にのみ展望が得られる。

中央に長野五輪会場となったUFOのようなホワイトリングが光り、その真後ろに飯綱山が見える。
2009年05月02日 10:22撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:22
尼巌山頂からは北側にのみ展望が得られる。

中央に長野五輪会場となったUFOのようなホワイトリングが光り、その真後ろに飯綱山が見える。
尼巌山頂からこれから向かう奇妙山を確認。
2009年05月02日 10:26撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:26
尼巌山頂からこれから向かう奇妙山を確認。
奇妙山に向けて尼巌山から下り始めてまもなく、長野市街地東部を見渡せる岩場の展望地に出る。

アングル的には尼巌山頂と全く同じ。
2009年05月02日 10:29撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:29
奇妙山に向けて尼巌山から下り始めてまもなく、長野市街地東部を見渡せる岩場の展望地に出る。

アングル的には尼巌山頂と全く同じ。
同じ岩場展望地から奇妙山を仰ぐ。

尼巌山頂下の鞍部へはかなりの急傾斜が続き、時々補助ロープを頼りながら慎重に下る。
2009年05月02日 10:30撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:30
同じ岩場展望地から奇妙山を仰ぐ。

尼巌山頂下の鞍部へはかなりの急傾斜が続き、時々補助ロープを頼りながら慎重に下る。
奇妙山への稜線上で、突然前方からガサガサと大きな音を立てて黒い獣が斜面を下っていった。

そのときは熊だと思って写真を撮った(中央左)が、帰宅後に画像拡大してみるとカモシカだった、
2009年05月02日 10:38撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:38
奇妙山への稜線上で、突然前方からガサガサと大きな音を立てて黒い獣が斜面を下っていった。

そのときは熊だと思って写真を撮った(中央左)が、帰宅後に画像拡大してみるとカモシカだった、
出発してすぐ分かれた岩沢からの奇妙山登山道が合流する地点。

帰りはここから岩沢へ下る。
2009年05月02日 10:51撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:51
出発してすぐ分かれた岩沢からの奇妙山登山道が合流する地点。

帰りはここから岩沢へ下る。
花は少なかったが、タチツボスミレ?はあちこちで見られた。
2009年05月02日 10:54撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 10:54
花は少なかったが、タチツボスミレ?はあちこちで見られた。
杉の美林の中を軽快に歩を進める。
2009年05月02日 11:06撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:06
杉の美林の中を軽快に歩を進める。
稜線上で大室からのコースが合流する。
2009年05月02日 11:10撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:10
稜線上で大室からのコースが合流する。
明るい稜線上の道は起伏も少なく歩きやすいが、「熊に注意」の標識に先ほどの目撃体験(実はカモシカだった)がよみがえる。
2009年05月02日 11:11撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:11
明るい稜線上の道は起伏も少なく歩きやすいが、「熊に注意」の標識に先ほどの目撃体験(実はカモシカだった)がよみがえる。
気持ちのよい稜線歩きが続く。
2009年05月02日 11:22撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:22
気持ちのよい稜線歩きが続く。
巨岩の脇を通過(高見岩?)。
2009年05月02日 11:26撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:26
巨岩の脇を通過(高見岩?)。
1,099.5mの奇妙山頂上。

直前に堀切があったのでここも昔は山城があったようだ。
2009年05月02日 11:42撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:42
1,099.5mの奇妙山頂上。

直前に堀切があったのでここも昔は山城があったようだ。
奇妙山頂上からの展望は、尼巌山と同じく飯綱山の方向のみ。

五輪大橋の先にMウェーブが見えた。
2009年05月02日 11:43撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:43
奇妙山頂上からの展望は、尼巌山と同じく飯綱山の方向のみ。

五輪大橋の先にMウェーブが見えた。
展望の反対方向には緩やかな稜線が保基谷岳の方へ延びている。

トレッキングコースはここまでだが、とりあえず道らしきものはこの先にも見えていた。
2009年05月02日 11:43撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 11:43
展望の反対方向には緩やかな稜線が保基谷岳の方へ延びている。

トレッキングコースはここまでだが、とりあえず道らしきものはこの先にも見えていた。
稜線途中にある高見岩。

往路では気が付かなかったが、復路では間違いなく表札が目に入る。
2009年05月02日 12:11撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 12:11
稜線途中にある高見岩。

往路では気が付かなかったが、復路では間違いなく表札が目に入る。
高見岩に登ると、尼巌山から長野市街地南部にかけてが見通せる。
2009年05月02日 12:11撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 12:11
高見岩に登ると、尼巌山から長野市街地南部にかけてが見通せる。
岩沢へ下山する谷道に咲いていたトキワイカリソウ。

ネットで画像紹介されている一般的なトキワイカリソウよりも花弁幅がかなり広め。
2009年05月02日 12:40撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 12:40
岩沢へ下山する谷道に咲いていたトキワイカリソウ。

ネットで画像紹介されている一般的なトキワイカリソウよりも花弁幅がかなり広め。
松代城北駐車場から見た尼巌山(左)と奇妙山(右)。
2009年05月02日 13:17撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 13:17
松代城北駐車場から見た尼巌山(左)と奇妙山(右)。
松代町小島田付近からの奇妙山(左)と尼巌山(右)。

このアングルからだと歩いた稜線の様子がよく分かる。
2009年05月02日 13:25撮影 by  EX-Z57 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
5/2 13:25
松代町小島田付近からの奇妙山(左)と尼巌山(右)。

このアングルからだと歩いた稜線の様子がよく分かる。
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