熊野古道伊勢路7(八鬼山越え)


- GPS
- 04:31
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 757m
- 下り
- 760m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
その他周辺情報 | 今回は利用していませんが古道センターに隣接する「夢古道おわせ」では深層海洋水のお風呂に入れます。 |
写真
感想
コロナでなかなか先に進まなかった熊野古道伊勢路の旅、前回の続き、八鬼山越えを歩きました。10年ほど前にも熊野古道伊勢路を歩いており、八鬼山も歩いているのですが、覚えているのは三木里付近の杉に「遺産登録反対」と書かれていたことと、三木里駅のホームの印象だけ。なので、今回は改めてじっくりと歩くことができました。
古道センターの駐車場をお借りして八鬼山登り口に向かいます。登り口の手前にトイレがあります。このトイレを過ぎると左側に登り口があります。最初は草の茂った道でしたが、しばらくすると石畳が現れます。右下の野球場では少年野球のチームが練習を開始するところでした。石畳の道を進むと江戸末期茨城県の方の行き倒れ巡礼者の供養塔がある。八鬼山越には4カ所の同様の供養塔があるそうで、地元の方により手厚く供養されている。この先にベンチのある休憩適所の籠立場があります。
難所の七曲りを過ぎ、桜茶屋一里塚、蓮華石、烏帽子石を越えると九木峠に着きます。峠から荒神堂まではそう遠くありません。お堂は新しく立派で、隣接する茶店跡にはバイオトイレがありました。荒神堂の手前からガスが出て神秘的な感じでした。
お堂の戸に鍵がかかっていませんでしたので、少し開けさせていただきお参りしました。お参りしベンチで休憩していると八鬼山方面からカップルがおりてこられました。このお二人以外今回の八鬼山では誰にもお会いしませんでした。
荒神堂から八鬼山までは一息の距離、明治道と江戸道の分岐のところに大きな岩があり、八鬼山のプレートが取り付けられていました。明治道は整備されておらず、江戸道が推奨されていたので、江戸道で桜の森広場の方に向かったのですが、この辺り、熊注意の看板が何枚か設置されており、荒神堂付近からガスも出て視界が悪いところで付近の林の中から枝を折るような音も聞こえ早く立ち去りたい場所でした。桜の森広場の東屋で海を見ながら昼食と思っていましたが、ガスで何も見えず、何かの気配も感じたので先に進んで十五郎茶屋跡で昼食にしました。ここまで下るとまた陽が差して明るくなってきました。
ランチ後、三木里に向かって歩き始めると、杉の木に「世界遺産登録反対」の文字が書かれており、10年前から変わっていませんでした。三木里まで下り、海辺を通り、小高い場所にある三木里駅まで歩いて今回の古道歩きを終えました。駅舎で小一時間待ち時間がありましたが、心地よい風が窓から入り、少し居眠りしながら列車を待っているとあっという間でした。240円2駅先の大曽根浦駅で降り、古道センターの駐車場に戻りました。
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