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Yamareco

記録ID: 3318802
全員に公開
ハイキング
鳥海山

ヤベー山 加無山

2021年07月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:06
距離
11.1km
登り
979m
下り
1,003m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
0:03
合計
7:07
距離 11.1km 登り 998m 下り 1,003m
4:35
256
スタート地点
8:51
8:54
168
11:42
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス 登山前にここをチェック!
http://yamagatayama.com/archives/40
コース状況/
危険箇所等
一言でいうと「ヤベー山」です。
渡渉がたくさんありますが、本当にヤベーのは2番目の八敷代川 (はっしきだいがわ) 本流の徒渉のみで、それ以外は普通に渡れる。本流渡渉は今回は登山靴が濡れない程度に飛び石で渡れたが、状況によっては厳しくなるかもしれない。
 1番目 支流渡渉 短いが増水時少し大変かも
 2番目 本流渡渉 本文の通り (左岸→右岸)
 3〜5番目 加無沢&支流徒渉 短いので問題なし (右岸→左岸、左岸→右岸、右岸→左岸)
5番目の徒渉後、まっすぐ行きそうになるが正解はすぐ右に大きくヘアピンして戻る感じの道。一番間違えやすい場所だけどピンクテープなし。
その後の小さい沢を6番、7番と呼ぶかは微妙。

さらにヤベー核心部はコルから山頂までの部分で、ひたすら枝を掴んでのアップダウンの繰り返し。明らかに一般登山道のレベルではないが、命の危険を感じるような高度感は無し。
その他周辺情報 電波状況: docomo:17% / au:48% / softbank:22%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=ZNuay6C38W
Googleマップで「三階滝」をセットして行ったけど、全然違う林道をナビされ、自力で大滝小学校(跡)まで行ってそこから入った。林道入口から登山口までジャスト6km。
2021年07月03日 04:02撮影 by  Canon EOS 8000D, Canon
1
7/3 4:02
Googleマップで「三階滝」をセットして行ったけど、全然違う林道をナビされ、自力で大滝小学校(跡)まで行ってそこから入った。林道入口から登山口までジャスト6km。
付近は「加無山県立自然公園」に指定されています。
2021年07月03日 04:02撮影 by  Canon EOS 8000D, Canon
7/3 4:02
付近は「加無山県立自然公園」に指定されています。
林道はこんな感じ。
2021年07月03日 04:07撮影 by  Canon EOS 8000D, Canon
7/3 4:07
林道はこんな感じ。
本日の秘密兵器「防水地下足袋」! さて、役に立つのか! (笑)
2021年07月03日 04:25撮影 by  Canon EOS 8000D, Canon
8
7/3 4:25
本日の秘密兵器「防水地下足袋」! さて、役に立つのか! (笑)
というわけで、地下足袋履いての初登山。
2021年07月03日 04:37撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 4:37
というわけで、地下足袋履いての初登山。
しばらくは川に向かって少し下っていきます。
2021年07月03日 04:41撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 4:41
しばらくは川に向かって少し下っていきます。
第一渡渉点までやってまいりました。ここで防水地下足袋の実力をチェック! ダメだ!靴底滑りすぎ!急いで登山靴取りに車まで戻る。
2021年07月03日 04:45撮影 by  DSC-WX7 , SONY
3
7/3 4:45
第一渡渉点までやってまいりました。ここで防水地下足袋の実力をチェック! ダメだ!靴底滑りすぎ!急いで登山靴取りに車まで戻る。
ただコイツの実力も見てみたいので登山靴はとりあえずザックに入れ、履き替えずに再稼働。
2021年07月03日 04:56撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 4:56
ただコイツの実力も見てみたいので登山靴はとりあえずザックに入れ、履き替えずに再稼働。
再び第一渡渉点。濡れないという点では最強だね。
2021年07月03日 04:58撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 4:58
再び第一渡渉点。濡れないという点では最強だね。
しばらくは八敷代川の左岸を進みます。
2021年07月03日 05:00撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:00
しばらくは八敷代川の左岸を進みます。
本流渡渉ポイント。
2021年07月03日 05:02撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:02
本流渡渉ポイント。
地下足袋の力で難なく徒渉完了。あっという間。ただそもそもそんな大変じゃなかった。今日は。
2021年07月03日 05:04撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:04
地下足袋の力で難なく徒渉完了。あっという間。ただそもそもそんな大変じゃなかった。今日は。
旧林道かな。広めの平らな道を川の右岸沿いにしばらく進みます。
2021年07月03日 05:05撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:05
旧林道かな。広めの平らな道を川の右岸沿いにしばらく進みます。
気持ちの良い道です。
2021年07月03日 05:16撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:16
気持ちの良い道です。
登山道が一旦河原に下りました。
2021年07月03日 05:18撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:18
登山道が一旦河原に下りました。
すぐに左側に登り返すけど、先がすこし歩き辛そう。
2021年07月03日 05:20撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:20
すぐに左側に登り返すけど、先がすこし歩き辛そう。
じーっ。明らかに下の河原のほうが歩きやすそうだね、、。
2021年07月03日 05:20撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:20
じーっ。明らかに下の河原のほうが歩きやすそうだね、、。
えーい、いっちゃえー。防水地下足袋の本領発揮!
2021年07月03日 05:21撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:21
えーい、いっちゃえー。防水地下足袋の本領発揮!
歩き辛そうだった登山道を下から見上げる。
2021年07月03日 05:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:22
歩き辛そうだった登山道を下から見上げる。
いいねぇ。
2021年07月03日 05:24撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:24
いいねぇ。
沢登り楽しー。(完全に趣旨が変わってきている)
2021年07月03日 05:27撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:27
沢登り楽しー。(完全に趣旨が変わってきている)
登山道からは見えない本来の意味での加無沢出合。右が八敷代川本流 (奥は砂防ダム)、左が加無沢。
2021年07月03日 05:33撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:33
登山道からは見えない本来の意味での加無沢出合。右が八敷代川本流 (奥は砂防ダム)、左が加無沢。
加無沢に進みます。
2021年07月03日 05:37撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:37
加無沢に進みます。
んー、巨岩が行く手を阻む。ここまでか。
2021年07月03日 05:42撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:42
んー、巨岩が行く手を阻む。ここまでか。
というわけで本業に戻ってまいりました。
2021年07月03日 05:47撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:47
というわけで本業に戻ってまいりました。
登山道は今度は加無沢の右岸を遡行します。ここまで本流渡渉点からの徒渉は無し。
2021年07月03日 05:49撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:49
登山道は今度は加無沢の右岸を遡行します。ここまで本流渡渉点からの徒渉は無し。
加無沢渡渉。問題ないレベル。
2021年07月03日 05:52撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 5:52
加無沢渡渉。問題ないレベル。
安心してください。あそこは登りません。(笑)
2021年07月03日 05:53撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 5:53
安心してください。あそこは登りません。(笑)
あと大きな徒渉は無いと判断し、この辺で登山靴に履き替える。
2021年07月03日 05:56撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
7/3 5:56
あと大きな徒渉は無いと判断し、この辺で登山靴に履き替える。
こんなところまで綺麗に刈り払いされてます。感謝。
2021年07月03日 06:14撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 6:14
こんなところまで綺麗に刈り払いされてます。感謝。
再び加無沢を反対側に渡渉。休憩するにはここがベスト。
2021年07月03日 06:19撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 6:19
再び加無沢を反対側に渡渉。休憩するにはここがベスト。
足元不安定なトラバース。一般登山道なら確実にロープあるレベルだけど、無いです。ヤベーヤベー。(後で気付いたけどピッケル使えばよかった)
2021年07月03日 06:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 6:22
足元不安定なトラバース。一般登山道なら確実にロープあるレベルだけど、無いです。ヤベーヤベー。(後で気付いたけどピッケル使えばよかった)
巨木の森。
2021年07月03日 06:23撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 6:23
巨木の森。
この先の徒渉後、直進して道を間違える。すぐ右が正解だった。ピンクテープ無し。
2021年07月03日 06:26撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 6:26
この先の徒渉後、直進して道を間違える。すぐ右が正解だった。ピンクテープ無し。
倒木も多し。
2021年07月03日 06:40撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 6:40
倒木も多し。
意外に距離が長く、延々と登る道を進むので精神的にも疲れる。しかも足元ドロドロ。
2021年07月03日 06:46撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 6:46
意外に距離が長く、延々と登る道を進むので精神的にも疲れる。しかも足元ドロドロ。
2021年07月03日 07:04撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 7:04
ようやく女加無山の岩壁が見えるところまで来ました。ここでヘルメット、オンザヘッド。
2021年07月03日 07:15撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:15
ようやく女加無山の岩壁が見えるところまで来ました。ここでヘルメット、オンザヘッド。
ハリウッドのあれに似てる?
2021年07月03日 07:17撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:17
ハリウッドのあれに似てる?
細っこいロープ。あるだけでも助かります。
2021年07月03日 07:19撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:19
細っこいロープ。あるだけでも助かります。
甑山も意外と近い。
2021年07月03日 07:22撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:22
甑山も意外と近い。
ここからは女加無山の裾をトラバース気味に進みます。
2021年07月03日 07:24撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:24
ここからは女加無山の裾をトラバース気味に進みます。
胎内岩。勝手に水平だと思ってたけど、、
2021年07月03日 07:24撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:24
胎内岩。勝手に水平だと思ってたけど、、
反対から見ると実はすげー下り。後ろ向きでロープで下りました。ザック背負ったままでOK。
2021年07月03日 07:26撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:26
反対から見ると実はすげー下り。後ろ向きでロープで下りました。ザック背負ったままでOK。
と、すぐに八幡大神。登山道から結構登るのでパスしようかと思ったけど、それで何かあるのもイヤなので、、
2021年07月03日 07:26撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 7:26
と、すぐに八幡大神。登山道から結構登るのでパスしようかと思ったけど、それで何かあるのもイヤなので、、
しっかりお参りさせて頂きました。これで大丈夫だべっす。
2021年07月03日 07:28撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:28
しっかりお参りさせて頂きました。これで大丈夫だべっす。
2021年07月03日 07:31撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 7:31
ここから挽割 (男女のコル) まで、激登り。足元ツルツル滑ります。
2021年07月03日 07:36撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:36
ここから挽割 (男女のコル) まで、激登り。足元ツルツル滑ります。
蟻地獄のように何度もズルズル。
2021年07月03日 07:40撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 7:40
蟻地獄のように何度もズルズル。
ようやく、、、
2021年07月03日 07:41撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:41
ようやく、、、
コル到着。左の女加無山方面ばかりピンクテープがあったけど、そっち登れっつーことかい?
2021年07月03日 07:41撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:41
コル到着。左の女加無山方面ばかりピンクテープがあったけど、そっち登れっつーことかい?
ただ踏み跡も何も無いんだけっど。
2021年07月03日 07:52撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 7:52
ただ踏み跡も何も無いんだけっど。
正面には下っていく道っぽいものがある。地形図にはあるけど恐らく廃道でしょう。まさかここから登ってくる人なんていないよね、ね?
2021年07月03日 07:41撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:41
正面には下っていく道っぽいものがある。地形図にはあるけど恐らく廃道でしょう。まさかここから登ってくる人なんていないよね、ね?
というわけで、右手の男加無山に向けてスタート。こっちにピンクテープないけどね。
2021年07月03日 07:53撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:53
というわけで、右手の男加無山に向けてスタート。こっちにピンクテープないけどね。
ここからが核心部。気を引き締めて進みます。
2021年07月03日 07:54撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:54
ここからが核心部。気を引き締めて進みます。
さっそく足元不安定なトラバース。極狭の足場、木だけにつかまって進む。ヤベーヤベー。
2021年07月03日 07:57撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 7:57
さっそく足元不安定なトラバース。極狭の足場、木だけにつかまって進む。ヤベーヤベー。
2021年07月03日 08:00撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:00
第一露岩とうちゃく。分県ガイドには「ここで引き返せ」と書いてある。
2021年07月03日 08:00撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:00
第一露岩とうちゃく。分県ガイドには「ここで引き返せ」と書いてある。
歩いてきた沢と巨木の森。
2021年07月03日 08:02撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:02
歩いてきた沢と巨木の森。
進みます。
2021年07月03日 08:03撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:03
進みます。
激登りの笹薮。掴んでなんとかよじ登る。
2021年07月03日 08:10撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:10
激登りの笹薮。掴んでなんとかよじ登る。
ヤブと言ってもルートロストするほどのヤブではない。でも登るのはスゲー大変。
2021年07月03日 08:12撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:12
ヤブと言ってもルートロストするほどのヤブではない。でも登るのはスゲー大変。
第二露岩。山頂がなかなか近づかない。
2021年07月03日 08:17撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:17
第二露岩。山頂がなかなか近づかない。
恐らく山頂はあの奥。
2021年07月03日 08:17撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:17
恐らく山頂はあの奥。
樹林帯に下りて、戻っての繰り返し。
2021年07月03日 08:21撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:21
樹林帯に下りて、戻っての繰り返し。
残り50m。先のことを考えてここにザックをデポし、空身で最終アタック。
2021年07月03日 08:28撮影 by  DSC-WX7 , SONY
6
7/3 8:28
残り50m。先のことを考えてここにザックをデポし、空身で最終アタック。
いきなり巨岩が行く手を阻む。どっち?
2021年07月03日 08:39撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:39
いきなり巨岩が行く手を阻む。どっち?
乗り越える、が正解でした。
2021年07月03日 08:39撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:39
乗り越える、が正解でした。
すると直後に例の垂直降下ポイントが。ジャングルジムのように下っていくので空身で助かった。
2021年07月03日 08:42撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
7/3 8:42
すると直後に例の垂直降下ポイントが。ジャングルジムのように下っていくので空身で助かった。
ここから先は安全。
2021年07月03日 08:45撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:45
ここから先は安全。
そして、、、
2021年07月03日 08:50撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 8:50
そして、、、
ようやく山頂とうちゃく。
2021年07月03日 08:52撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:52
ようやく山頂とうちゃく。
赤く塗られてた三角点はすっかり元の色に戻ってました。
2021年07月03日 08:52撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 8:52
赤く塗られてた三角点はすっかり元の色に戻ってました。
帰り道途中。この写真見てもどこをどう通ったか全く覚えてない。(笑)
2021年07月03日 08:59撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
7/3 8:59
帰り道途中。この写真見てもどこをどう通ったか全く覚えてない。(笑)
確かに大変な道だったけど、命の危険を感じるような高度感のある場所は無かったね。
2021年07月03日 09:12撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 9:12
確かに大変な道だったけど、命の危険を感じるような高度感のある場所は無かったね。
無事コルまで戻ってまいりました。帰りは早かった気がする。
2021年07月03日 09:30撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 9:30
無事コルまで戻ってまいりました。帰りは早かった気がする。
コルの直下、道間違えた。全体的には右下に下っていくのだが一ケ所だけ左に進まなければならないところがあった。ここもテープ無かった気がするな。
2021年07月03日 09:31撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7/3 9:31
コルの直下、道間違えた。全体的には右下に下っていくのだが一ケ所だけ左に進まなければならないところがあった。ここもテープ無かった気がするな。
さらに帰り途中この倒木をくぐったときに気付かず、目のすぐ横を思いっきりガリっとやった。数センチずれてたら失明してたかもしれない。
2021年07月03日 09:55撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 9:55
さらに帰り途中この倒木をくぐったときに気付かず、目のすぐ横を思いっきりガリっとやった。数センチずれてたら失明してたかもしれない。
原因はこれ。整備して頂いてるのに文句は言えないけど、この残り方はさすがに危険すぎ。
2021年07月03日 09:55撮影 by  DSC-WX7 , SONY
3
7/3 9:55
原因はこれ。整備して頂いてるのに文句は言えないけど、この残り方はさすがに危険すぎ。
というわけで応急処置させて頂きました。ピッケル&保護メガネがここでまさかの活躍。
2021年07月03日 10:10撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 10:10
というわけで応急処置させて頂きました。ピッケル&保護メガネがここでまさかの活躍。
本流渡渉点。履き替えるのも面倒なので登山靴のままチャレンジしてみたけど意外とあっさりクリアできた。嬉しいような、悲しいような、、。
2021年07月03日 11:32撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 11:32
本流渡渉点。履き替えるのも面倒なので登山靴のままチャレンジしてみたけど意外とあっさりクリアできた。嬉しいような、悲しいような、、。
渡渉点のすぐ下流にある滝。
2021年07月03日 11:34撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 11:34
渡渉点のすぐ下流にある滝。
無事、帰ってまいりました。ヤベかったー。
2021年07月03日 11:41撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 11:41
無事、帰ってまいりました。ヤベかったー。
P。
2021年07月03日 11:41撮影 by  DSC-WX7 , SONY
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7/3 11:41
P。
帰りに三階滝に寄ってみようと思ったけど、、
2021年07月03日 11:59撮影 by  NIKON 1 V3, NIKON CORPORATION
7/3 11:59
帰りに三階滝に寄ってみようと思ったけど、、
この状況だったのでパス。また次回にでも。
2021年07月03日 12:00撮影 by  NIKON 1 V3, NIKON CORPORATION
1
7/3 12:00
この状況だったのでパス。また次回にでも。

装備

備考 ヤベー山セット (ヘルメット, ピッケル, チェーンスパイク, ハーネス, 保護メガネ, 安いデジカメ)

感想

「隊長!山形県の北部に「すげーヤベー」と噂の山があるとの情報が入りました!」
「なにっ!じゃさっそく現地調査だ。行くぞ!」
「ハイ!」

というわけで訪れた真室川町大滝にある加無山 (かぶやま)。加無山県立自然公園のほぼ中央に位置しますので、県境ではなく完全に山形県の中にある山です。男加無山と女加無山の二峰からなるけど、女加無山のほうには登山道もないので、今回は男加無山だけ登る計画としました。

装備としては久しぶりの「ヤベー山装備」。沢渡黒伏以来かな。その時はストックは最初から持っていかなかったけど、今回は途中までは普通の道なので、そこまでは持っていくことした。またハーネスは藪漕ぎだと逆に引っかかるし、クサリロープも少な目ということだったのでザックの中でお守り程度に。

また徒渉が多いということだったので、今回のために秘密兵器として「防水地下足袋」を準備した。以前、長靴で登ったこともあるけど靴の中で足が動いてすごく歩き辛かったので、それ以来ずっと登山靴で歩いてるけど、やはり徒渉や泥道は歩き辛いのでなんとかしたいなーとは以前から思っていた。もしこれが良かったらデフォルトにするつもり。

というわけで地下足袋履いてスタート。歩きだしてすぐの印象として「底が薄い」。路面の衝撃がダイレクトに伝わってくるので膝にちょっと良くない感じがする。で、渡渉点に来て実力を試してみると、さすがの防水性能で20cmくらいまでの水深なら全く問題なくザクザク歩けるけど、最大の問題点「滑る」。底がツルツルでとても岩場なんて歩けたもんじゃない。新品だからかもしれないけど、先を考えるとさすがに不安。というわけで急きょ登山靴を取りに車まで戻ることにした。20分、600mのロス。ただこの先の徒渉のことも考えて登山靴はザックに入れて、引き続き地下足袋で進むことに。

第二渡渉の八敷代川本流渡渉は登山靴でもなんとか行けないことはないレベルだったが、こちとら地下足袋なのでスイスイとクリア。さすがだねー。それに気をよくしてしばらく沢を歩いてみた。楽しかったな。ちなみにこの区間を帰りは登山靴で登山道を歩いてみたけど、足元不安定なトラバースの連続でかなり歩き辛かった。ただ高さは数m程度なので落ちてもケガしないレベルだけど。

道はその後、加無沢出合を経て加無沢沿いに進み、3回ほど徒渉を繰り返した後に巨木の森に入っていく。昔は休憩地点もあったようだけど今回はそれらしきところは見当たらなかった。徐々に傾斜も強まり、距離も長く感じるので我慢の登りが続く。またこの区間はドロドロ道と倒木が多かった。これだけ倒木が多いのは組織的に登山道整備がされてない証拠でしょうね。個人レベルで草刈りだけはしてもらってるけど、それも廃れるとこの先はどうなるか分かりませんね。

ようやく女加無山の岩壁が見えてくると、しばらくその裾をトラバースするように道が続く。歩き辛いが危険ではない。胎内くぐり、八幡大神などがある。一旦右に下りた後に左に登り返すと「挽割」と呼ばれる男女のコルに出る。久しぶりの休憩適地。女加無山にはかつては踏み跡があったらしく、ヤマレコにも登った記録があるけど、今日見た感じではそのような痕跡は全く見当たらなかった。もともと高いところは苦手なので、最初から登るつもりは無かったけど、、。

で、身支度整えて、男加無山へ最後のラストスパート開始。ここからまだ標高差200mある。いきなりの急登、そして左方面への足元不安定なトラバースから右へ折り返して稜線に出ると第一露岩に到着する。松があり女加無山が良く見える場所。分県ガイドには「ここで引き返せ」と書いてる。ただここまでとここから先でそう大きく道が違ってる感じはしなかった。さらに進むと道は左へ降りて樹林帯進んで登って稜線に戻る、の繰り返し(右に降りるところは一度もなし)。樹林帯部分も不安定なトラバースや「これでもか」というくらいの歩き辛い急登の連続。ただ道はしっかりしてるので見失うことはない。山頂手前50m付近でザックをデポし、カメラとスマホだけ持って空身で山頂アタック。その後に現れた巨岩を乗り越え、すぐ先の左への「垂直下降」も何とかクリアすればあとは安全な道で山頂にたどり着く。山頂部は軽く刈り払われている程度。赤く塗られていた三角点はすっかり元の色に戻っていました。

というわけでヤベーヤベーの連続だった加無山 (男加無山) 登山も無事終わりました。今回のためにわざわざ準備した防水地下足袋を今後どうするかだけが宿題だね、、。

※後日、防水地下足袋を別の山で一日履いてみましたが、全然ダメだった。滑るし、石踏んだら痛いし、親指と人差し指の間が皮むけたり内出血するし。登山靴のほうがはるかに良いですね。。

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