記録ID: 37373
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山滑走
芦別・夕張
ユーフレ谷から芦別岳(ユーフレ谷の滑降)
2009年04月11日(土) 〜
2009年04月12日(日)


- GPS
- 29:40
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,329m
- 下り
- 2,329m
コースタイム
4/11:18線沢入口から入山(10:20)-御茶々岳と槙柏山とのコル(13:10)-ユーフレ小屋(14:20)
4/12:小屋(5:25)-芦別岳頂上(9:20-10:20)-ユーフレ谷滑降後、小屋着(12:30-13:00)-御茶々岳と槙柏山とのコル(14:30-15:00)-18線沢入口に下山(16:00)
4/12:小屋(5:25)-芦別岳頂上(9:20-10:20)-ユーフレ谷滑降後、小屋着(12:30-13:00)-御茶々岳と槙柏山とのコル(14:30-15:00)-18線沢入口に下山(16:00)
天候 | 4/11晴れ、快晴 4/12晴れのち曇り 気温は頂上付近で2〜3℃位か。 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
18線沢林道には、まだまだ雪が残っていた。 昨年3月も同じルートから入山しているが、今年の方がはるかに多い印象。昨年が少なすぎ? まずは18線沢を詰めて槇柏山とのコルに出て、ユーフレ小屋に下りる旧登山道の谷へ滑り込む。 Co850m前後で左岸側から沢筋を埋めるデブリが見られたが、雪崩については全般に右岸側を行けば問題なく、緩い木立のなかを快適に滑れた。 ユーフレ小屋は屋根下まで雪で埋まっており、2階の窓から侵入する。外で枯れ木を燃やして、いつもの焚き火。 翌日はユーフレ谷を詰める。 小屋周辺の平らな所では沢がすでに口をあけており、雪解け水が滔々と流れていた。 谷沿いに若干登ると、Co650からスノーブリッジが安定しはじめる。 Co700前後から谷は雪で完全に埋まる。 たまに前方から拳より小さいくらいの落石がひょ〜うと飛んでくることがあるので、気が抜けない。ヘルメットはあった方が良い。 標高1250mを越えると傾斜が一気にきつくなる。 シーアイゼンを持たない僕は、アイゼンに履き替えシートラーゲン。 早い時間帯がずーと日陰になるため、一稜取り付き付近から上部はカチカチのアイスバーン状態だった。 アイゼンの前爪を蹴り込んで登っていくが、帰りのスキー滑降が思いやられる。 コケたら300m以上滑落してしまうだろう。 ユーフレ谷を詰めて頂上に立つと、風の当たらない所で1時間程度うだうだした。 帰りの雪面が緩んでくれるのを待ったが、意外に気温も上がらず、覚悟を決めて急な雪面にスキーで飛び込んでいく。 ユーフレ谷上部はひざがガクガクになるような斜滑降の連続だった。 いやーエッジでも磨いておけばよかった。 谷を滑るには滑ったが、ターンを失敗して10mほど滑落すること2回、久々にアドレナリン大放出の滑降だった。 下部1250mからの沢筋は、一転してちょうど良い傾斜が続き、快調な滑降。 結局、この時期、最上部から滑りだすのにはまだ早い、という結論。 ただ、あまり遅いと下部の沢が口をあける頻度も多くなると思うので、判断は微妙ですね。 |
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あらためて見返すと、くやしいなぁ。いつかリベンジしてやる。
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