武奈ヶ岳 〜南比良峠から小川新道、西南陵経由〜

- GPS
- 10:10
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,857m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:09
| 天候 | くもり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
24時間200円 |
写真
装備
| 個人装備 |
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
|
|---|
感想
オリンピック、パラリンピックにはまりすぎて、仕事以外ではほとんど外に出ることがなかった。
特にパラリンピックの競技の面白さやアスリートのパフォーマンスにはもう・・・
今回のテーマは「どの山に」ではなく「どの道を」でルート選択。
比良駅の駐車場で「30分以上の駐車禁止」の表示に気づいた(以前からあった?)ので、すぐ近くのコインパーキングに停め直し、いつも通り湖岸からスタート。
山に入り、イン谷ではなくノタノホリから一旦南の沢に下り、また南比良峠に登り返す、効率的とは言えないコース。
この沢筋のルートは途中から急勾配の斜面を直登する。
ロープが土にまみれて伸びてはいるが、足元の土がまるで花壇のようにやわらかく、足を取られて掴んだロープに全体重をかけてしまうシーンが続く。
プランクで弛んだ身体には応えるが、こんなふうにじたばたしていることが楽しいのを思い出したりもする。
予想外に時間もかかり、何度も立ち止りながらようやく南比良峠にたどり着いた。
大橋までは緩やかな下りのルート。 しばしの解放気分を味わう。
沢の水流は手がしびれるほど冷たくて気持ちいい。
手と顔を冷やしては元気を取り戻して歩き出すシーンも今日何度繰り返したか。
奥の深谷を渡渉して小川新道を登る。
ここも負けないほどの急登で、盛り上がった気分はすぐに萎んでしまう。
こんな尾根を登らなくても今日は谷川沿いをうろうろ歩いて癒される方がいい気もしてくる。
シャクシコバの頭のピークを過ぎて中峠に下りる。
さっきの気の迷いはどこかに飛んでしまい、張り切って先を目指す。
コヤマノ岳には向わず、ワサビ峠から西南陵を経て武奈ヶ岳のピークへ。
久しぶりに酷使した足はもうストライキを起こしてアイドリング状態に近いが、急ぐ必要もないとゆっくりと山頂へ。
いつもの登りに比べると倍近い歩行時間に驚きながら、それでもがんばれた足を褒めながら登頂。
ここで初めて数名の登山者に出逢った。
山頂の風は穏やかで涼しく、汗と一緒に疲れが蒸発していくような心地よさがある。
岩陰で腹ごしらえをし、身体がまた固まらないうちにゆっくり下山の途へ。
今さらながら足に無理をさせないようにのんびりと、イブルギノコバから八雲へ。
そこで言葉を交わした年配のご夫婦、数十年ぶりに登ってきたとのことで、スキー場やロッジがあったころの記憶からの変化に驚いていた。逆にその頃を知らない自分も新鮮な話が聞けた。
北比良峠では若いカップルがスマホの地図を眺めているところで、道をお探しですかと尋ねるとイン谷への下りのルートを探しているとのこと。
登ってきたのは神璽谷からと聞いてちょっと驚いた。
過去にもあったがいくつかのサイトや案内では武奈ヶ岳の登山ルートとして最初にこの神璽谷ルートが出る。
条件によって難度が上がりやすいのでちょっと気にかかるところだ。
ダケ道と正面谷のルートを教えたが、地図上での現在地を把握できていないことが気になった。
登山地図を表示できても、道案内アプリではないので使いこなすためのノウハウは必要。
その場で別れて先に進んだが、同行を申し出た方が良かったか今も気にかかっている。
ダケ道の下りは特に足の疲れでの踏み外しに注意しながらゆっくりと。
何人かに抜かれながら、でも頭の中ではあれこれ記憶が飛び回って忙しく、全く下りの長さを感じることなく下りてきたのは驚きだった。
久しぶりの山歩き、やはり今回も欲張ったルート選択に苦労するパターンだったが、体力低下を実感しながらも大汗も息切れも楽しめる自分を喜んだ一日でもあった。















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