記録ID: 357565
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
北穂東稜(前穂北尾根から転進)
2013年10月12日(土) 〜
2013年10月14日(月)



- GPS
- 80:00
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 792m
- 下り
- 786m
コースタイム
12日 上高地⇒(横尾)⇒涸沢(幕営)
13日 涸沢 6:20 ⇒ 7:30 南稜分岐(ハーネス装着)7:45 ⇒ 8:35東稜稜線(アンザイレン) ⇒ 9:20 ゴジラの背 10:10 ⇒ 10:20 懸垂点 10:40 ⇒ 11:30 北穂小屋 12:45 ⇒(南稜)⇒ 15:10 涸沢
14日 涸沢⇒(横尾)⇒上高地
13日 涸沢 6:20 ⇒ 7:30 南稜分岐(ハーネス装着)7:45 ⇒ 8:35東稜稜線(アンザイレン) ⇒ 9:20 ゴジラの背 10:10 ⇒ 10:20 懸垂点 10:40 ⇒ 11:30 北穂小屋 12:45 ⇒(南稜)⇒ 15:10 涸沢
14日 涸沢⇒(横尾)⇒上高地
天候 | 12日 曇りのち雨、夕方から雪 13日 快晴 14日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
13日に前穂北尾根を予定していたが、12日の夕方から降り続いた雪で、稜線は薄く雪が被っている状態。アップダウンが多い北尾根はスリップのリスクが高いと判断し、北穂東稜へ転進した。 東稜は思った通り岩に雪が薄くかぶっていて非常に滑りやすい。なので、核心部のゴジラの背の手前からロープを出した。核心部に入る前にクライムダウンするところが非常に滑りやすく、結果的に今回の一番の核心であった。 計画書は電子メールで長野県警、岐阜県警に提出 |
写真
感想
相模アルパインクラブのK会長と初バリエーション
検討の結果、場所は前穂北尾根と決定し、涸沢入りしたものの、12日の雪でスリップの危険度が高いと思われることから、K会長と協議の上、北穂東稜に転進。
案の定、岩には薄く雪が付着しており、滑りやすい。特に私がアプローチシューズに愛用している、ステルスラバー底のZONEの忍者は乾いた岩や濡れた岩には強いが、こうした雪や霜に覆われた状況下では面白いように滑る(笑)。
東稜はアップダウンも少なく、難易度も高くないとは言うものの、気が抜けない。普段はロープは核心部のゴジラの背からだが、今回は念のため、核心部手前のトラバースからロープを出した。ロープは60mダブルを2つ折りにして30メートルとして使用。
1ピッチ目:核心部手前のトラバース
2ピッチ目:核心部途中
3ピッチ目:懸垂点手前までと都合3ピッチ!
+ 懸垂15メートル
(余談)
核心部手前から当日の一番手であったが、途中、年配夫婦2組が僕らを追い越していった。男性はともかく、後続する女性は足元が不安な印象であった。核心部でスリップしたらただでは済まない。
登山スタイルはそれぞれであろうが、このような状況下で、細引き一本で後続を確保しながら、ほとんどフリーで進むスタイルは、僕らのスタイルとは違う。
自分の力量を把握し、想定されるリスクをイメージし、そのリスクを最小限に抑えるための装備と技量を整えることが自分、家族、仲間そして山への責任だと思う。
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