秋田駒ヶ岳 - 花の名峰と横尾根の稜線漫歩@八合目


- GPS
- 05:21
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 772m
- 下り
- 772m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:20
歩行時間:5時間21分
最低高度:1300m(駒ヶ岳八合目) 最高高度:1637m(男女岳)
累積標高差(登り):659m
累積標高差(下り):651m
天候 | 6/26:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
アルパこまくさ登山者駐車場(240台−無料) ◆マイカー乗り入れ規制中の路線バス 羽後交通駒ヶ岳線(アルパこまくさ〜駒ヶ岳八合目):往復1260円 |
写真
感想
念願だった秋田駒ヶ岳の登行。雪解けの高山植物開花を心待ちにしていた。
早朝予報では午後から雷雨マーク…今日はほぼ稜線だから最悪引き返すか?
でも秋田県ほどの北方であれば梅雨前線の影響は少ないのではないだろうか…
などと自問自答しながら往路田沢湖を目指す。
田沢湖の気温は17℃、かなり涼しい朝で肌寒く感じた。
標高の高い八ヶ岳の登山口とほぼ変わらない気温だ。
8時過ぎにアルパこまくさに到着するが一歩遅く満車となった。
少し下りたところに駐車してバス待ちの列に並ぶ。
何度も来ているという地元の方が
こんなにたくさんのクルマとバス待ちの列は初めて見たと仰っていた。
大型バス3台と小学校登山の1台で駒ヶ岳八合目を目指す。
麓から山頂を目指し、登頂を堪能してこそ山の醍醐味ではあるが
バスで山頂近くまで上がってしまう登行も嫌いではない。
山岳路線を上がっていくたびに登行意欲が掻き立てられワクワクする。
まるで小学校の遠足気分だ。登山者たちの嬉々とした雰囲気も悪くない。
八合目からは数百名とも言える登山者の数。まるで立山室堂のような喧騒。
全行程で視界に登山者が入る山歩きをしたのは、昨年の乗鞍岳以来かな。
お陰でクマ出没に懸念する事もなく、植生観察と写真撮影に精が出せた。
雪解けを待って群落を広げるチングルマと砂礫地のタカネスミレが見事だった。
男岳登頂時に少しずつ霧が晴れていく様相を感じ、天候を確認。
雷雨予報が見事に消えていたので、安心して登行計画通りに歩く決心をする。
ムーミン谷と呼ばれる地と横尾根の稜線歩きは是非ともこなしておきたかったが
国見温泉から歩いてこそ横尾根を堪能出来るものだろう。
横尾根の長大さに圧倒される反面、国見から歩いてきた登山者を羨んだ。
男女岳を登頂せずとも、あの尾根は是非とも周回してみたくなった。
花の名峰とは秋田駒ヶ岳にピッタリの冠名。
地元では雪深いアルプスの3000m峰でなければ早々見られるものではなく
危険性の高い雪解けシーズンはなかなか近寄り難い。
大変貴重な植生観察を堪能できた。また違った季節に歩いてみたいと思う。
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