初めての雲取山(鴨沢ルート)


- GPS
- 07:17
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,731m
コースタイム
6:55鴨沢
7:20小袖乗越
8:25堂所
9:00七ツ石小屋との分岐
9:30ブナ坂
10:00奥多摩小屋
10:25小雲取山
10:40-11:30雲取山山頂(2,017m)
12:10ブナ坂
12:20七ツ石山
12:35-12:40七ツ石小屋
13:00堂所
13:45小袖乗越
14:03留浦駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
留浦まで戻って駐車しました。 なお、小袖の駐車スペースは「売地」となり、立ち入り禁止となっています。 小袖乗越付近に路駐している車を何台か見かけました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※GPSの不具合により、一部ログがとんでいます。 ・小袖乗越の駐車スペースは「売地」となっており、閉鎖されています。 ・台風の影響のためか、登山道は折れた枝や倒木が多くなっています。 ・日当たりの悪い樹林帯は一部ぬかるんでいるため、注意が必要です。 |
写真
感想
天気の良い木曜に有休の取得が叶った。
となれば、山に行きたくなるというもの。
平日の山行が可能であれば行きたいと常々思っていた山。
東京都の最高峰、雲取山。
公共の交通機関で鴨沢まで行くと、それなりに時間がかかってしまう。
日が短くなってきたこの時期、できるだけ早い時間に登り始めたい。
ということで、自宅から片道2時間かけて車で赴く。
行程が長いので、靴も軽めのものを選び、CW-Xを装着、靴下もサポート機能があるものを選び、万全の装備で臨む。
6時半に鴨沢に着いたものの、駐車場は満車。
少し戻って留浦に駐車し、雲取山を目指します。
鴨沢BSの裏の坂道を登り、小袖乗越へと進みます。
前情報のとおり、小袖の駐車スペースは売りに出されており、駐車することができなくなっていました。
数台が路駐している状態でしたが、平日ならまだしも、土日になるとどうなってしまうのでしょうか。
しばらく進み、本格的な登山道に入ります。
しばらくは樹林帯を緩やかに登っていきます。
比較的長い間歩いているのですが、緩やかなため、あまり高度が上がっている気がしません。
途中、水場を通り過ぎ、根気良く歩き続けると堂所に到着します。
少し進むと広くなっている場所がありますが、とりあえずスルーします。
ここから七ツ石小屋下くらいまで、そこそこの傾斜が登場します。
行きは七ツ石山をまくため、都合3回登場する七ツ石小屋への分岐をスルーし、ブナ坂を目指します。
緩やかなまき道を進むと、ブナ坂に到着します。
ここで、石尾根及び唐松谷林道と合流します。
開けた場所になっており、行程的にも休憩に適しているのですが、これまたスルーして先に進みます。
防火帯の石尾根は非常に開放的で気持ちが良い道です。
緩やかに高度を上げていくものの、非常に快適に進めます。
遮るものがないので、富士山や奥秩父、南アルプス方面の景色を楽しむことができます。
ヨモギノ頭及び小雲取山の手前はやや急な斜面になっていますが、左右に刻みながら着実に登っていきます。
振り返ると、石尾根と七ツ石山、鷹ノ巣山方面の稜線がきれいに見えています。
そして、この辺りまで来ると、雲取山避難小屋が視界に入ってくるようになり、足取りも軽くなります。
近辺の山並みを楽しみながら歩を進め、避難小屋直下の傾斜を登りきると、雲取山山頂標示(山梨県)があります。
ここからは、富士山及び奥多摩の山々を見渡すことができます。
そして、数十メートル移動すると、三角点のある山頂標示(東京都及び埼玉県)があります。
こちらには方位盤が置いてあります。
この日は天気が良かったものの、遠方が霞んでおり、富士山すら空と同化して見にくくなっていました。
もう少し気温が下がると、空気が澄んでよりいい景色を望むことができるのでしょう。
避難小屋近くで富士山を眺めながら昼食を取り、名残惜しくも鴨沢まで戻ります。
復路では、往路でまいた七ツ石山を経由することとします。
まずは石尾根をブナ坂まで戻ります。
途中、大きなザックをかついだ学生(とおぼしき)集団とすれ違います。
雲取山荘でテント泊でしょうか。
自分もいつかはやってみたいと思いますが、今の装備に数キロプラスされるとなると、やや自信がなくなります。
ブナ坂から引き続き石尾根を直進します。
ここからは、本日一番といっても過言ではない傾斜が待ち受けていました。
息を整えつつ、根気良く着実に登っていきます。
これさえ堪えれば、七ツ石山山頂です。
山頂には誰もいませんでしたが、ここから眺める雲取山、小雲取山、石尾根の眺めが非常に綺麗でした。
しばらく石尾根を進み、分岐から七ツ石小屋へと下りていきます。
七ツ石小屋は、休憩所、食事、トイレ、水場があります。
時折、ヘリで荷上げをして物資を調達しているようでした。
ここからは、鴨沢目指してまっすぐに下ります。
登りで苦労した分、下りは比較的スムーズに進むことができます。
が、やはり道のりは長く、堂所の標示が見えるまでが長く、また、その先も長く感じました。
小袖乗越まで来れば、あと少し。
鴨沢では、街灯に乗っかったタバスキーが出迎えてくれました。
結果的には、地図上のコースタイムより早く行程を終えることができました。
が、行程が長いだけに、油断はできないと感じました。
これからは日が出ている時間も短くなりますし、何らかの理由で遅くなれば、ヘッドライトは免れません。
また、ブナ坂から先の石尾根は非常に気持ちのよい道であり、あそこまで行って日帰りするのも何だか勿体無く感じました。
山小屋に泊まるなどすれば、そこから先も楽しむことができ、より有意義な山行になりそうです。
遠方の景色が見える日にまたチャレンジしたいと思いました。
LArc様の記録を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=339620
rgz91さん、LArcでございます。
拙レコを参考にしていただき多少でもお役に立てて光栄です。
勤勉な労働者が汗水垂らして働いている平日に、晴天の中、静かな山行が楽しめたようで羨ましいです。
私は勤勉ではないので、勤務中でもお山のことで頭がいっぱいですが・・・
ブナ坂から七ツ石山への登り返しはキツイですよね。
でも、山頂には石尾根を見下ろせるいい眺めが待っているのでがんばって登る甲斐があるのです。
特に、こんなに天気に恵まれると名残惜しくなって帰りたくなくなる気持ちはよくわかります。
コメントありがとうございます。
また、このたびはいろいろとアドバイスありがとうございました。
おかげさまで、雲取山デビューを無事に果たすことができました。
平日の山行は非常に楽しいです。
いつもなら机に座って山の妄想をしている時間に、実際に山の中にいられるというのは嬉しいものです。
石尾根は非常に心地よかったです。
行程は長いですが、また訪れたい山の一つになりました。
今度は泊付きで訪れてみたいです。
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