西ノ又沢から小又山


- GPS
- 05:11
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
天候 | 曇り〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■3〜4合目に急坂あり。長いロープがあるが下りはスリップ注意。 |
写真
感想
この日曜日は八森山〜槍ヶ先の周回を予定していたが、山と渓谷の地図を見ていて「白川渓流公園キャンプ場」というのが気になった。調べてみると予約不要で無料のキャンプ場らしい。今年はまだテント泊山行もしてないし、たまにキャンプでもするか・・・と言うことで、土曜の半日の仕事を終えてから急遽キャンプの用意。最近陽が短くなってきたし遅くとも5時半には着かないと、テントやタープを張る間に真っ暗になりそう、と気は焦るが久しぶりのキャンプでなかなか準備が進まない。結局家を出たのが15時半過ぎになってしまった。コンビニでビールとか食料を買ったらギリギリだ。
とりあえず迷わずキャンプ場には到着できた。大急ぎでテントを張って、タープも張るが途中で陽が暮れた。山用のランタンは電池切れで使えず、ライト代わりにスウェーデントーチに火を入れた。あとはヘッデンで何とか真っ暗になる前に設営が終了。揺れる火を見ながらビールと日本酒で癒しの時間を過ごした。コンビニ弁当を食べてあとは就寝。
翌朝5時前に起きて朝食を済ませ、テントは張りっ放しで車で西の又沢登山口に向かう。林道の終点が登山口になっているが、駐車スペースは2〜3台と狭い。先行者は誰もいないよう。熊鈴をストックに着けて盛大に鳴らしながらスタート。
いきなり沢を飛び石伝いに渡り、対岸のちょっと藪っぽい登山道に入る。少し行って再度沢を渡り沢沿いに緩やかに上がると1合目の表示。ここから杉林の中を九十九折に急登。山神様の碑で後方から来たトレランの2人組が追い抜いて行った。小又〜火打〜槍ヶ先〜八森と縦走して下りるとのこと。凄い健脚だ。遠ざかる鈴の音を聞きながら自分はマイペースで登っていく。3合目を過ぎて凄い急坂になり長いロープが下がっていた。この急坂の終わりが4合目。所々で樹林が開けるがガスで何も見えない。風が吹くと木々に着いた露が水滴となって落ちてくる。
1111mゾロ目のピークを過ぎて、6合目、越途に到着。ここで根の先沢方面からのルートと合流する。ここで休憩してウインドブレーカーを羽織る。風が吹くと寒いくらいの気温だ。一旦下り再び登りになり灌木帯になると風が一層冷たい。足元が草付きの道になりなだらかなピークに上がると、何とそこは小又山の山頂だった。なんとも拍子抜けするくらい呆気なく着いた。あのピラミダルな山に登った感じは全くない。ガスで眺望はゼロだし風は強いし、とても休憩できるような状態ではないので、山名板だけ撮って下山開始。天気が良ければ天狗森辺りまで稜線歩きをしようと思っていたが、こんな天気では仕方がない。樹林帯に入り高度が下がると風の冷たさも感じなくなった。越途で上着を脱いだら一気に下まで下った。途中2名の登山者とすれ違った。こんな天気では登る人も少ないだろう。
前回の火打と比べて小又山は感動がきわめて薄いピークになってしまったが、やはり主稜線を辿って再度このピークを踏む必要があると感じた。ただこれからどんどん陽が短くなるし今年チャンスはあるだろうか・・・(TONO)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人