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Yamareco

記録ID: 3307364
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ヶ岳 - 花の名峰と横尾根の稜線漫歩@八合目

2021年06月26日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:21
距離
10.0km
登り
772m
下り
772m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
0:37
合計
5:20
距離 10.0km 登り 772m 下り 772m
10:06
32
10:38
10:39
17
10:56
10:57
12
11:09
11:16
31
11:47
12:05
15
12:20
8
12:28
12:29
18
12:47
12:48
15
13:03
13:05
14
13:19
13:24
16
13:47
13:48
3
13:51
11
14:02
49
歩行距離:10.0km
歩行時間:5時間21分
最低高度:1300m(駒ヶ岳八合目) 最高高度:1637m(男女岳)
累積標高差(登り):659m
累積標高差(下り):651m
天候 6/26:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
◆自家用車
アルパこまくさ登山者駐車場(240台−無料)

◆マイカー乗り入れ規制中の路線バス
羽後交通駒ヶ岳線(アルパこまくさ〜駒ヶ岳八合目):往復1260円
アルパこまくさより
田沢湖を望む
4
アルパこまくさより
田沢湖を望む
駒ヶ岳八合目(標高:1300m)
立山並みに登山者が大勢
1
駒ヶ岳八合目(標高:1300m)
立山並みに登山者が大勢
旧硫黄鉱山跡
荒涼とした旧道コース
2
旧硫黄鉱山跡
荒涼とした旧道コース
片倉岳(標高:1456m)
ガスで田沢湖は見えない
1
片倉岳(標高:1456m)
ガスで田沢湖は見えない
岩壁のミヤマダイコンソウ
風に揺れる
1
岩壁のミヤマダイコンソウ
風に揺れる
ハイマツの実
ホシガラスの大好物
2
ハイマツの実
ホシガラスの大好物
木道はじまり
霧に包まれ幻想的
1
木道はじまり
霧に包まれ幻想的
チングルマの白い絨毯
雪消えを追って群生する
2
チングルマの白い絨毯
雪消えを追って群生する
阿弥陀池(標高:1530m)
1
阿弥陀池(標高:1530m)
チングルマ群生が見事
1
チングルマ群生が見事
まずは男岳に向かう
浮き石の多いガレを進む
1
まずは男岳に向かう
浮き石の多いガレを進む
男岳山頂がうっすら見える
なかなか霧が晴れない
1
男岳山頂がうっすら見える
なかなか霧が晴れない
男岳(標高:1623m)
ムーミン谷の急坂を下る
1
ムーミン谷の急坂を下る
小岳の火砕岳
へこんだ山容が特徴的
2
小岳の火砕岳
へこんだ山容が特徴的
駒池とチングルマのお花畑
2
駒池とチングルマのお花畑
ムーミン谷を見上げる
チングルマの群生が見事
5
ムーミン谷を見上げる
チングルマの群生が見事
何度も何度も
足を止められた
1
何度も何度も
足を止められた
駒池のほとりで大休止
カエルの合唱が聞こえる
2
駒池のほとりで大休止
カエルの合唱が聞こえる
女岳
南部カルデラの火砕丘
1
女岳
南部カルデラの火砕丘
女岳の噴気地熱域
1
女岳の噴気地熱域
正面に横尾根を見る
1
正面に横尾根を見る
傾り泉水
溶岩流の跡地
富士山御殿場道のように
荒涼としている
1
溶岩流の跡地
富士山御殿場道のように
荒涼としている
横尾根を振り返る
快適な尾根道の稜線漫歩
もっと歩いていたい
1
横尾根を振り返る
快適な尾根道の稜線漫歩
もっと歩いていたい
大焼砂
横岳へ続く稜線歩き
足場が固まらず歩きにくい
2
大焼砂
横岳へ続く稜線歩き
足場が固まらず歩きにくい
タカネスミレの群落
好んで砂礫地に咲かせる
1
タカネスミレの群落
好んで砂礫地に咲かせる
横岳(標高:1583m)
男女岳と阿弥陀池
時間短縮のため
残雪をグリセードで下りて
浄土平の木道に出た
2
男女岳と阿弥陀池
時間短縮のため
残雪をグリセードで下りて
浄土平の木道に出た
物凄い数の登山者
のちほど擦れ違うだろう
1
物凄い数の登山者
のちほど擦れ違うだろう
旧道コース入口に戻る
単独の方が下りて行かれた
2
旧道コース入口に戻る
単独の方が下りて行かれた
阿弥陀池と男岳
再び戻ってきた
1
阿弥陀池と男岳
再び戻ってきた
最後に男女岳を登り返す
標高差は100mほど
1
最後に男女岳を登り返す
標高差は100mほど
男女岳(標高:1637m)
秋田駒ヶ岳の最高峰
2
男女岳(標高:1637m)
秋田駒ヶ岳の最高峰
登頂撮影用の標識
2
登頂撮影用の標識
うっすら田沢湖が見えた
1
うっすら田沢湖が見えた
阿弥陀池と横岳
阿弥陀池を一周して
下山に取り掛かる
2
阿弥陀池を一周して
下山に取り掛かる
阿弥陀池避難小屋
有料トイレ併設
2
阿弥陀池避難小屋
有料トイレ併設
主峰男女岳を振り返る
素晴らしい花の名峰だった
1
主峰男女岳を振り返る
素晴らしい花の名峰だった
季節を変えて
また歩いてみたい山
1
季節を変えて
また歩いてみたい山
枝払いされているが
背丈以上の樹林の道
1
枝払いされているが
背丈以上の樹林の道
焼森へ続く砂礫の道
1
焼森へ続く砂礫の道
焼森(標高:1540m)
地味だが眺望は良い
1
焼森(標高:1540m)
地味だが眺望は良い
雫石町と盛岡市を遠望
2
雫石町と盛岡市を遠望
湯森山が近い
右奥にうっすら岩手山
ずっと繋がっている壮大な道
3
湯森山が近い
右奥にうっすら岩手山
ずっと繋がっている壮大な道
ハクサンチドリ
マイヅルソウ
ゴゼンタチバナ
ズダヤクシュ
ベニバナイチゴ
ムラサキヤシオツツジ
3
ムラサキヤシオツツジ
オオバキスミレ
三角の大きな葉が特徴
3
オオバキスミレ
三角の大きな葉が特徴
イワカガミ
白花が割と多かった
4
イワカガミ
白花が割と多かった
ウラジロヨウラク
3
ウラジロヨウラク
コメバツガザクラ
3
コメバツガザクラ
ベンケイソウ
岩場に群生
2
ベンケイソウ
岩場に群生
ミヤマダイコンソウ
日当たり良い稜線に群生
3
ミヤマダイコンソウ
日当たり良い稜線に群生
真っ白なイワカガミ
4
真っ白なイワカガミ
ムシトリスミレ
イワイチョウ
コバイケイソウ
今年は開花の年
3
コバイケイソウ
今年は開花の年
チングルマ
阿弥陀池や浄土平など
雪消えを追って群生が見事
2
チングルマ
阿弥陀池や浄土平など
雪消えを追って群生が見事
ヒナザクラ
岩場に可憐に咲く
3
ヒナザクラ
岩場に可憐に咲く
エゾツツジ
開花は近そう
3
エゾツツジ
開花は近そう
モミジカラマツ
ミヤマハンショウヅル
横岳の稜線にひっそりと
3
ミヤマハンショウヅル
横岳の稜線にひっそりと
コマクサ
大焼砂で開花はじまり
4
コマクサ
大焼砂で開花はじまり
ミヤマキンバイ
タカネスミレと共に
3
ミヤマキンバイ
タカネスミレと共に
タカネスミレ
光沢のある葉が特徴
砂礫地の群生が素晴らしい
3
タカネスミレ
光沢のある葉が特徴
砂礫地の群生が素晴らしい
白いハクサンチドリ
テガタチドリ?
5
白いハクサンチドリ
テガタチドリ?
ミネザクラ
花期はほぼ終了
2
ミネザクラ
花期はほぼ終了
シラネアオイ
サンカヨウ

感想

念願だった秋田駒ヶ岳の登行。雪解けの高山植物開花を心待ちにしていた。
早朝予報では午後から雷雨マーク…今日はほぼ稜線だから最悪引き返すか?
でも秋田県ほどの北方であれば梅雨前線の影響は少ないのではないだろうか…
などと自問自答しながら往路田沢湖を目指す。

田沢湖の気温は17℃、かなり涼しい朝で肌寒く感じた。
標高の高い八ヶ岳の登山口とほぼ変わらない気温だ。
8時過ぎにアルパこまくさに到着するが一歩遅く満車となった。
少し下りたところに駐車してバス待ちの列に並ぶ。
何度も来ているという地元の方が
こんなにたくさんのクルマとバス待ちの列は初めて見たと仰っていた。
大型バス3台と小学校登山の1台で駒ヶ岳八合目を目指す。

麓から山頂を目指し、登頂を堪能してこそ山の醍醐味ではあるが
バスで山頂近くまで上がってしまう登行も嫌いではない。
山岳路線を上がっていくたびに登行意欲が掻き立てられワクワクする。
まるで小学校の遠足気分だ。登山者たちの嬉々とした雰囲気も悪くない。
八合目からは数百名とも言える登山者の数。まるで立山室堂のような喧騒。
全行程で視界に登山者が入る山歩きをしたのは、昨年の乗鞍岳以来かな。
お陰でクマ出没に懸念する事もなく、植生観察と写真撮影に精が出せた。
雪解けを待って群落を広げるチングルマと砂礫地のタカネスミレが見事だった。

男岳登頂時に少しずつ霧が晴れていく様相を感じ、天候を確認。
雷雨予報が見事に消えていたので、安心して登行計画通りに歩く決心をする。
ムーミン谷と呼ばれる地と横尾根の稜線歩きは是非ともこなしておきたかったが
国見温泉から歩いてこそ横尾根を堪能出来るものだろう。
横尾根の長大さに圧倒される反面、国見から歩いてきた登山者を羨んだ。
男女岳を登頂せずとも、あの尾根は是非とも周回してみたくなった。

花の名峰とは秋田駒ヶ岳にピッタリの冠名。
地元では雪深いアルプスの3000m峰でなければ早々見られるものではなく
危険性の高い雪解けシーズンはなかなか近寄り難い。
大変貴重な植生観察を堪能できた。また違った季節に歩いてみたいと思う。

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