比叡山3塔周回



- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 864m
- 下り
- 788m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
久しぶりに比叡山の3塔を廻るハイクに行ってきた。
西教寺北にある飯室堂から中尾坂を登って、横川中道への道だ。何度も通っている道なのに、皆に少し遅れで飯室堂に到着したおかげで、中尾坂への道を間違えて、すぐ北の尾根道(巡視路)に入ってしまい、急斜面をぜーぜー言いながら登り、標高500m付近の壊れかけの小屋に到着しても、メンバーは既にここを出発していた。電話で直ぐ上にいるとのことで、慌てて追いかけてやっと追いつくという有様であった。すぐ上が林道との合流点で日本生命の慰霊塔がそばでにある。中尾坂を登りきるまでは蒸し暑くて堪らなかったが、この林道では心地よい風が吹いて涼しい程だ。町中では信じられないくらいの涼しさである。
この慰霊塔の広場で涼しさと日陰で昼食とした。この広場には野村モミジとかいう1年中赤いモミジの大きな木が沢山あって、緑の紅葉や他の葉との色合いが何とも言えないくらいいい感じだ。これが新緑との対比であればなおさらであろう。
横川の中堂では、コロナ禍の緊急事態宣言下では人手が少ないのもうなずける。駐車場にも定期便のシャトルバスだけであった。寂しい光景ではあるが我々にとっては、車の音もせず静かでとっても良い雰囲気だ。駐車場から山道に入り、木々の切れ目から琵琶湖の方面が見えてくると暑そうな町中の様子が伺えそうである。長い平坦な道を進んでドライブウェーのトンネルを潜ると、横高山分岐の地蔵様にでる。北側には横高山への急斜面が見える。見るだけならいいが、登るとなると大変な斜面なのだ。すると玉体杉方面からトレラン者が一人で来て、この斜面を軽い様子で登って行った、やはり若い人は違うね、と我々との違いを認識した。
そこから直ぐが玉体杉で、石柱の台座があって京都の町が一望だ。その中心に緑の木々に覆われた御所があり、その手前には下賀茂神社の糺の森が見えている。真っすぐこちらに向かう川床は高野川で、右に木々の並木にように見えるのは賀茂川であろうと、ヤイヤイとあれがそうだ、これだろうと同定に忙しくやかましい程だ。
玉体杉から稜線歩きを楽しんだ後ドライブウェーと再び合流すると、峰道レストランだ。此処の展望は最高だ。琵琶湖南湖が一望できる。ミシガンらしい船の航行も見て、この峰道レストランは何十年ぶりくらいだろうか?と歳の経つ速さに驚いた。
再び山道に入り、西塔地域へと足を踏み入れ釈迦堂、みない堂、浄土院を過ぎるころ、メンバーの一人が手甲から出ている指に血が付いているのに気が付いた。これは”ヒル”ではないかと手甲を取ると人指指と中指の付け根に”ヒル”は小さくなって既に吸血はしていないようだ。他のメンバーがとっさにヒルを取ってことなきを得たが、当の本人はそれだけで大丈夫なのか如何か不安げであった。ヒルをよく知るメンバーがヤマビルの吸血の原理などを講釈して、血の汚れを綺麗にするだけで問題無いと説明することで、メンバー皆が一安心した。
西塔から東塔まで進み、根本中堂前広場で休憩したが、ここもいつもと比べて人出は1/10くらいだろうか。
あとは本坂を下るだけだが、この道も昔と比べると少し整備された場所もあって、歩き易くなった感じがする。いつの頃か、この道を戦後すぐの時のような車でも走れるくらいの道に整備するらしいとの話があったのだが、その後どうなったのであろうか?
そんなことを考えているうちに鉄塔を過ぎて、ケーブル駅がすぐ下に見える車ゲートに到着した。ここで今回のハイクの解散をして、さて反省会でもととある店に電話をすると、酒の提供は一切なしとのことなので、すごすごと家路に向かうのであった。
LCCハイク 15名
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