アポイ岳


- GPS
- 03:07
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 746m
- 下り
- 745m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:07
天候 | 晴れ、強風。稜線は烈風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道です。山頂への稜線には道が細いところもあります。 |
その他周辺情報 | アポイ山荘でお風呂をいただきました。\500 |
写真
感想
2日目は、アポイ山荘での朝風呂と、そのあとのアポイ岳登山が気持ちよかったです。七合目からの強風には吹き飛ばされそうでしたが、往復3時間の絶景ハイキングでした。
さて、いよいよ神威山荘を目指すわけですが、その前に腹ごしらえ。境町のラーメン横丁本店に入って塩ラーメン大盛りを完食しました。春巻きのような形の餃子棒も美味でした。しかしそのせいか、元浦川林道のきびしいダートに入ってから猛烈な睡魔に襲われ、運転を代わってもらったのは申し訳なかったです。
神威山荘は貸し切り状態でした。雨が降ってきて風も強く、明日もこうだったら停滞と決めました。夕飯も済んでまったりしていると、ペテガリ岳から下山してきた2名の方が入ってきました。だいぶ疲労しているようで、食事もそこそこに就寝していました。
3日目。まだ風が強く停滞のつもりでしたが、林道の土砂崩れが心配だという話を聞き、情報を集めるためにもいったん小屋を離れることにしました。これが不幸と幸運の始まり。タイヤがパンクして修理しなければならなくなり、一気にテンションダウン。それでも今後の天気予報から小屋へ戻ろうとしたら、倒木で通行不能。ペテガリ・神威は諦めるしかありませんでした。札内川ヒュッテも手前でゲートが閉まっており、帯広の東横インに泊まることにしました。
というわけで、2日目はまったり、3日目はドタバタなのでした。それでも倒木で行動不能になってしまうよりはましです。少しでも天気予報がいい十勝と大雪に行くことにして、眠りにつきました。小屋に戻る前に昼食で寄った、みついし昆布温泉 蔵三のチキンカツ定食も美味でした。 ーー 続く ーー
昨日のカムエク山行後、札内ヒュッテ泊で早朝移動、セコマで数日山籠り用の食料調達後、アポイ山荘の朝風呂へ。オーシャンビューの露天風呂に浸かりながら見る海は、空とともに綺麗なブルー。天気がいいのでやっぱり今日、アポイ岳に上ってから神威山荘へ移動しませんか?と提案し、それなら上ってから風呂が良かったね。とは思いつつもこれだけ天気のいい日に移動だけっていうのももったいないなということで、入浴後に登山開始です。明日からは天気悪いもんね〜。最初は緩やかな登山道、5合目の手前ぐらいでぐいっと上ると樹林帯を抜け、避難小屋のある5合目に到着です。海を望むいい景色です。整備されて歩きやすい登山道、明るく眺望のいい階段状の道を上ると7合目、ここで強烈な風を受けるのでした。さっきから風強めだったけど、これだけ吹くんだなーっと、体制を整えながら上っていきます。8合目には分岐があり、そのまま直進、右へ行けばお花畑経由で山頂に行けるようだ。山頂で写真を撮って下山、山頂からの眺望よりも少し下ぐらいがいい感じにでした。青空だけど爆風、すれ違う人も風が強いから山頂へは行きませんとか、追い越した際に話した方は5合目で引き返したとか。ほんとすごい風でした。そんな中でも今日もこうやって山のぼりができて良かったです。北海道の山旅も2座目を上れて順調。明日から天気は悪いけど明日は停滞覚悟で神威山荘へ移動しました。
ここからはアポイ岳に関係なく、ペテガリ岳、神威岳の山行に関することになります。(結果、登れなかったのでここに書きます)
約20キロの荒れたダートは車から降りて落ちてる枝や石をとりながら進み、なんとか神威山荘に到着。夜になってペテガリ岳山行から帰ってきた2人組が来られて4人、強風と雨の中、耳栓をして朝までぐっすり眠りました。翌早朝、この雨だと林道が通れなくなる可能性があるという2人組のお話にピンときたので、一度、電波の繋がる所に出た方がいいね。ってことで、後を追うように神威山荘を出発、ダートはまた今日も枝や石だらけ、崩れてるのではないかと想像していた先月復旧したての斜面も大丈夫で良かったが、残念なことにタイヤがパンクしてしまいました。ここから半日はタイヤ交換に費やすことになりました。親切に対応いただいたショップの店長さんに感謝です。もう今回はやめておきなさいと言われているように思ったが、タイヤを交換後、またあの神威山荘への林道ダートへ向かいました。カムイ橋を越えてしばらくするとまた枝と石をどかしながら進みました。そしてナビが神威山荘まで15キロを示す地点で目の前に3本の大木が林道をふさぐように倒れていました。これは人の手だけで運べるレベルではないので、もう無理ですね。と、反面少し肩の力が抜けて楽になったような気がしました。ということで今回のペテガリ岳、神威岳の山行は中止になりました。だけど、あのまま山荘にいたら倒木で出れないようになっていただろうと思うと、パンクは余計だったけどとりあえず動いたことに間違いはなかったんだと思いました。林道を引き返し、電波のつながるところ(神威山荘から25kmぐらいかな)で倒木の件を通報、とりあえず今日の宿泊地をと帯広のビジネスホテルを予約し、移動、翌朝十勝へ移動しました。(十勝岳の記録に続く)
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