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Yamareco

記録ID: 3507013
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ハイキング
北陸

立山山麓・福沢地区コミュニティセンターからダイジロ山

2021年09月12日(日) [日帰り]
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GPS
01:52
距離
6.5km
登り
182m
下り
190m

コースタイム

日帰り
山行
1:42
休憩
0:10
合計
1:52
距離 6.5km 登り 190m 下り 195m
5:24
10
福沢地区コミュニティセンター
5:34
9
黒川橋
5:43
16
駐輪場
5:59
5
ダイジロ山案内図
6:04
9
鉄塔A
6:13
6:23
12
6:35
8
鉄塔B
6:43
15
ダイジロ山案内図
6:58
9
駐輪場
7:07
9
黒川橋
7:16
福沢地区コミュニティセンター
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
福沢地区コミュニティセンターの駐車場にクルマを置いた。
福沢地区コミュニティセンターには福沢バス停があるので、路線バスでの登山が可能。
コース状況/
危険箇所等
県立中央農業高校の敷地内を通るので、迷惑にならない時間帯を選ぶ必要がある。
粘土質の道のため、雨降りの後は滑り易い。
福沢地区コミュニティセンターの夜明け
福沢地区コミュニティセンターの夜明け
路線バスの終点のため、パーク&ライド需要を見越してか、広い駐車場があります。
路線バスの終点のため、パーク&ライド需要を見越してか、広い駐車場があります。
福沢地区コミュニティセンター付近から望むダイジロ山(左)。
福沢地区コミュニティセンター付近から望むダイジロ山(左)。
黒川橋を渡ります。
黒川橋を渡ります。
中央農業高校はこっち。
中央農業高校はこっち。
黄金色の稲穂のなかを左折します。
黄金色の稲穂のなかを左折します。
土石流危険渓流 白谷川
土石流危険渓流 白谷川
駐輪場ですが、本館まで1,100 m(20分)毎日歩く学生さんは大変そう…。
駐輪場ですが、本館まで1,100 m(20分)毎日歩く学生さんは大変そう…。
ゲートです。
富山県立中央農業高校の敷地内を行きます。
富山県立中央農業高校の敷地内を行きます。
本館まで800 m(14分)
本館まで800 m(14分)
本館まで550 m(9分)
本館まで550 m(9分)
ストレートな車道の奥に、目指すダイジロ山がみえます。
ストレートな車道の奥に、目指すダイジロ山がみえます。
校門を通過。
ようこそ中央農業高校へ
ようこそ中央農業高校へ
中央農業高等学校案内図
中央農業高等学校案内図
「WELCOME」と歓迎されています。
「WELCOME」と歓迎されています。
ダイジロ山案内図。ここから登山道に入ります。
ダイジロ山案内図。ここから登山道に入ります。
案内図が紹介するところの「鉄塔A」
案内図が紹介するところの「鉄塔A」
隣の鉄塔と呉羽丘陵がみえました。
隣の鉄塔と呉羽丘陵がみえました。
コースはこっち。
コースはこっち。
「500 m」とあるようですが、クマに齧られて読めない…。
「500 m」とあるようですが、クマに齧られて読めない…。
ダイジロ山頂上
ダイジロ山頂上の三角点
ダイジロ山頂上の三角点
中央農業高校の敷地、富山平野、富山湾の眺め。
中央農業高校の敷地、富山平野、富山湾の眺め。
呉羽丘陵方面
富山湾の向こうに、能登半島がみえました。
富山湾の向こうに、能登半島がみえました。
「1000 m」と書いてあったんだろうけど、クマに齧られてこれも読めません…。
「1000 m」と書いてあったんだろうけど、クマに齧られてこれも読めません…。
要所要所に標識があって迷いません。
要所要所に標識があって迷いません。
案内図が紹介するところの「鉄塔B」
案内図が紹介するところの「鉄塔B」
送電塔巡視路を兼ねているのか、階段状に整備されてました。
送電塔巡視路を兼ねているのか、階段状に整備されてました。
湖はこっち
送電塔巡視路のほうに行くと、すぐに水場です。
送電塔巡視路のほうに行くと、すぐに水場です。
湖がみえてきました。
湖がみえてきました。
実態には、ため池のようです。
実態には、ため池のようです。
鉄塔Bをバックに、湖。
鉄塔Bをバックに、湖。
クマ用の罠ですが、捕まるクマは居るのか?
クマ用の罠ですが、捕まるクマは居るのか?
車道になりました。
車道になりました。
ダイジロ山案内図に戻りました。
ダイジロ山案内図に戻りました。
麓に下りて来ました。立山連峰がみえますが、だいぶ雲が増えました。
麓に下りて来ました。立山連峰がみえますが、だいぶ雲が増えました。
剱岳—立山の核心部
剱岳—立山の核心部
あっ! 険道67号!
元の福沢地区コミュニティセンターに戻りました。
元の福沢地区コミュニティセンターに戻りました。
福沢バス停

装備

個人装備
Tシャツ 半袖シャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック ザックカバー 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル

感想

 富山県へのまん延防止等重点措置は9月12日をもって解除されるけど、まだ遠出する心境に程遠いので、富山市の旧・大沢野町と旧・大山町の境にあるダイジロ山に行って来た。
 ダイジロ山の存在は、それこそ『ヤマレコ』に登録し、富山県内に手軽に登れる山が無いか、皆さんの歩行ログのオレンジ色の点々をたどっているうちに見つけるまで全く知らなかった。というのは、私のような昔からの地形図派にとっては1:25,000地形図の「五百石」、「千垣」、「速星」、「八尾」の4枚の接点に位置し、見辛い位置にあるからだろう(苦笑…図式が変わった現在では、「五百石」1枚で事足りるようになった)。ダイジロ山が厄介なロケーションにあるのは地形図上だけのことではなく、大山カメリアカントリークラブと県立中央農業高校と富山カントリークラブの敷地の境目にあり、アクセスが厄介そうな立地。9月12日まで富山県知事・新田八朗の施策で全県立高校が休校なので、早朝に県立中央農業高校から登ってみた。
 迷惑な路駐はしたくなかったので、路線バスの福沢線の終点である福沢地区コミュニティセンターの駐車場にクルマを置き、5:24に出発。福沢へ向かう途中、スッキリ快晴の立山連峰のシルエットが、この日の好天を約束してくれてるようにみえたけど、夜明け後の天気は意外に雲が多い。
 黒川橋を渡って、中央農業高校の入口標識から学校のほうへ向かう。中央農業高校は麓より一段高い台地上にあり、アクセス道路は「土石流危険渓流 白谷川」に沿った急坂。この急坂を登ったところに駐輪場があるけど、「本館まで1,100 m(20分)」の標識が…。たまに山歩きで1,100 mを20分かけて歩くのは何とも無いけど、ここの学生は毎日この距離とこの時間を往復してるワケだ。マジか!
 駐輪場のところにはゲートがあって、開いてた。学校関係者が居たらダイロジ山登山のための通行許可を頂こうかと思ってたけど、県立高校全校休校措置のせいか、誰にも会わなかった。学生寮もあるけど、寮生も見掛けなかった。校門からは真っ直ぐな舗装路が伸びてて、その奥にこれから登るダイジロ山がみえる。本館を過ぎ、学生寮と焼却炉の前を過ぎると車道は終わり、5:59に学生が作ったと思しき「ダイジロ山案内図」に出た。ここから「鉄塔A」を通る登山道(直進)に入る。
 登山道は粘土質で、雨が降れば水の流れ道になるような感じで、滑りやすい。この時期にダイジロ山に登るひとは稀なのか、蜘蛛の巣の数が凄い。10 m歩くごとに蜘蛛の巣を破壊するような感じで歩き、「鉄塔A」に出た。「鉄塔A」は周囲を柵で囲まれており、その周りを廻り込む形で頂上を目指す。6:13にダイジロ山頂上に到着。
 三角点があるダイジロ山の頂上は北側だけ切り開かれており、通ってきた中央農業高校構内はもちろん、富山市街地、呉羽丘陵、そして富山湾にかけての展望が広がっていた。この日は富山湾の奥に腕のように伸びてる能登半島もみえた。ただ、ジメジメと湿気がこもった頂上で、ちょっと休んでる間に蚊がブ〜ンブンと集まってくる。登山パンツとタイツの上からしっかりと吸血されてた…。長居は無用、さっさと下山にかかる。
 登りに使った「鉄塔A」コースの粘土質の坂はあまり下りたくなかったので、「ダイジロ山案内図」にあった「鉄塔B」のほうを目指す。ダイジロ山の標識の右側に踏み跡があるけど、こっちはフェイクで、頂上の南側から回り込むように道が付いてる。下りも多くの蜘蛛の巣を破壊しながら歩き、「鉄塔B」に出た。「鉄塔B」から立派な階段状の道が刻まれてるのは、ここが送電線巡視路を兼ねてるから。「じゃあ、反対側の送電線巡視路を下れば、中央農業高校の構内を通らずに済むんじゃね?」と思って地図をみたら、反対側は大山カメリアカントリークラブの敷地…。こっちに下りたら絶対不審者扱いされると思い、中央農業高校のほうへ下る。粘土質の急坂だけど最初のうちはしっかりステップが切られてた道も、次第に風化でステップの切られ具合が怪しくなり、木々につかまりながらの下りとなる。水の音が聞こえて来たので、水場が近い…と思ってると、水場に出る前に「←湖」の標識が出たので、水場は通らずに湖のほうの道に入る(確かめてないけど、水場のほうに行くと「鉄塔A」に戻るようだ)。「湖」と標識にはあるけど、実際にはため池で、ため池を構成する堰の上を通ると、クマ罠のある、未舗装車道の終点に出た。未舗装車道を少し歩くと、6:43に入山ポイントの「ダイジロ山案内図」に戻った。「ダイジロ山案内図」からは来た道をそのまま福沢地区コミュニティセンターまで戻ったけど、中央農業高校の構内では結局最後まで誰にも会わなかった。
 登山道の蜘蛛の巣と頂上の蚊に苦しめられたけど、9月ではなく別の季節に来たらまた印象が違うかもしれない。

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