【052】(西丹沢の紅葉) ヤタ尾根→檜洞丸→犬越路


- GPS
- 07:27
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,327m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(今日は、合計3台でした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 ・日蔭沢橋〜神之川分岐 (ヤタ尾根) 道標あり。紅葉樹林帯に入った所1200m付近から落ち葉で踏み跡が不鮮明になるので、尾根筋を外さないように。また、下りで使う時は、枝尾根に行かないように。赤テープの目印あり。 ・檜洞丸〜犬越路 ガレ場、鎖場、梯子、縦走路の狭い所等あるので注意。 スズタケで足元が見えにくい所があるので踏み外さないように注意。山側のスズタケを避け谷側を歩きやすいので ・犬越路〜神之川ヒュッテ 道標あり。前半は、枯れ沢沿いの歩き難いガレた道です。崩落場所の横断や橋が崩壊されている所を飛び石沿いで渡る場所がありますので、特に雨天時や夜間には、十分な注意が必要。 ■いやしの湯 http://www.iyashinoyu.org/ |
写真
感想
丹沢の蛭もなりを潜める季節になったので紅葉がどれだけ進んでいるか、神之川からヤタ尾根、檜洞丸に見に行きました。
今日は、平日なので8:30に到着しても日蔭沢橋の駐車スペースは余裕です。後から来た人は、大型犬と一緒にチョットそこまでと地下足袋を履いてスマートでかっこいい。この辺りは、蛭はどうですか? と聞いたところ、いないとの事なので安心して出発です。
林道を少し歩くと道標があり、右側がヤタ尾根入口です。入口は、草に隠れて見逃しそうですが、手書きのヤタ尾根の解説板があるので確認出来ます。
登り始めは、杉林の中のややガレた急登でジグザグに進みます。ヤタ沢の水音を聞きながら高度を上げていくと、林道に出会い、ここを横断。
暫くきつい傾斜を登ると檜林の平坦部1021mに。平坦部を過ぎるまた急な尾根道で、さらに進むと、なだらかな広葉樹林帯になり気持よく歩けます。広い尾根になり葉っぱで地面が覆われ踏み跡も定かでは無くなりますが、尾根筋を辿ります。枝尾根があるので下りは、要注意です。(目印の赤テープがあるので確認)
標高1200mを過ぎた所から紅葉は進んでいます。前を見たり、後を見たり、きょろきょろしながら進みます。登るに従って鮮やかな赤になっています。ただ、天気がいまいちなのが残念ですが・・・。
下草がミヤマクマザサで覆われてきた所で鹿が何か食べています。近づいても逃げる気配はありません。勝手に縄張りに入って来た闖入者を威嚇するようにジーと睨んでいるようです。突進してくるかも・・・道から少し離れていたので、恐る恐るそのまま進みましたが、結局、通り過ぎまでその場から離れず悠々ともぐもぐしてました。
存在感のあるブナ?の巨木を過ぎ稜線に乗り熊笹ノ峰に到着。生憎、富士山は、雲の中。でも、稜線からは、赤や黄色で色づいて綺麗な風景が楽しめます。
檜洞丸への道は、一部整備中で今日も作業してました。御苦労さまです。この日は、山頂から少し離れた階段の補修・設置で作業中は迂回路を通ります。作業員と話をしたら上の資材置き場から50kg背負ってこの足場の悪い所を下り、作業場まで運ぶそうです。この日作業していた人は、来たばかりで、この時代にこんな危険な作業したくないと言っていました。確かに崩壊現場でバランスを崩したら一溜まりもありませんよね。神之川分岐の小屋で1週間寝泊まりして週末休みのようです。いずれにしても、山道を整備してくれている皆さんには、感謝です。
檜洞丸の山頂には、平日にも関わらず到着時には、5人がいて、その後7〜8人のグループが到着。人気の山のようです。富士山は、依然雲の中、山頂も何やらガスぽくなって来たので、カップラーメンを食べて早めに退散です。久しぶりのラーメンです。ラーメンの季節到来。
再び、工事現場を通って紅葉を堪能しながら犬越路へ向かいます。狭い尾根道や鎖場もあるので足元に注意して下ります。鎖は更新されていました。工事用資材があちこちに置いてあったので、まだまだ整備が進むようです。
鬱陶しいスズタケの道を抜けると犬越路に到着。ここから、神之沢ヒュッテに下山です。枯れ沢に沿って下って行きますが、ガレが多く歩きにくいです。その上崩落個所があったり、橋の崩壊箇所(石づたいに渡れますが、水量が多い時は?)もありの荒れているので、要注意です。
沢に掛る最後の木橋を渡る直前に左手首に異様な痛みが・・、よく見ると手袋から出ている手首に蜂のお尻の針が刺さっています。蜂も刺さったまま動けません。すぐ針を抜き、患部から毒を絞り出しますが、痛みは暫く続きました。
いやしの湯でゆっくり汗を流し帰りました。
丹沢の紅葉と眺望、変化に富んだ稜線を楽しめるコースでした。最後は、痛かったけど・・・
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