記録ID: 3695762
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ハイキング
奥多摩・高尾
ルートは崩壊!お花はいっぱい!!しかもスミレだと!?日連アルプス敗退【エクストリーム晩飯前】
2021年11月02日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 01:25
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 324m
- 下り
- 341m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:23
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:25
距離 9.0km
登り 327m
下り 341m
15:55
7分
杉峠トレイル入口
16:02
16:03
6分
退却地点
16:09
35分
杉峠トレイル入口
17:01
相模湖駅
天候 | 晴れでしたが雲が多く、見通しはよくありませんでした。気温はこの時期としては高く、日中は20℃過ぎまで上がりました。 風はほぼ無風でしたが、時間帯により西から微風(時に弱風)が吹くタイミングがありました。なお、当日の日没(東京)は1645でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR中央線 相模湖駅 1705発 各駅停車高尾行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【重要】日連集落から杉峠(ミミザレ峠)に上がるトレイルは通行できません。 みんなの足跡にはトレイルの軌跡が表示されていますが、実際は大規模な地滑りで斜面がトレイルごと流されている箇所があり通過できません(高巻けば通過できるような規模ではないです) ◆藤野駅〜日連集落 藤野駅前から国道20号線にでて、100mほど高尾方面に行くと、日連方面に向かう県道76号線との交差点があるので、こちらに進路を取り高度を下げていきます。日連大橋を渡ってすぐにある、スーパーまつばの先で左折して東へ直進していくと、日連集落の北端を通って、県道520号線(片側1車線の車道)に合流します。 スーパーまつばは、このあたりで唯一のスーパーマーケットで、各種の補給が可能です。 ◇日連集落〜杉峠へのトレイルについて【参考情報/通行不能です】 県道520号線を15mほど西へ戻ると、住宅地の中を南へ進む路地の入口があるので、路地を道なりに進んでいきます。 山際まで進むと西側へ振れ、その先で携帯電話の基地局アンテナの脇を通り過ぎると杉峠へのトレイル入口があります(ここにルート通行不可の看板が出ています)。 そこから先は、しばらく荒れたトレイルですが、沢を渡るポイントまでくると、その先の通行が難しくなります。 沢には木製の橋が架かっていますが、腐食によって崩壊寸前で渡るのは危険です。さらに徒渉した先すぐ(杉峠の手前おおよそ400m、高度差だと50mほど)で、斜面がトレイルごと大規模に崩壊しており、ルートが完全に寸断されていたため、退却しました。 ◆日連集落〜勝瀬橋〜吉野交差点 県道520号線まで戻り、県道を東に進んでいきます。すぐに大きな橋(日連橋)を渡り、さらに5〜600mほど進むと、相模川を渡る勝瀬橋(大きな橋)まで来るので、道を左折して橋を渡って、200mほど進むと、吉野交差点で国道20号線と合流します。 ◆吉野交差点〜相模湖駅 吉野交差点から藤野方向に50mほど戻って、吉野駐在所前の路地(旧甲州街道)を北上します(坂道です)。なお、路地の入口脇にコンビニがあり、補給が可能です。 いくつか道は分かれますが、中央道相模湖ICの脇を通り、矢ノ音南西尾根登山口を経由して、相模湖駅手前500mほどのところで、再び国道20号線と合流します。 なおこの区間は、国道20号線の抜け道になっているので、比較的交通量が多いので注意が必要です(たまにトラックも通ります)。 そのあと、すぐに中央道の高架下から再び国道20号線と分かれ、旧甲州街道沿いに相模湖駅まで向かいます。 |
その他周辺情報 | ◆スーパーまつば https://www.ssz.or.jp/aruaru/archives/6777 ◆藤野観光協会 https://info-fujino.com/hiking/4519.html ⇒よく見ると、ここに通行不能の旨出ていました。リサーチ不足…orz |
写真
崩壊箇所の上部
20mほど上部から斜面ごと崩壊しています
トレイルは地形図ではこの崩壊箇所を横切る形で付いていたので、きれいさっぱり無くなっています
先の状態も分からないまま、崩壊箇所をトラバースして進むのは無謀なので退却
20mほど上部から斜面ごと崩壊しています
トレイルは地形図ではこの崩壊箇所を横切る形で付いていたので、きれいさっぱり無くなっています
先の状態も分からないまま、崩壊箇所をトラバースして進むのは無謀なので退却
日連アルプス全景(左右中景)
左手遠景は石老山、中央にある最遠景は東峰(本間ノ頭)から西峰(太礼ノ頭)までの稜線、その右の遠景は丹沢主脈部(手前の白い二本の柱/勝瀬橋、の直上にあるピークが蛭ヶ岳)です
左手遠景は石老山、中央にある最遠景は東峰(本間ノ頭)から西峰(太礼ノ頭)までの稜線、その右の遠景は丹沢主脈部(手前の白い二本の柱/勝瀬橋、の直上にあるピークが蛭ヶ岳)です
タチツボスミレ(立壺菫) その1
この時期にスミレだと!?と驚きましたが、調べてみると『返り咲き』という現象で天候条件が良い(または極端に悪い)と起こるようです
狂い咲きとどう違うのかよく分かりませんでしたが、スミレには返り咲きという言葉を使うそうです
この時期にスミレだと!?と驚きましたが、調べてみると『返り咲き』という現象で天候条件が良い(または極端に悪い)と起こるようです
狂い咲きとどう違うのかよく分かりませんでしたが、スミレには返り咲きという言葉を使うそうです
タチツボスミレ(立壺菫) その2
タチツボスミレと同定しましたが、株によって葉にやや細長い形態のものが混じっていたので、ナガバノスミレサイシンなどとの交雑種かも知れません
スミレって本当に難しい…orz
タチツボスミレと同定しましたが、株によって葉にやや細長い形態のものが混じっていたので、ナガバノスミレサイシンなどとの交雑種かも知れません
スミレって本当に難しい…orz
クサノオウ(瘡の王/草の黄、草の王とも)
全草有毒で黄色い乳液は皮膚病の薬としても使われていたそうですが、皮膚の弱い人はかぶれるそうなので注意
花期は通常夏頃までですが、このコはずいぶん頑張っていますね
全草有毒で黄色い乳液は皮膚病の薬としても使われていたそうですが、皮膚の弱い人はかぶれるそうなので注意
花期は通常夏頃までですが、このコはずいぶん頑張っていますね
カントウヨメナ(関東嫁菜)かな
スミレと並んでノギク系は難しいです
似た形の花にヨメナ、ノコンギク、リュウノウギク、シラヤマギク、シロヨメナ、ユウガギクなどがあって、区別が付かないことも多く、まだまだ勉強不足
スミレと並んでノギク系は難しいです
似た形の花にヨメナ、ノコンギク、リュウノウギク、シラヤマギク、シロヨメナ、ユウガギクなどがあって、区別が付かないことも多く、まだまだ勉強不足
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
日連アルプスについては、以前日連金剛山から杉峠までの西半分を歩いていたので、残る東半分を踏破しようと思って来たのですが、リサーチ不足で杉峠までのトレイルが通行できないことを把握していませんでした。
トレイル入口で看板を見て初めて気づいたものの、トレイルの入口は封鎖されていなかったこと、看板の表現が比較的穏やかだったこと、杉峠までは距離も標高差もさほどないこと、簡易かつ少量ながら装備の持ち合わせがあったこと、加えて人里から比較的近いので崩落の規模はさほど大きくないのではないかという希望的観測もあって、もしかすると通行できるかもしれないとの甘い考えから様子見がてらトレイルに入りましたが、崩落規模が大きく危険なため退却してきました。本来なら、入口の段階で退却の判断をすべきでしたが、やはり欲をかくとリスク感度が鈍くなりますね。反省です。東半分はルートを再考して、またの機会にしたいと思います。
その後は、気を取り直して勝瀬橋へ直行し、主に旧甲州街道沿いに相模湖駅まで向かいました。思ったよりも道ばたに花が咲いていて、なんとスミレまで!望外の眼福でした。
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