記録ID: 3274879
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無雪期ピークハント／縦走
八幡平・岩手山・秋田駒
【和賀岳】薬師岳登山口からピストン
2021年06月11日(金) [日帰り]
岩手県
秋田県
りきまる
- GPS
- 08:58
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,332m
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日帰り
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:57
距離 15.4km
登り 1,340m
下り 1,347m
14:27
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
避難小屋には，なんと水洗トイレがあります。小屋の脇には水量豊富な水場もあって，前泊や後泊には最適ですね。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ 特に危険なところはありません。ただし，稜線は直射日光がまともに当たるので，帽子や日焼け止めなどの備えが必要です。稜線の標高が低く，日陰も乏しいので，夏場は熱中症対策が必要だと思います。 ・ 登山口の甘露水や滝倉水場では冷たく美味しい水が採水できます。多めに汲んでおいた方が安心だと思います。 |
| その他周辺情報 | ・ 最寄りの日帰り温泉 川口温泉奥羽山荘 入浴料は500円。サウナ・露天風呂あり，シャンプー＆リンス＆ボディソープは馬油を使用。日帰り利用者用の休憩室あり。 ・ 宿泊は，楽天トラベルから予約可能。この日の宿泊は，なんと私一人でしたが，夕食時に社長が出てきて，自慢の日本酒を振る舞って頂きました。アルコール類も田沢湖ビールや地酒，秋田ワインなどいろいろ揃っていて，値段はリーズナブル，お勧めできる温泉宿でした。 |
写真
薬師岳登山口には新しい避難小屋が建ってます。水洗トイレや水場もあって，前泊や後泊利用に活用できますね。
避難小屋脇の駐車スペースにクルマを駐め，左奥の車止めの脇をすり抜け，その先へと林道を歩き出します。
倒木で登山道が塞がれているポイントには，赤旗で迂回ルートが指示されています。
ブナの幹に巨大なコブ。なにやらプラスティックのプレートが飲み込まれています。
渡渉ポイントのすぐ上が，滝倉水場。最後の水場です。右の沢は上流から流れてきますが，左手の流水は斜面から直接湧き出しているので，飲用に利用するなら，左手の流水がお勧めですね。
6/11 6:33
渡渉ポイントのすぐ上が，滝倉水場。最後の水場です。右の沢は上流から流れてきますが，左手の流水は斜面から直接湧き出しているので，飲用に利用するなら，左手の流水がお勧めですね。
刈払機が3台置かれていました。帰りには無くなっており，この場所の上の方も盛大に刈り払われていたので，この日のうちに回収して作業を終了されたのでしょう。ご苦労様です。
6/11 6:52
刈払機が3台置かれていました。帰りには無くなっており，この場所の上の方も盛大に刈り払われていたので，この日のうちに回収して作業を終了されたのでしょう。ご苦労様です。
尾根に上がって直射日光にさらされる手前の，日陰があるこの場所で食事＆給水休憩。
休んでいると頭上から蝉の鳴き声。見上げると蝉がブナの木に止まっていました。
目指す和賀岳が見えた！まるで朝日連峰の大朝日岳のような，実に堂々とした山容ですね。でもまだまだ遠いな。
この稜線を歩いて行きます。気持ちよさそうだけど，距離が長いです。
薬師平には池がありますが，水は濁っていて利用できそうにありません。カエルがいっぱい。
左奥のピークが和賀岳の山頂。途中，二つのピークを越えていきます。
中央右に羽後朝日岳を望む。奥は，昨日歩いた秋田駒ヶ岳（左）と岩手山（右）。
右奥に薬師岳，左のピークは1337m峰。このあいだを，和賀川源流が流れています。
カシミールで展開した登降図。累積標高差は約1500m，沿面距離は15.9km。歩き甲斐がありました。
この日は，登山口から約12kmのところにある，川口温泉奥羽山荘に宿泊しました。食べきれないほどの美味しい料理に舌鼓。大満足でした。
6/11 17:12
この日は，登山口から約12kmのところにある，川口温泉奥羽山荘に宿泊しました。食べきれないほどの美味しい料理に舌鼓。大満足でした。
風呂上がりに飲んでいてそんなに飲めないので，一杯だけ注文しました。さすがクラフトビール，香りと舌触り，味わいがたまらない。
4
6/11 18:04
風呂上がりに飲んでいてそんなに飲めないので，一杯だけ注文しました。さすがクラフトビール，香りと舌触り，味わいがたまらない。
お肉料理に合わせて，秋田ワインの赤を頂きましたが，とってもフルーティ。美味しかったです。
感想
・ 秋田駒ヶ岳登山の翌日に，普段なかなか足を伸ばせそうに無い，奥羽山脈の名峰，和賀岳に登ってきました。
・ ルートは秋田県大仙市の薬師岳登山口ルートをピストン。岩手県側は登山道が崩れていて，危険なようなので，やむを得ずピストンでの登山としましたが，おかげで復路は安心してのんびり花の撮影を楽しみながら歩くことが出来ました。
・ 薬師分岐を過ぎて初めて姿を見せる和賀岳は，実に堂々とした山容で，まるで朝日連峰の大朝日岳のよう。名峰の名にふさわしい姿でした。
・ 薬師岳からの縦走路は，最初は軽快に歩けましたが，途中からは結構なヤブ漕ぎも。それでも，薬師岳から1時間40分ほどで山頂に到着できました。
・ 山頂からの眺めは雄大です。北には昨日登った秋田駒ヶ岳や岩手山の眺め。南側は和賀川の源流域となる和賀山塊の稜線が続いています。森林限界が低く豪雪の影響もあって，稜線は灌木程度しか生えておらず，見晴らしがとても良かったです。
・ また，イワカガミやハクサンチドリ，シラネアオイ，ミヤマキンバイ，オオバキスミレなど，美しい花々を楽しむことが出来ました。盛夏にはさらにいろいろな花が咲き誇るとのこと。秋の紅葉も，さぞかしきれいなことだと思います。
・ 飯豊連峰や朝日連峰などメジャーな山域だけでは無く，昨年歩いた船形連峰など，東北には，実に魅力的な山域が数多くあることを実感しました。
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