大菩薩嶺(3回目)〜丹波大菩薩道


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 587m
- 下り
- 1,675m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:55
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
○丹波から奥多摩駅は「西東京バス」を利用。所要時間:54分 料金:¥1,030円 https://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/20210601_okutama_2.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース全般 クサリ場やロープのかかるところはない。 ○福ちゃん荘〜雷岩 登り坂の部分は石がゴロゴロして歩きにくいが大きな段差はない。平坦部には石はなく歩きやすい。 ○大菩薩嶺〜大菩薩峠 霜柱が溶けてドロドロになっているところがあった。 大菩薩峠の手前に短いが岩場の急坂がある。 ○大菩薩峠〜丹波 尾根の南東斜面のトラバースが続く。大きな段差はなく、長い急坂も少ないが、高尾天平から越ダワへの下りの後半は急坂はやや長めか。 ノーメダワ〜追分間の道幅の狭い土の斜面のトラバースで、1ヶ所だけごく短いが、道型が完全に崩れているところがある(写真掲載)。注意すれば通過に問題ない。 |
その他周辺情報 | ○道の駅「たばやま」の対岸に丹波山温泉「のめこい湯」がある。 https://nomekoiyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
2021年10月24日(日)【大菩薩嶺〜丹波大菩薩道】
今週末の24日(日)は移動性高気圧が日本列島をすっぽりと覆って秋晴れとなる予報だった。
しかし、上越国境あたりは午前中は曇りの予報で、行きたかった未丈ヶ岳は小雪の予報まで出る始末。
積雪や残雪が予想される中、単独山行ではなんとなく不安だし、来週は仕事が忙しくて帰路の大渋滞による疲れも心配なので、上越国境は諦めることにした。そこで車を使わなくて行ける大菩薩嶺〜丹波大菩薩道を歩くことに決めた。昨年この時期に大菩薩嶺〜牛ノ寝通りを歩いているので、今回はその続編?ということになろうか。
塩山駅から乗るタクシーを予約していなかったけど、駅北口のタクシー乗り場には運よくタクシーが1台止まっていて、福ちゃん荘までスムーズに行くことができた。
タクシーから見える樹木はほとんど色づいてなくて、予想どおり紅葉は期待できそうになかった。運転手さんの話しでは、数日前?大弛峠は凍結して峠の2キロ手前までしか上がれなかったとのこと。
福ちゃん荘前でタクシーを降りると、快晴の空の下、凛とした冷たい空気に身が引き締まった。今日のコースはかなり長くて、足の速くない私は下山後のバスの時間に間に合うか不安なので、唐松尾根は少しペースを上げて登りました。幸い昨年よりハイカーは少な目で道を譲ることも少な目だった。
しかし高度を上げて、眺めが良くなってくると、背後に富士山から南アルプスにかけての大展望が広がって、何度も足をとめることになり、結局、稜線上の雷岩まではコースタイムどおりの時間がかかってしまった。
樹林に囲まれた大菩薩嶺の山頂では行動食と写真だけとって大菩薩嶺に向けて進んだ。大菩薩峠まで西側斜面が笹原となった眺めの良い稜線からの大展望の素晴らしさは言う間でもなく、しばしば足をとめてしまうので、ペースは上がらかなった。特に親不知ノ頭では雷岩からでは見えない八ヶ岳や奥秩父まで見えるので写真&動画撮影タイムとなった。
大菩薩峠へ岩場を下る手前では、東側の眺めが開けるので、雲取山から奥多摩三山、牛ノ寝通りから権現山?にかけての山並みの展望が素晴らしかった。
大菩薩峠はたくさんのハイカーで賑わっていた。
丹波大菩薩道に入ってしまうと、西側の眺めがなくなるので、大菩薩峠で南アルプスを眺めながらお昼にした。ただし、先は長いのでお湯を沸かしてカップ麺を食べる心の余裕がなく、暖かいものはテルモスに入れてきた麦茶だけになってしまった。
大菩薩峠から丹波大菩薩道に入ると途端に人気が無くなり、ひとり静かに歩くことができた。登山道は殆ど尾根の南東斜面をトラバースしながら、針葉樹と少し色づいた広葉樹が混じった森の中を緩やかに下っていった。午後の穏やかな木漏れ日にあふれた登山道はとても気持ちが良かった。
フルコンバと言う尾根上の樹木が刈り払われて眺めの良いところに着いた。一つだけあるベンチに座って休憩をとった。東側に高い尾根が見えているが大菩薩嶺が見えているのか、手前の尾根が見えているのか分からなかった。
大菩薩峠からフルコンバまでハイカー3組4人とすれ違ったが、ここから丹波に下山するまで誰にも会うことはなかった。
フルコンバからは小さくアップダウンを繰り返し殆ど高度を下げることなく進んだが、途中から尾根上に続く長い下り坂となった。広葉樹主体の森に変わったが、色づいた樹々は少なくてむしろ緑が鮮やかなくらいだった。
長い下り坂がおわるとノーメダワと言う尾根上の樹木が刈り払われたところに着いた。山と高原地図には記載はないが、小菅に向けてしっかりとした登山道が続いているようだった。
ノーメダワからは再び尾根の南東斜面のトラバースが続いた。小さなアップダウンを繰り返しながら高度を下げることなく進んだ。
追分という尾根上の鞍部に着くと、北側に眺めが開けていて、雲取山から鷹ノ巣山までの石尾根を見渡すことができた。
追分から歩いてきた尾根を離れて、ワサビ谷に向けて植林が多くなった山腹を緩やかに下っていくと、ワサビ谷の上流部と思われる谷に出た。小さな流れを渡って、尾根の東斜面をトラバースしながら下っていくと藤タワという鞍部に出た。計画では貝沢沿いのルートで丹波に出る予定だったが、通行止めのようなので、高尾天平を通って丹波に出ることした。
藤タワから短い急坂を登ると車の通った跡がある登山道が広い尾根に続いていた。尾根は素晴らしい広葉樹の森に覆われていた。
2つ目の寂れた休憩舎を過ぎると標高差400mの下りが待っていた。下り始めは大きくジグザグを切って下るのでそれほどでもなかったが、植林帯に入ると急坂となり、登山口まで続いていた。
計画より早く丹波に下山できたので、18:22発の最終バスの1本前の15:45発の奥多摩行きのバスに乘れることになったが、丹波山温泉「のめこい湯」でゆっくり汗を流すには微妙な時間だった。残念だが温泉は諦めて15:45丹波発のバスに乘って帰路に着いた。
おしまい。
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